殿様の手紙


羽田から小松空港まで、飛行時間はわずか40分!でも空港から金沢駅までが、さらにバスで40分。


ノドグロ丼。



ノドグロ寿司。北陸といえばノドグロ。



金沢は戦火にあわなかったため、武家屋敷がそのまま残っていて趣がある。

古文書も沢山保存されていて、内容がすごく面白い^_^

「とてもヒマだからすぐ来て。来ないということは風邪でもひいたのか。おしゃべりしようよ。」「今日まだ来てない。なぜ家にいるのか。待ってるのに。かん五郎も誘ってきて。急いで来て。」「まだ寝てないからすぐ来て。」「今風呂入った。早々に来て。すぐ来てほしいから一筆書いた。」「追伸 ヒマだから来るのを待ってる。すぐ来て。」

現代ならあまりのウザさに既読スルーされる典型的な文章だけど(それどころかブロックされるかも)、殿様(前田利長公)が使いの者に届けさせているので、もう行くしかない。行かないという選択肢はない。


別の藩主(前田斉広公)から家臣へあてた手紙。

「持病の痔疾に苦しんでいるのはいつも聞いているし、側近からも聞いている。酒に走るのも分かる。一瞬は気が晴れるかもしれないが体に良くない。大切な家臣を失ったら困るので乗馬、飲酒は全快するまで控えるように。自分が召抱えている西洋医学にも詳しい医師に治療してもらうといい。」


上からただ注意するのではなく「酒に走るのも分かる」という文からも、気を遣って書いているのが分かる。殿様も大変。


富山の雨晴海岸。


氷見線は一切のICカード不可。



鎌倉、奈良に並ぶ高岡大仏。

北陸は上品な雰囲気が感じられる都市ばかりだった。