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山陰代替、清津峡・松之山温泉計画

 山陰の旅行が難しくなったので(いけなかないが、メインにしてた宿が台風で被災してそこを譲るかというと、カニは食いたいし、じゃぁ来年にとなったので代わりの旅行を考える。そこでスポットを当てたのが新潟。以前から気になっていた清津峡に柱状節理と温泉を楽しみに、ついでにそばにある松之山温泉に泊まって、天下に名高い松之山温泉を堪能して紅葉ということになった。両方とも起点は越後湯沢になるしね。まぁ、両方とも越後湯沢から遠いけれども。


ところがどっこい

 急な話のなで予約サイトを見ると基本的に埋まっている。紅葉のシーズンは10月中旬から11月上旬ということなのだけれども、土曜日は空いてない。
清津峡の温泉は清津館しかないのでそこを基軸に考える必要がある。

https://kiyotsukan.com/

 清津峡(宿でなく観光地のほうね)のことを調べてみると10月28日から11月5日までは完全予約性になるらしく、そこが紅葉の中心。となると28日が取れないとなると、前倒しか後回しになるが、10月31日は京王閣記念競輪ゴールドカップの決勝があるので無理。仕事の都合、阿佐ヶ谷で眼鏡関係のイベントに行くのでそこも無理となる。

 そこを押さえたのち、一緒に旅行に付け加える松之山温泉の宿を調べる。宿自体はたくさんあるのだが…。

 ぐぇ、空いてない!結構宿自体はあるんだけれども、結構混んでるのと、あと基本的にお宿がハイグレードすぎて高いのだ。もちろんお安いお得なプランもあるのだが、2か月前では手も足も出ない。正直侮っていた。6室しかなくて5つの貸切露天風呂の宿とか、利き酒のお宿とか面白そうではあったのだけれども、それでも条件に合う宿がなかったわけではない。松之山温泉凌雲閣である。はっきり言ってもうし分ない宿。露天風呂がないのが弱点だけれども、源泉かけ流しもあり、歴史的な風情の宿である。何よりびっくりするのはそのリーズナブルさ。

 ちょうどよく清津館と日程が合わさるひがあり、ならばここで予約を取ってしまおう!というわけで新潟旅行決定。旅行行く前なので日程は一応秘密。

で、どこら辺を回るのか?

どこを周るのかというと、越後湯沢からバスで向かう日本三大峡谷の一つ清津峡と清津峡温泉、日本三大薬湯の一つ松之山温泉ということになる。

https://kiyotsukan.com/

 大体において日本三大なんちゃらってのは3つ目があいまいだったりする中で、この二つは比較的依存のない三大らしく、峡谷は黒部峡谷(富山)、清津峡谷(新潟)、大杉谷(三重)、薬湯は有馬(兵庫)、草津(群馬)、松之山(新潟)であり、見事新潟かぶりだし、それも新幹線最寄り駅が越後湯沢ということでまとめていってきてみようということに。欲張りかもしれないけれども、2回に分けてゆくのも逆に金かかるしね。 

清津峡

 新潟県十日町市にある峡谷。とにもかくにも柱状節理が見事なことで、日本三大峡谷に数えられる場所である。ここに紅葉を見に行きつつ、その柱状節理を拝んてみたい、よい温泉もあるし、というのが始まり。厳密にいえば山陰に行けなくなったのが始まりではあるが。アートのことはさておきながら、この柱状節理は一生に一回は見てみたいと思うので行ってみようかと。お宿の貸切温泉は1回目はただ、2回目は300円高、ここはケチらずに2回戦行きたい。お母んと二人で、混浴するつもりもないので、そこらへんは計画的に考えてみたいと思う。紅葉の季節なのでアートな写真が取れない可能性もあるが、朝っぱら朝8時半のオープンから清津峡トンネルに行くのもありだろう。一回1000円をケチるかどうかであるね。あちしはケチらないつもりだ。

清津峡温泉公式HPより

清津峡アクセス 
チェックイン14:00 路線バス500円
越後湯沢 
13:10 13:34
14:10 14:40 (シャトル) 
15:10 15:34
清津峡トンネル営業時間 8:30-17:00 1000円
十日町 12:50 13:25 (シャトル)
アウト10:00 
9:17 9:45
9:40 10:15 十日町(シャトル) 
10:55 11:30 (シャトル)


松之山温泉

 松之山温泉は日本三大薬湯の一つ。草津の湯はすごく強めの酸性温泉で殺菌効果が抜群で昔から有名。同じように有馬の湯はプレート直結型の温泉で温泉成分の濃さがとんでもないことになってたり、炭酸泉があったり、放射能泉があったりと、さすがすぎる感じ。松之山温泉はジオプレッシャー型といって地中の圧力で温められ、圧縮された非火山性の温泉。すごく簡単に言うと圧力手石油になる前の温泉(つってもあと1万年とかかかるかもしれないが)。太鼓の温泉でこれも日本で有数の濃さを誇る温泉。通常の温泉の15倍以上の濃さを持つ高張性弱アルカリ温泉。確かに有馬は化け物で約60倍の濃さがあるが、それとはまた別の成り立ちの温泉であり、ここでしか味わえない温泉なのである。この温泉に浸かりに行ってみたいというわけである。
 ちなみにお宿は日本秘湯を守る会の凌雲閣。単純に空き宿と値段の問題であるね。凌雲閣立派なお宿な割に値段がとってもリーズナブル。

松之山アクセス 
チェックイン まつだい駅15:21到着 湯沢14:16 塩沢14:33 浦佐14:35
アウト 9:30ー9:50まつだい駅10:33 塩沢11:09 湯沢11:22 

交通の便とどこによるか?

 基本的に清津峡も松之山も基本的には越後湯沢からのアクセス。そのそばで遊べところを探してみた。例によって朝から酒を呑むのでレンタカー車は考慮しないものとする。

湯沢高原パノラマパーク


 うーむ、個人的趣味が凝縮されているかといえばそうでもないのだが、せっかく駅から近くて絶景が楽しめるのであれば行ってみてもいいかなぁ程度。ハイキングに使えそうで30分か1時間程度の散策を楽しむのもありかなぁ。1時間40分のパノラマコースがよさげなんだけれども、これ往復なんだよな。

ベランダ石打

清津峡からシャトルバスで行ける場所。なれども、うーん、おしゃれ方向に全部りしてる感じだなぁ。正直優先度は湯沢高原におとるかな。行くんだったらどっちかだね。ちなみにどっちも雨だったらいかないだろう。

その他湯沢駅周辺

越後湯沢駅から徒歩15分の公園。そこからさらに15分でたきが見れるらしい。

越後湯沢駅

 普通にかなり遊べるし、酒の確保とか、時間調整で、間違いなく今回の旅の拠点の一つになると思われる。お土産もここだろう。

塩沢宿

塩沢宿。駅徒歩5分。北国街道の宿場町を再現した宿場町。もてなし手形を予約して遊べば2時間程度遊べる。なかなか楽しめそうだ。

石川雲蝶巡り

日本のミケランジェロというキャッチフレーズで売り出し中の彫刻家。いやもう生きてないけれども、文化財としてなかなかに素晴らしくて見ごたえがありそう。

場所が越後湯沢ではなく隣の浦佐になるが、ここも新幹線はある。帰りこの駅を使うか、最初にこの駅によるかだね。駅から観タクというのがあり、観光タクシーで2時間コース、3時間コースで回れる。

これを踏まえたうえでどこを周るか?

ルート的に確定しているのは
越後湯沢ー清津峡(1泊)
 清津峡ー松之山温泉(1泊)
  松之山温泉ー帰宅(上越新幹線、浦佐、越後湯沢)
となる。
周りたい、周れて時間がつぶせるとなると、
1,塩沢宿(2時間+ごはん)
2,湯沢高原パノラマパーク(3時間+ごはん)
3,浦佐雲蝶巡り(3時間+ごはん)
の3つに絞れる。
ちなみにきっぷとしては、えきねっととくだねで「浦佐まで買って越後湯沢で乗り捨てる」、「浦佐から買って越後谷沢から乗るの」が利口(どちらも合法確認済み)。

それぞれをいつ周ってみるかをシュミレーション

1日目

1日目ーA 浦佐
大宮8:13ー浦佐9:17 地元を6時50分くらい 9:17-12:17雲蝶巡り
 ご飯は越後湯沢13時。清津峡14:40チェックイン
大宮9:17ー浦佐10:32 地元を8時前(むさしの号利用)10:32-13:32
 ご飯は浦佐、清津峡15:34チェックイン
なお日没は16:57 清津峡トンネル営業時間8:30-16:30

1日目-B 塩沢宿
大宮9:17ー越後湯沢10:20 10:30 塩沢10:47
塩沢ご飯込み2時間50分
塩沢13:33 越後湯沢13:51 越後湯沢14:10 清津峡14:40チェックイン

1日目-C 越後湯沢
大宮9:17ー湯沢10:20
越後湯沢 ご飯込み3時間50分
越後湯沢14:10シャトルバス 清津峡14:40チェックイ

2日目

2日目ーA 浦佐
9:00-9:17-9:47湯沢 10:21ー10:32浦佐
浦佐4時間
浦佐14:35ーまつだい15:20

2日目-B 塩沢宿
9:00バス停へ、9:17 9:45 越後湯沢 塩沢10:47 ご飯込み4時間
宿前シャトルバス9:40 10:15 十日町 塩沢11:09 ご飯込み3時間半
 塩沢宿は2時間+ご飯で周れる。
塩沢14:33ーまつだい15:20

2日目-C 越後湯沢
9:00バス停へ、9:17 9:45 越後湯沢
 湯沢高原パノラマパーク 
ご飯込み4時間 ご飯はパノラマパーク 
越後湯沢14:16ーまつだい15:20

3日目

3日目‐A 浦佐
9:30ー9:50まつだい駅10:33 越後湯沢11:22 ごはん
越後湯沢 13:14 13:48 3時間 
浦佐17:03 大宮18:16

3日目ーB 塩沢宿 
9:30ー9:50まつだい駅10:33 塩沢11:09
ご飯込み4時間半 塩沢15:37 15:55越後湯沢
16:03越後湯沢 たにがわ えきねっと 17:03大宮
16:24越後湯沢 とき   えきねっと 17:15大宮
17:16越後湯沢 とき   えきねっと 18:16大宮

3日目ーC 越後湯沢
9:30ー9:50まつだい駅10:33 越後湯沢11:22
湯沢高原パノラマパーク
ご飯込み4時間半
16:03越後湯沢 たにがわ えきねっと 17:03大宮
16:24越後湯沢 とき   えきねっと 17:15大宮
17:16越後湯沢 とき   えきねっと 18:16大宮

これらの情報をまとめると・・・

1,初日に浦佐で雲蝶巡りをするのは時間的に厳しい。3時間コースを見るには6時50分に家を出る必要がある。
2,浦佐と越後湯沢では駅の規模が越後湯沢のほうがでかくて新幹線町には適している。それを踏まえると最終日に雲蝶巡りはちょっともったいないかもしれない。
あとは好み問題になるだろうけれども、どこでご飯を食べるか?になると思う。越後湯沢名物へぎそばを食べるのであれば、1日目に散策終わって13時ごろ駅近辺で食べるか、3日目に越後湯沢11時半ごろに食べてから散策するかの2択。どっちでもいいといえばいいかな。

ちなみにえきねっとの金額比較
浦佐 指定30・4450 指定10・5730 グリーン6040 自由6050 指定6380
湯沢 指定30・4220 指定10・5440 グリーン5810 自由5720 指定6050
差額 指定30・230 指定10・290  グリーン230  自由330 指定330

おそらく
1日目 越後湯沢
2日目 浦佐
3日目 塩沢宿、かな。

1日目-C 越後湯沢
大宮9:17ー湯沢10:20
越後湯沢 ご飯込み3時間50分(最長)
ハイキング1時間40分、ごはん1時間、移動その他1時間
ゴンドラ時間
00,20,40 湯沢まで徒歩7分。酒の買い出しを考えること。
10:40ゴンドラ、1時間40分ハイキング12:20
12:40ゴンドラ
13:00ゴンドラ 13:07ふもと
ごはん

越後湯沢14:10シャトルバス 清津峡14:40チェックイン
清津峡見学と温泉
2日目ーA 浦佐
8:30清津峡 写真
9:00-9:17-9:47湯沢 10:21ー10:32浦佐
浦佐4時間(ご飯込み)
タクシー3時間コース、ごはん1時間
浦佐14:35ーまつだい15:20
3日目ーB 塩沢宿 
9:30ー9:50まつだい駅10:33 塩沢11:09
ご飯込み4時間半 
おもてなし手形2時間、ごはん1時間、あまり1時間
塩沢15:37 15:55越後湯沢 
(一本前14:50ー15:08、その前13:33)
16:03越後湯沢 たにがわ えきねっと 17:03大宮
16:24越後湯沢 とき   えきねっと 17:15大宮
17:16越後湯沢 とき   えきねっと 18:16大宮

行きの電車だけ期目と置いて、おもてなし手形の準備があるので、天気予報を見て決めるが、これがベストかな?雨の山歩きはしない方向で。

以下、参考時刻表



越後湯沢めし

浦佐めし

塩沢めし

20:31 大宮発むさしの号あり、新秋津20:53

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