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伊東温泉競輪のついでに伊豆大川「磯の湯」に行ってきた

ちょうど伊東温泉競輪で記念競輪をやっていたし、休みも合ったので、久々に伊東駅を超え、伊豆急まで足を延ばし、競輪を打つついでに温泉につかってきた。温泉地競輪のだいご味であるね。


伊豆大川駅へ

今回向かったのは初めての場所伊豆大川。伊豆高原駅の一つ先の特急の泊まらない小さな駅の駅である。

伊豆急の路線図より

この伊豆急の中では始発駅の伊東駅、競輪場がある南伊東、ハイキングコースのある城ヶ崎海岸、温泉やテディーベアミュージアムのある伊豆高原あたりは有名であるが、その先はバナナワニ園の伊豆熱川、温泉や宿の多い伊豆稲取、河津桜の河津、終点の下田あたりで、まず伊豆大川はぴんと来ない。しかし東伊豆三大露天温泉といわれる温泉があると聞き、そのうちの一つが以前つかった、伊豆熱川の「高磯の湯」で、もう一つが最近有名になった伊豆北川の「黒根岩風呂」と聞き、がぜん興味がわき行ってきた次第です。

交通手段

西武線沿線に住んでいることもあり、あとで競輪場に行く時間もたっぷり確保したいし、11時ごろ伊豆大川駅につけるように計算する。東急東横線乗り入れ直通電車で横浜まで向かい、今回は横浜から伊東まで踊り子号。伊豆高原まで踊り子はいってくれるが、伊豆高原での乗り換えの電車は、伊東乗り換えでも同じ電車であるのと、特急料金が伊東までであればお安く乗れるのというのと、伊東駅でのみ売っている伊豆高原までの往復お得切符「ぷらっと伊豆高原割引往復乗車券」を購入すれば、お安いので今回はそういうせこいルートを使った。

距離がギリ100キロ未満なので特急券がお得
伊豆大川まで伊東から片道920円
それと比較して
伊豆高原から片道伊豆大川まで220円
割引切符が1000円、伊東下車して切符を買うだけで500円安くなる。

余談ではあるが、別に違法でもキセルでもないのであるが、伊東駅でこのお得切符と伊豆高原ー伊豆大川の往復乗車券をくれと窓口で求めても「伊東駅では伊豆高原からの切符は発券できない」と言われます。んじゃぁどうすんの?って聞いたところ、無人駅なのでそのまま出ていただいて、乗車証明書でのちに清算してくれ、と言われます。
曜日と時間にもよると思いますが、あちしの場合はまぁ、しょうがねぇと、とりあえず伊豆急に乗車したところ、車内清算ができたので、行きは車内清算、帰りは伊東でパスモスイカで清算しました。ご参考までに。

伊豆大川駅

というわけで、伊東から少しの時間電車に揺られ伊豆大川駅へ。途中伊豆高原駅で修理中のリゾート21の黒潮電車が車両ごとにばらされているのとか見れて面白かったりしましたが、「他にも見るべきところはあったろう、けしきとか?」と思われるかもしれません。先に書いておきますが、ぶっちゃげ、春一番が吹き荒れる状態での雨。さならが台風かよと思える状況が時々あったりと、写真撮ってる場合じゃねぇのが実情でした。今回写真少なめ。

伊豆大川駅は、隣の伊豆北川、伊豆熱川などと並び海の見える駅として有名。電車から降りてホームから身を眺めると「まさについた!」っていう気持ちになれる駅ですが、高台にある駅のため、強風で傘が持てない状態。その雰囲気はぜひ晴れた時にでも皆さんで確かめるか、ネットで引いてみてください。

さて、到着したのは11時7分。温泉自体はもうオープンしてるし、お雨なのでとっとと地図を確認して温泉へ向かう。

基本的にひどい悪天候の中足元に気を付けて温泉を目指す。伊豆半島は平地が少なめで、伊豆大川も高台に駅があり、坂を下って温泉へ。なぜそこまでして温泉に向かうのかというと、まぁ、ここの場合そう遠くないからかな。10分かからない程度でたどり着けます。しかもその最中におすすめポイント通過しながらなので、ちょっとした観光をまとまって楽しめます。

で、到着しました伊豆大川「磯の湯」

駅からしばらく坂を下がっていきますと、ほぼ迷うことなく露天風呂「磯の湯」に到着。

磯の湯入り口

この会談トンネルをくぐるとそこに温泉施設があります。事前にくる前に下調べしておいたのでわかっていましたが、そうでないとちょっと躊躇しそうな入り口です。しかもこの日は大雨で、椿が散りまくっているのが不安を余計に誘いましたね。でもちょっと冒険みたいにわくわくした気分です。しかしよく見ると

「本日入浴出来ます」の文字とは裏腹に入口がひもで閉じられています。うそーん、と思いつつ脇を見ると脇の看板に

川が増水している場合は・・・

回り道の案内が。いや、まぁ、実際には事前に調べて知ってたんだけれどもね。実際に通行止めだと驚きがある。まぁ、それくらい天気悪かったんだって。以下は公式の写真の引用になりますが、おとなしく回り道、といっても回り道というほどでもなく、どちらかというとこのトンネルが近道位な感じで、サクッと付いたのがこの磯の湯

写真は公式から
晴れているのは公式の写真だから

時代の風情を感じる建物が見えてきます。壁際の細い路地を進むと受付があり「あら、こんな雨の中ご苦労様ぁ」と受付のおばちゃんが元気に案内してくれました。男女別のお風呂にちゃんとなっているので入浴料の500円を払って脱衣所へ。脱衣所は大体1畳くらいでコインロッカーとかはなし、非常に古きよく脱衣所というしかない感じ。まぁ、外目から見てもわかると思うけれども、お風呂自体も小さめで5人入ればもういっぱいいっぱいかな。
で、お待ちかねのお風呂がこちら!

写真撮影禁止なので公式の写真

誰もいないので、写真撮ってもよかったんだけれども、ここはそういうことせずにね。濁り湯、というか、色のついた透明に近い感じ。茶色がかったお湯がすぐ目に入ってきます。伊豆にたくさんの温泉はあるけれども、濁り湯という回路がついている温泉はここくらいという珍しい場所でオーシャンビューです。オーシャンビューよりも個人的にはちょうど湯のふちにあたるところの石、床がオレンジ色に鉄分の成分で染まっているのがいい感じでしたね。伊豆でこういうのが見れるところは少ないと思う。
洗い場はなしで、シャンプー石鹸は使用禁止。お湯で純粋にあったまるための施設です。

お湯の温度はちょっとぬるめで長い間浸かれる感じ。本当は塩泉なので長湯はあまりよくないのかもしれないけれどもね。あと、雨だったからどうしても長湯に。ちなみに露天ですが屋根があるのでちゃんとぬれずにお湯につかれる部分があります。全体の2/3くらいかな。
「お湯加減はどうですかー」という受付のおばちゃんの声が聞こえたので、「ちょっとぬるめですかねぇ」と返すと「わかりましたー」と返事がありバルブをさらに開いてかけ流しの温泉の量を増やしてくれました。小さな温泉ならではのコロロも体も温まるできごとだったなぁ。これで500円はお値打ちだね。今度は是非はれてるときに来たい

伊豆大川の街歩き

街歩き、というほど大きな町でもなく、小さな温泉町の伊豆大川。数件の温泉宿がある、本当に小さな町。でも、そこそこの見どころがありましたね。それが小さな町だけに温泉川駅までの10分以内のところにまとまっている。歩きやすいスポットだったのでちょっと紹介。大雨のために写真は公式のものになるけれども。

卵の自販機

伊豆大川HP公式より

卵の自販機がスポット?と思うかもしれないけれども、観光の公式にあるのだからしょうがない。200円と300円の2種類の生卵の販売。海たて新鮮な卵ということでかってみました。大玉とかいろいろとありましたね。ネックはお土産として持ち帰るときに割れないように気を付けることです。買ってみて、家で早速生卵食べてみましたがとてもおいしかったです。

大川因わさび園

伊豆大川HP公式より

カクダイわさび園とよむ。伊豆大川にあるわさび園のわさびの直販所です。農家の自家栽培のわさびが買えます。ちなみにあちしが行ったときはシーズンでなかったのかわさび本体はなし。
お土産用にわさび漬け(小)とわさびの茎のしょうゆ漬け、ワサビみそを購入しました。わさび園という小野に観光に行ったことがないので初めての体験でしたが、家に帰って開けてみたら、まぁおいしい。わさび漬け、辛いだけじゃなくてほんのりとした甘みを感じましてね。辛いだけじゃない、香りと甘みを感じる味は酒のあてにばっちりでした。通販もやっているようです。

時間がなくて行けなかった

伊豆大川公式より

満月堂さん。
お菓子屋さん。サザエの形の最中とか成金豆というのが楽しめるらしい。電車まで4分だったためにあきらめた。駅の真ん前。

足湯
雨だったのでよらなかったのと、電車まで4分だったからよらなかった。ゆとりがあれば電車まで浸かりましょう。

おまけ
伊東駅すぐそばの居酒屋「まるたか」で買った「うずわ味噌」がかなりおいしかったです。

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