2020年 秋華賞の自転車的回顧
2020年10月18日 秋華賞 (GⅠ)
優勝馬 デアリングタクト
秋華賞は1番人気のデアリングタクトが直線で鋭く脚を伸ばし、史上初、無敗の牝馬3冠を達成しました。
デアリングタクトは前肢が短く、ピッチ走法で走ります。
フロントセンターの短い自転車のような馬体をしています。
短めのフロントセンター
パドックでは最後尾を回っていましたが、テンションが高くチャカついていました。
返し馬も最後に馬場入りし、テンションが上がらない様ゆっくり返しに入りました。
レースは、内側からマルターズディオサが先手を取りました。
2番手にはホウオウピースフル、3番手にはウインマリリンが付けます。
デアリングタクトは中団の外目に位置を取りました。
淀みない流れでレースは進み、マルターズディオサの先頭で4コーナーを迎えます。
直線に入ると、馬場の内側を走っていた馬は伸びを欠き、外を回った馬が脚を伸ばしてきます。
デアリングタクトは、馬場の真ん中あたりを通り追い込んできました。
内側からマジックキャッスル、外からはパラスアテナとソフトフルートが迫ります。
しかしデアリングタクトの脚色は衰えることなく、そのまま先頭でゴールしました。
2020 秋華賞
©jraofficial
今回のデアリングタクトの走りは、寛仁親王杯の太田竜馬選手(徳島)の捲り追い込みの様でした。
10月15日(初日)前橋3R
S級1次予選2035m(6周)
写真をクリックしていただくと、
KEIRIN.JPの競走映像がご覧頂けます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?