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清津峡松之山温泉旅行記2


前日まで

2日目

清津峡の朝

 新潟旅行初日は越後湯沢でハイキング、昼飯食べて清津峡、峡谷の柱状節理が見事で、清津峡温泉もよかった。お宿のめしおいしかったなぁ。

公式より

 清津館の朝ご飯はこんな感じ。これにまずは温泉で作った温泉が湯がついて、それとは別に、ご飯とお味噌汁。コーヒーと、牛乳、リンゴジュースが飲める。写真の小さなお鍋は火にかけて卵を焼く目玉焼き用。やっぱりご飯がおいしかった。あちしはちょうどいい量だったけれども、ご飯食べきれなかったほかのお客さんがラップで朝ご飯の鮭とで簡単なおにぎり作ってもらってたのは良かったな。

 さて、お宿ではバスの時間によって時間が変わり結構ゆったりお湯につかっていくことも可能だったらしく(調べてないのでわからないが)、12時近くまでいる人もいるようでしたが、あちしらは次の予定があるのでお宿の送迎で清津峡入り口のバス停まで送ってもらう。9時のお宿を出て9時17分発の路線バスで越後湯沢へ。この後越後湯沢の駅で次の電車までえらく時間がありつなぎが悪いのであるが、お宿の送迎の人によると「どんどんどんどん、不便にしやがる、バスのホウン数とか便利な時間がへちゃってねぇ、次の選挙で入れねぇぞって脅してるんですけれどもねぇ、こっちにとっちゃ大きな問題なのに」とのこと。
 越後湯沢駅に着いたのは9時50分ごろ。目的地は浦佐なのだが、上越線は約1時間後、上越新幹線は30分後。となればもったいなけれども1駅分新幹線を使っての移動。観光地ので時間を優先することになる。

浦佐から石川雲蝶めぐり

 11分間だけ新幹線(1390円で差額は880円)に乗り浦佐駅へ。障害2度目の訪問。前に来たのは20年くらい前に車で弥彦にきて集中豪雨で高速道路寸断されて、おじやあたりから下道で越後湯沢を目指してた時に目の前を通過し、田中角栄の銅像みて、なんじゃこりゃ?って思って以来かな。
 何のために浦佐の駅に来たのかというと、駅には何もない(丹波加角栄の像はある)のであるが、石川雲蝶という江戸末期の芸術家の作品がたくさん残っているからである。この辺から燕三条あたりまでいろんな場所に点々と作品が残っているのだが、浦佐と小出の駅から観光タクシーが出ていて、これで効率よく回れるのである。逆言うとタクシーでなきゃこんなものまわり切れないのである。しかし3時間で1200円であれば、観光としてはアリであろう。

石川雲蝶とはなんぞや?というのはこちら。

 日本のミケランジェロがキャッチコピー。ちなみにこの観光タクシー事前の調べでは予約なしですぐ乗れるということでしたが、ものの見事に浦佐の駅前タクシーがいなくて電話で呼び出す羽目に。呼び出し量はかからないけれども、念のために電話番号は押さえておくとよいでしょう。すぐにタクシーは来ました。呼べばすぐ行くというところまでは調べておきました。
 で、実はこのタクシー、フレキシブルにいろいろと相談に乗ってくれます。一応旅の計画ゆとりをもって計画を立てているのだけれどもごはんとか考えると時間がね。一応公式では3つのお寺を永福寺、西福寺、龍谷寺の順番で周ると書いてあるのだけれども、相談したらば逆回りも可能。逆回りで最後到着を小出駅にすることでだいぶ時間が稼げる。お昼ご飯も浦佐よりも小出のほうが良かったのでそれでお願いすることができた。

龍谷寺

 まず寄ったのが浦佐から一番近い龍谷寺。地方のお寺なので出階はでかいけれども、そんなに目立ったお寺さんではない。ここがあちしとしては石川雲蝶との初対面。ここには雲蝶の透かし彫りの欄間がある。ほーどんなものかなぁと、ほかに観光客もいないし、さほど期待しないで境内に入る。(もちろん境内内写真撮影禁止なので写真はすべて公式や新潟の観光ナビから拝借するものになるが)、最初はふーん、こんなものか、と思う程度でしたが、それは別の人の作品。隣にはめてある欄間とは出来が雲泥の差、すごいとしか言いようのないものがそこに、ほかに参拝客のいないお寺の中にはあった。

透かし彫りの欄間

 なにこれ?どうやってるの?透かし彫りでこんなのもほれるの?見た瞬間に魂を持っていかれる感じ。誰が見てもすごい。一瞬にしてとりこになる。こんなもの国宝級のものじゃないか?それを肉眼で、何のヵべも、ガラスもなく、日常生活の距離で拝むことができるの?感動以外の言葉がない!

 これほどのものが一般にまだ何も知られていないのはもったいなさすぎる!一件目のお寺から衝撃と感動に打ち震える。しかしこれはまだ序章でしかなかった!

西福寺

パンフより

 次に訪れたのは西福寺。ここは圧巻だった!「タクシーの運転手さんにここがメインなので、ここに見学時間避けるように回るといいですよ、1時間見てもいい」と言われたお寺。ここでは圧倒的な石川雲蝶才能を見せつけられることになる。
 境内内は写真撮影もちろん禁止だが、お寺の外観は撮影可能。

開山堂の装飾
圧倒的なつくり込みの天狗
外の欄間もものすごいつくり込み、多分法話
ものすごくいたるところに工夫がある


 境内に入る前からその彫刻に圧倒されます。甘風にさらされてるところでこれ?すごすぎない?なるほど、「越後日光開山堂」と呼ばれるのも(あちしは知らんかったが)納得は行く。詳しくは↓

 中に入ってさらにびっくり。坊さんと雲蝶が博打して負けて6年ほど滞在して誠意工夫を凝らして寄贈したとは言うものの、彫刻だけでなく多彩な方面への才能を見せつけされる。目の前に雲蝶が描いた三国志三顧の礼の絵が描かれた襖、孔雀が遊ぶ襖、崖の上の蒙古が描かれた襖、それぞれ絵のタッチが違いカラーモノクロいろいろあって、彫刻だけでなく多彩な才能をいかんなく発揮した人だというのがわかる。

新潟観光ナビのHPより

 なんなんだこの人の才能は。なんでも鑑定団に出てきてびっくりな価格が付くようなのがもう見てわかる!そんな絵画が隔てるものなく目の前にあるなんて!ほかにも遠近法を生かした透かし彫りなんかもあり、すごいなぁ、と思うものの、

遠近法の透かし彫り 新潟観光ナビより

 圧巻なのはその開山堂と呼ばれるお堂の中。天井の彫像が素晴らしいをとーり越してすさまじい!

新潟観光ナビより

 天井の彫刻、欄間の透かし彫り、仁王像、仏教絵まですべて雲蝶の作品。こんなものを6年で?!メインの天井彫刻

新潟観光ナビより

 写真じゃ絶対伝わりきらない生の迫力!実物はこんなもんじゃない!すごかった!これがまだまだ人に知られてないなんてもったいなさ過ぎる!なんというか、欄間とか天井彫刻とか高い位置にあるので、首がとにかく疲れるのではあるが、すさまじい至福の時間であった!満足!

永林寺

パンフレットより

 最後に寄ったのが永林寺。ここはカラーの欄間の透かし彫りの天女像が有名。石川雲蝶で検索するとしばしば出てくる天女像である。当時の美人を雲蝶さんの理想像が見て取れるほか、ヒスイ彫りのカエルとかが置かれている。ここもお道内にたくさんある仏具として仏間としての雲蝶さんがすごいのであるが、この天女像、ちゃんと透かし彫りで、天女のきれいな背中が拝まるのが特徴。

 背中のほうの写真はなかなか見つからなかったのですが、探せばあります。片方が未婚の背中で片方が既婚の背中でなかなかに色っぽいです。

新潟観光ナビより
日常のものも永林寺では見れる 新潟観光ナビより

 いや本当に素晴らしかった!これほんとお勧めですよ、タクシーで周れるし、マイナーで空いてるうちにいっとくべき。あと、今回の雲蝶巡りで思ったのは、おすすめは浦佐から龍谷寺をスタートにすることかな。2時間コースなら別として3時間コ-スで龍谷寺からだと、最後がこじんまりしてしまう。最初の驚きは龍谷寺で、それから大きな衝撃に向かいほうが感動的だと思われる。

清福寺開山堂、かやぶき屋根を含めこの構造を治せる人がもいいないらしく保護のために鉄筋の屋根が建設された。

小出からご飯と乗り鉄

上越線の穴場小出駅富貴亭

 観光タクシーで浦佐に戻らず小出の駅へ。こう見ると小出のほうが遠回りに見えるが、実際に時間はかかるのだが上越線ー飯山線で十日町出たほうが安いのだよ。ほくほく線高いので。ほくほく線早いけれどもね。目的地はまつだいです。

新潟路線図の一部

 小出を選んだ理由に日本酒とお昼。浦佐はお昼ご飯あんましピンと来るところがなくて。いや、この間京王閣で仲間と話をした時に「小出にご飯食べるところあるの?」と言われたのですが、あるんですよ、駅前に。そこが富貴亭。

 まぁ、鯉でお昼にやってるお店ここしかないんだけれどもね。写真から見ると定食屋のように見えますが、これでも立派な越後名物のお店。写真でって新潟名産の餅豚を使った味噌カツ丼。これも名物だしへぎそばだって注文できる。さらには小出にある酒蔵の「緑川」が飲むことのできるお店。時間があればぜひに寄りたかった。観光タクシー逆回りとタクシー運転手さんが意図せずしてありがたいことに飛ばしてくれたので1時間半も電車にゆとりができたので、安心してお店へ。そして昨日越後湯沢で食べることのできなかったへぎそばを注文!「ごめんねぇ、今日終わっちゃったのよ」

もう飲むしかねぇ

 というわけでこの店のもう一つの名物イワナ定食を頼む。1200円だったかな。お店の中にある水槽の中で元気に泳ぐイワナをおかみさんが網ですくいだし、びちびちバケツの中ではねるのを横目で見つつ、あぁこれが来るのかと楽しみにしながら、焼きあがるのに時間かかるので、といただいた枝豆と追加で注文した山芋わさびで緑川をちびちびやりつつ、来ましたイワナ定食。

イワナ定食

 メニューとかの写真見ると値段にばらつきがありますが、あちしの時はイワナの刺身がなくて1200円。これイワナ相当おっきいんですよ。お茶碗もおっきいのでわかりづらいかもしれませんが。非常にいい塩梅で焼かれたイワナがまさに焼き立てで最高の味。これを新潟の白米と日本酒でキメる!かなりお値打ち。小出駅のそばには観光やながあるくらいなので、これが元気でおいしい!他のお客さんは地元の人らしく味噌カツ丼頼んでる人が多かったな。おかんと二人で、一人はみそカツ丼頼んでシェアするのもよかったかな?
 只見線の始発駅で、おかみさんたちの只見線愛溢れるお店で、店内は只見線の情報もたっぷり。小出駅から只見線に向かった地、只見線から来て列車待ちの時には是非にお勧めできるお店です。そういやぁ只見線いたので写真も取れたしね。

小出駅と只見線と山

少々乗り鉄

 目的地はまつだいで電車が多いのは上越線、六日町まで戻ってほくほく線が正解なのだが、時間が幸運にもできたので、そのタイムリミットより早い越後川口方面まで向かい、そこで飯山線を捕まえ十日町へ向かう。一番ご飯どころとして充実してるのは六日町だが、六日町でランチにする場合は時間が限られて多少あくせくするのもあり小出でご飯。結果的に大成功だったし、同じ道を何度かとおるいのはつまらないので乗り鉄モード。

小出駅、普通は駅舎をとるよな
天気も良く乗り鉄が楽しい

 越後川口からは気動車で十日町へ。1両編成の気動車は風情があるね。ひたすらまっすぐな道を十日町まで。

上越線と飯山線
飯山線は頑張ってるね

 途中下条駅の写真、なんだこれはと思って写真を撮りました。

使い道がよくわからない建物

 家帰って調べたら十日町市のアートの仲間だったようです。
 十日町駅でほくほく線に乗り換え。時間があったので十日町の駅で近くにあるスーパーでビールを仕入れてこの地域の庶民の味を調べる。どうもみそ系のものが多く、味噌漬けていろいろとつまむのかなぁなどと感想を持つ。ちょっと荷物になるのでここでは仕入れなかったけれども、越後湯沢のお土産屋には中田のでここか、まつだいの道の駅(駅併設)で仕入れることをお勧めします。
 十日町駅でほくほく線に乗り換え。

ラッピング飯山線とほくほく線のホーム

 ほくほく線で面白かったのは時代と真逆方面に進む社内のコンセントがあったことかな。思わず写真撮っちゃったよ。

松之山温泉凌雲閣

 さて軽い乗り鉄を済ませ、ほくほく線まつだい駅。絵金つくと目の前に凌雲閣の送迎車が止まっており迷うことなくお宿へ。ほんと目の前なので「すいません、ビール買い足したいんですけれども」などといえるわけもなくそのまま直で凌雲閣へ。ほかの宿泊者さんがたくさんいた手前バシャバシャ写真は撮れなかったんですが、大地の芸術祭関係の看板とか見どころは車中でもあります。しかしながら、昨日の清津峡もそうなんですが、宿までの風景、ところどころに見えてくる棚田が見事です。

 秋なので、刈込も終わえり「水田に水が反射して金色」とか、「稲穂が神戸を垂れている黄金の園」とかいう感じには見えないのですが、かなりたくさんの棚田が見れてそれだけでも楽しいです。

凌雲閣周辺散策

 お宿についてチェックインをみんなで済ませ、まずは昨日同様カメムシの処理から。

お茶請けが笹団子だったのはうれしい

処理が終わったらば明るいうちに松之山温泉街と周辺散策。凌雲閣の裏手から軽いハイキングコースになっていて、ちょっとした秋の散策にちょうど良い。

散策マップ

 早速散策マップをフロントで受け取りお散歩へ。「赤と青の散策ろはここのところ毎日くまの目撃事例や痕跡が発見せれてるので暗くなる前に自己責任で勇気と責任をを」「持てるかそんなもん!」 アスファルトの道で散策しました。

日本秘湯を守る会 松之山温泉凌雲閣

 ちょっとした温泉街を散策しお土産屋で土産物と温泉娘をチェックし大地の芸術祭散策して滝見て帰ってきましたが、それなりには楽しめたよ。ほんと今熊が多いのね。旅館の裏ですら歩く気になれんわい、そんなもの。裏山あって楽しそうだったけれどもね。

温泉娘 松代山棚美
一応整備されている

温泉

 松之山温泉はマグマなどの地熱で温められた温泉ではなく、化石温泉と呼ばれる長期熟成の太古、1万2千年前から圧縮されてる海水の温泉。要は普通の温泉とは違う珍しい温泉なのですね。その影響下成分がものすごくこい。成分量が1リットル当たり1万5千から1万6千mgと一般の温泉の15倍くらいの濃度!草津温泉より濃い濃度の温泉で、こんなもの日本全国でもそんなにない。まずはその温泉の貸切風呂に入る。貸切風呂は湯舟が大きくない分、源泉かけ流し。
 そもそも松之山温泉は先ほど書いた特徴によりその量に限りがある。今ある温泉が枯れたらおしまいなので、そりゃぁ、すぐに枯れるような量ではないものの、温泉資源を大切にしなければならないという自覚がある。ので、ほとんどの温泉は源泉かけ流しではなく、循環方式とかけ流しを合わせたお風呂になっている。しかし小さなお風呂に関してはかけ流しができるので、家族風呂の貸切だけは源泉かけ流しなのである。「源泉温度がかなり高く熱くては入れないので、水で薄めて入ってください」とのこと。
 貸切風呂の扉を開けると、鼻に独特のちょっと焦げたような香りが入ってくる。あからさまに普通の温泉ではない香り。おぉ、これが松之山温泉のお湯なのかと新鮮な驚き。そして薄緑色の透明なお湯が眼下に入る。

貸切家族風呂

 軽く手を突っ込んでみる。うん、熱くて入れるわけがない。仕方がないので水をじゃぶじゃぶ入れながらかき混ぜてはいる。何とか意地で入ったものの、ちょっと暑すぎてよくわからなかったのが感想。仕切り直して大浴場へ。

大浴場
凌雲閣公式HPより

 貸切風呂と違い湯気もそこそこ、ますますバスクリンをちょっと茶色っぽくした透明のお湯が目に入る。温泉の効果のうちに天地効果というものがあるが、まずこの独特のちょっと焦げたような香りに花から温泉を感じ、この透明感ある緑色のお湯に目を奪われ、これだけで気分が良い。ぬるぬる間とかそういうものでは清津峡温泉などと比べると少し物足りないものの、確かに温泉に浸かっているという感じは肌で感じられる。循環とかけ流しの合わせ技で作られたこの温泉、人が気持ちよく入れるように工夫と試行錯誤がされているのだなぁと感謝の気持ちも沸き上がりましす。本と暑くもなくぬるくもなくてね。
 濃度が濃いと書いたものの、お湯自体はすごく柔らかくて入りやすい温泉。草津とかと比べると濃度はこっちのほうが上なのに入りやすいのが不思議な感じ。お湯から上がると長く湯冷めしないし体が軽くなる感じはさすが日本三大薬湯という感じで、とても面白かったです。ほかの温泉ではちょっと味わえないかな。本当に湯冷めしないので汗がすごく出て気持ちいです。

 蛇足かもしれないけれども、飲泉ができます。ある意味だとこれはおすすめ。小さな試飲用の紙コップを源泉のほうに持って行って汲み、熱いのでさめるのを待って、これを一口飲む。

 とんでもない味がしてこんな感じになります。一口だけでもう十分。怖いもの見たさでぜひどうぞ?ぐべってなります、ほかで感じたことのない味です。まったくもってうまくはない、後悔の味です。

凌雲閣のご飯

 晩御飯は部屋食ではなく食堂で。

 今回はお品書きがあったのでそちらも。やはり売りは新潟の豚とキノコかな。白ワインゼリーもおいしかったんだけれども、きのこの寄席豆腐とおつくりの山女か岩魚のいくらみたいな魚卵がとってもおいしかったです。

寄席豆腐、うまかった。

 もちろん今宵も米どころらしく、日本酒の飲み比べでフィニッシュ。

 ご飯は今晩もおいしかったです。

文化財の宿凌雲閣

 さて、今宵の宿凌雲閣は文化勢の宿である。最初の写真で見た通り古めなお宿ではあります。あちしが停まったのはお安めのお値段の2階。3階のほうが2000円高くてより文化財的なお部屋が多く、冷暖房がエアコンらしい。2階灯油ストーブ。長野渋温泉の金具屋ほどではないが昔の良き旅館の雰囲気を味わえます。

廊下、みのみたいの中はは消火器
大工さんの工夫が見て取れる
あちしが泊まったお部屋

 文化財見学ツアーみたいなすごみと凄みはないけれども、旅館単体だけなら銀山温泉の能登屋旅館と比べてもそこまでではないけれども、十分楽しめます。ただもちろんあちらは町温泉街全体の価値は巣ゴブルものすごいものがあるので、純粋な比較にはならないかもしれないけれども、温泉のスつはこっちのほうが上だし、

極上の温泉につかって、部屋からこんな感じの小規模だけれども棚田を眺めながら泊まれるのもなかなかのものですよ。1泊1万3千円という破格のお値段で一泊2食付きで。できればここで2000円ケチらずに3階に泊まってみるのがおすすめかな。お部屋にトイレはないけれども。それだけの問題だよ。

写真撮ってないのでスッカスカの3日目に続く。

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