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【17限目】誉めて育てる

2020年7月23日

書写 1年生

昨年、1年生(5クラス)の書写の時間を担当することになりました。

1年生の担任の経験は多かったのですが、専科としては初めてなので、授業をどう進め、担任の先生方と連携をどうとるかを考えました。

5クラスの進度などを考えると、書写シートを使って、その時間に仕上げていくという方法で授業を進めていくことにしました。

入学してきた児童は、名前を書く、本を読むことが出来る児童もいれば、名前のお手本を見ながらやっと名前が書ける子もいて、個人差がとても大きい学年です。

その差があっても、みんなが興味をもって継続して学習できるような内容を考えなければいけません。

このような観点から1年間を通してやり続けることを決めました


1)書くときの姿勢・鉛筆の持ち方 (写真を黒板に貼る)

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・足の裏を床につけて、足の間を少し開けます。(足ぺた)
・背中を伸ばしてすわります。(ぴん)
・手でシートを軽く押さえます。(とん)
・机とお腹、椅子と背中の間を少し離します。
・鉛筆は指に力を入れず、軽く持ちます。親指と、人差し指で鉛筆を持ち、なか指をかるくあてます。


2)シートを使って授業をする (拡大コピー)

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個人差を出来るだけ少なくするために、シートを黒板の縦にあう大きさに拡大コピーをする。(B4のシートをA4に縮小して拡大コピーにかけると黒板にちょうどの大きさになります。)

黒板に貼ることで、子どもたちは、どの場所に書くのかが理解できます。目で見て分かるようにします。


誉める

最初は、一文書くごとに、一人ひとりのシートを見て回り、声掛けをし、いい所を褒めていきます。指示通りに出来ていない子をチェックしていきます。

一回の指示で、全員が聞き取れることはないので、次の文字を書いて机間巡視するときは、気になる子たちを見ながら、集中できるように声掛けもしていきます。

どの子にも褒めます。誰かと比べるのではなくて、その子の頑張りを褒めます。誰でも褒められたら嬉しいです。

褒めるところが見つからない子に、いい姿勢で字を書いていたので、「姿勢がいいね。姿勢がいいと字もきれいに書けるね。」と、言いますと、他の子供たちが一斉に姿勢を良くしたのです。みんな褒めてもらいたいのです。

特に、誉めて育てるということはとても大切な事ですし、子どもも私も穏やかで楽しい時間になります。子どものいい所を見つける力は、教師にとってとても大切で身につけることが必要です。


5限目で紹介しまた「子どもは親の鏡」をもう一度、読み直してみました。

 ・励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
 ・広い心で接すれば、キレる子にならない
 ・誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
 ・愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
 ・認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
 ・見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

1年生という学年は、字も書けなかった子が、ひらがな・カタカナ・漢字を覚え、2年生になるときには、作文もしっかり書けるようになります。

書写の授業を通して時間を重ねるごとに、目に見えて学習の成果が分かる教科だということを実感しました。学ぶ事、知る事、出来るようになる事が、楽しい事だと実感出来る一年であってほしいと願っています。


【編集担当より】

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「紫陽花とフリージアのドライフラワー」

「誉めて育てる」ことが今回のテーマのようです。仕事やスポーツなどにおいても、いかに育てる、育成するかは常に語られるテーマで、誉めて育て行くことの大事さはよく取り上げられれます。しかしながら、なかなか誉めるのは難しく、相手のことをしっかりと愛情をもって見てあげることができないと、成長につながるよな言葉がなかなか出てこないものです。マネジメントの研修でもどういったコミュニケーションをとるべきかというのは、よくテーマになります。振り返るといろいろと失敗しました。

ふと、記事を読んで思ったのは、文字を覚えるというのは、社会とかかわる範囲が飛躍的に広がることで、その第一歩を踏み出す現場というのは、大変面白い環境だなと感じました。自分がいつ文字をかけるようになったかは思い出せないですが、いろいろな先生や家族などの支援があったのでしょうね。

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教師生活50年の母親の経験を少しでも社会に還元したいと思いnoteを始めます。小学校や中学校、高校、特別支援学校で勤務しながら、3人の息子を育てました。教員の方や保護者の方に向けて少しばかりのご支援になればと思います。知恵袋や学級通信として、ご自由にお使いください。編集担当:息子
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