見出し画像

第30回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 三日目レポート

三日目は準決勝3個レースが行われ、決勝進出の9名が決定しました。
どれも強さ、冷静さを失わない走りが光っていましたが、何といっても12レースの関東勢がすごかったですね!

大トリの12レース、地元の諸橋愛選手をつけてのレース、そのプレッシャーを真っ向勝負で挑んだ姿は本当にカッコいい!

そして、諸橋選手が決勝を決めたあと感極まって涙を浮かべたことはびっくり! 共同通信社杯(GII)を優勝した時だって涙なんて見せなかったのに! 
弥彦のGIが決まってから、ここに向けてやってきた想いなどが溢れたんでしょうね。

画像1


さて、決勝戦は北日本4名、関東3名、単騎2名となりました。
最終日も弥彦競輪場でお楽しみください!


《ダッグアウトから》


■10レース

画像2


●1着の菅田壱道

画像3


「打鐘から新田先輩は行きたそうしていたので、しっかりついていこうと思いました。しっかり仕事しての優出だし、気持ちは乗っていますね。競輪祭は出れないので、今回は強い気持ちで臨みます!」


●2着の新田祐大

画像4


「仕掛けた時、清水(裕友)君と木暮(安由)さんの牽制がかぶってしまったのが、そこが予想以上の動きでしたけど、それ以外は予想通りのレースでした。今回はグランドスラムを取りにきているので、前回のような失敗はしたくないので、しっかり北日本から優勝者を出せるように頑張ります」


●3着の吉田拓矢

画像5


「ガムシャラに踏まないで力まずに踏んだ結果、最後まで残れたんだと思います。木暮(安由)さんには申し訳なかったですけど、3着争いをして、勝てたのでそこはよかったです。余力はずっとあって、状態はいいですね。優勝を狙っていかないと獲れないと思って、そういう気持ちをなくさないように頑張りたいと思います」


■11レース

画像6


●1着の新山響平

画像7


「最終バックで車輪が見えたので、死ぬ気で踏みました! 落ち着いて走れたのが大きいので、この落ち着きで決勝も走りたいです。気持ちも身体も前々に向いているし、問題ないですし、決勝もしっかり走りたいと思います」


●2着の大槻寛徳

画像8


「新山が落ち着いて走ってくれたおかげですね。俺らの後ろにはどうせ古性(優作)か郡司(浩平)がいるだろうから、早目ではなく、短めに行こうって話はしていましたが、理想の展開になりましたね。正直、この年で大きいレースの決勝に立てると思ってなかったので、嬉しいですね」


●3着の山田庸平

画像9


「中川(誠一郎)さんのおかげです! せっかく行ってもらって、それをムダにしないようにと思って、頑張りました。中川さんの前を回る力が自分にないことは悔しい気持ちもあります。今年はGIの決勝に乗ることを目標にやっていて、準決勝は乗れたけど、なかなか決勝にいけなかったので、今回つながりました。日に日に身体は軽くなっているので、決勝も頑張ります」


■12レース

画像10


●1着の平原康多

画像11


「踏むべきところで踏んだらあの位置になりました。番手になりましたけど、行くって決めていたので行ったら、太田(竜馬)が来たので力勝負っていう感じでした。記念と特別競輪ではまた緊張感が違うし、地元の諸橋さんをつけて、メインの番組だったし、かなり緊張しました。だいぶ身体も戻ってきて、思ったようにはレースができていると思うので、それが何よりです」


●2着の諸橋愛

画像12


「…決勝に乗れて、報われた瞬間かなと思いました。これでやっと地元の責任と、やっとスタート台に立てたかなと思います。声援が本当にすごい嬉しかったですね。康多も僕の名前もすごい呼んでくれていたので、嬉しかったです! 決勝は、前が頑張ってくれて、チャンスがあればと思います」


●3着の野原雅也

画像13


「初めて決勝に乗れたのはすごく嬉しいです! レースの組み立てや動きはそんなによくなかったと反省点は多かったです。村上(義弘)さんに何回もむかい入れてもらって、後ろの2人には申し訳ないレースでした。決勝に乗れているし、調子は悪くないですね」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?