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第66回オールスター競輪(GI) 準決勝レポート

準決勝だけ雨模様になってしまった5日目の西武園競輪場。

眞杉匠選手(24歳)、犬伏湧也選手(28歳)、吉田拓矢選手(28歳)、清水裕友選手(28歳)、松本貴治選手(29歳)、古性優作選手(32歳)、武藤龍生選手(32歳)、山田庸平選手(35歳)、平原康多選手(41歳)と比較的に若いメンバーが決勝戦に顔をそろえました。

■9レース

最終ホーム
ゴール

●1着の犬伏湧也

犬伏湧也

「作戦通りといえば作戦通りだったので、僕もいいペースで駆けれました。山口(拳矢)君の牽制がすごかったけど、打鐘で前に行ってくれたので、そこを目標に行くだけでしたが、スピード差をつけていけました。いいスピードでいけたので脚の状態はいいかなと思います。アップから脚はよかったのでやれると思いました。ダービーは決勝に乗れたけど、準決勝で脇本雄太さんの力に圧倒されたので、今日は古性さんがいる中で勝ててよかったです。ダービーは9着でしたが、確定板に乗れるように、ラインで決めたいです」

●2着の山田庸平

山田庸平

「他のラインの皆がいい位置を欲しいのかなというレースになりましたね。(犬伏君が)ニュートラルに入ったのは拳矢君を乗り越えてからんですけど、それまでの4コーナー、ホームはきつかったです。前回は離れたし、雨でつきづらい中で、犬伏君も強くなっている中で、ついていけたのは自分の力もちょっとはついたのかなと思います。最後は、勝負しにいってもいいかなと思って思い切り抜きにいったけど抜けませんでした。決勝は、チャンスがあればと思って準備はあしているので、頑張りたいと思います」

●3着の古性優作

古性優作

「もういっぱいいっぱいやったですね。欲を言えば、3人で決めるレースをしたかったけど、打鐘で終わってしまった感じですね。打鐘で出るか、もうちょっと早い段階で先頭に立つかした方がよかったです…。(昨日の落車で)自転車は当たったけど元に戻してもらって、あとは自分でもっているもので補っている感じです。自力のある(山田)久徳さんが3番手ついてくれて、それを加味したレースをしなきゃいけないんですけど…残念です」

■10レース

最終ホーム
ゴール

●1着の武藤龍生

武藤龍生

「決勝に乗れたのはとても嬉しいです! とても応援してもらって、感謝の気持ちで手を挙げました。地元のオールスターは1回あるかないかだと思うので、一生懸命に練習してきましたが、形なってによかったです。いつもよりも車は伸びている感じはするので、脚はいいですね。決勝は、地元のオールスターで悔いがないように駆け抜けたいと思います!」

●2着の吉田拓矢

吉田拓矢

「新山(響平)さんの後ろがベストだと思っていたので、(伊藤)颯馬が後ろの方で来なかったので絶好の展開になりました。すぐに太田君が来たけど、2日目、3日目が中途半端な感じだったので、今日はダメでも行こうと思ってましが、行けてよかったです。脚の感触はよくて、あとは気持ち次第だったので、あとは気持ちが強くもてました。自力で決勝に乗れてよかったです。決勝も気落ち強く持ちたいです!」

●3着の清水裕友

清水裕友

「(太田)海也君のダッシュがすごかったですね。つき直してからは余裕はあったんけど、そこをすぐに吉田君が来たのが衝撃的でしたね。見たら、すぐ横にいたので、あの海也のスピードのあれを来たんだって…って、僕として何もできず、前の後輩のおかげです。バックで切り替えちゃったんですけど、まだ海也も踏めていたんで、…自分としてはゴールしたら3着というだけのレースでした。決勝に乗れたことより、何もできなかった反省の方が大きいですね。オールスターは熱い時期で苦手意識あったし、落車して入ったけど動けていると思ったけど、今日は苦しかったですね」

■11レース

最終バック
ゴール

●1着の眞杉匠

眞杉匠

「あの並びの時点でたぶん中野(慎詞)は突っ張りだなと思ったので、(吉田)有希が上手く走ってくれました。たぶん、相当に有希は脚を並走で削られたと思います、自分も相当に削られたけど。あれを2コーナーまで待ったら新田(祐大)さんが出て苦しくなってしまうので、少し…だいぶ早かったけど踏ませてもらいました。今日はラインのおかげです。もう少しセッティングは修正できると思います」

●2着の松本貴治

松本貴治

「車番は取れた位置からと思ってましたが、あの位置が取れました。余裕あったんで(平原さんが内をあけた時に)対応できました。僕の実力というよりかは周りのおかげと運がつきました。まだ実感ないけど、初めてのGI決勝頑張ります!」

●3着の平原康多

平原康多

「突っ張られたら眞杉はああするしかないですね。バック過ぎに眞杉がちょっと詰まってきちゃって、嘉永(泰斗)が見えたので大丈夫かなって思ったけど、その心配はいらなかったですね(笑)。あそこは松本が内に入ってくる選手という意識がちょっと薄かったかなと思います」

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