見出し画像

目の前のことから順番にやってはいけない。

こんにちは

小久保昌代です。

先日は、

新しく入られた生徒さんとリアルにお会いし

会食セッション。

聖路加ガーデン47階のイタリアンで

夜景をご馳走に

新しい世界に躊躇なく飛び込まれる

生徒さんの楽しいお話を伺いました。




色々な生き方をしている女性たちのお話は

とても刺激的ですね!

その中で、脳の使い方というテーマがメインでしたが

こんな話題に触れました。

アンカー → こうだから

トリガー → こうなるはずだ

という思い込みに囚われている人が多いという話です。



例を出すと…

アンカー→「このお金を使ったら」

トリガー→「お金は増えない」「お金は稼げない」

アンカー →「子供の頃、〇〇だったから」

トリガー →「幸せになれるわけない」

といった

こうだから→こうなるだろう

という思い込みの強さに縛られている人が

多いということです。

体験セッションなどで、私も新規の方のお話を伺うと

ほとんどがこのパターンです。

それで、なぜこのような状態になるのかを

今日は紐解いていきたいと思います。

ゲシュタルト能力という脳の使い方の

テクニックといえるものがあります。

まずゲシュタルトとは?

ゲシュタルト心理学から生まれた用語で

全体を、部分の寄せ集めとしてでなく、ひとまとまりとしてとらえた、対象の姿。形態。

という概念です。


脳の使い方を「ゲシュタルト」という概念で捉えた時

「全体と部分」両方を把握し

先に「全体情報」を知ってしまえば

たった一つの「部分情報」であっても

何かを成し遂げてしまうのが人の優れた脳の使い方であり

慣れれば誰でもできるということです。


では

それを邪魔するのは何かというと

なんと!

「順番」という固定概念です。

・目の前のことから順番にやっていこう

という固定概念です。


私は20代の頃

初めてスキーを覚えるために

スキーの腕前が素晴らしい先輩と一緒にスキー場にいきました。

その先輩は

なんと、ゲレンデについたら、いきなり上級コースに私を連れていきました。

ですが、その先輩のおかげで、あっという間にスキーが上達したことを

覚えています。


これが、「全体」→ ゲレンデ、 「部分」→ 初・中・上級コース

ということになります。

一般的なら

初級から始まって、中級、上級と行く道をイメージするでしょう。

ですが、その先輩は経験上

全体(ゲレンデ)が既にわかっている状態で私をすぐ上級コースに連れていったのは

スキーにおいて、コースを順番にこなすことの弊害を知っていたから。


これが先にお伝えした

こうすれば(トリガー) ← こうなるだろう(アンカー)

(想像だったり幻想だったりします)

という構図です。


次のステップを踏むには

〇〇と〇〇と〇〇をこなす必要がある

ということ自体を疑わない。

「もしかしたら一気に行けるかも?」という意識が

盲点に隠れ

「順番通りにやるのが正しいのだ」という思い込みが

強くなった時

最短距離を、楽しく、より簡単に行く方法が

盲点に隠れて見えなくなる

これが脳の使い方としてはありうることです。


苫米地式コーチングで

ステップバイステップのゴール設定をするのではなく

一気にぶっ飛んだ現状の外のゴールを作ることは

この脳のゲシュタルト能力を最大限に使うためなのです。


私たちは子供の頃から

・目の前のことから順番に片付けなさいと

大人たちから教育を受けているはず。

ゴール逆算方式がなかなか定着しないのは

あなたの

「こうなれば」→ 「こうなるだろう」

という幻想かもしれない思い込みが

あなたの飛躍を止めている可能性がいくつもあるということ


まずはここを知って

日常のことから

「全体情報とは何か?」

「部分情報とは何か?」

を見つけてみるのも楽しいですよ。

おそらく

起業成功したい方は

順番でやってきたことで迷路にハマったことさえ

見えてくると思います。


今日のメッセージがあなたのゴール達成に

役立てれば嬉しいです。

それではまたメッセージいたしますね!

あなたのゴール達成を心より応援しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?