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第31回寛仁親王牌 三日目レポート

今日の準決勝3個レースはどのレースも見応えありました!
10レースは眞杉の番手の吉田拓矢が見事な番手戦を繰り広げ、最後に自力で捲って出て決着しました。

11レースは吉田有希の先行から、古性優作が良い位置をとって捲る展開に。だか、新田祐大が捲ってでた時に佐藤慎太郎が離れ、一気に前に出た新田の後ろにハマった古性が差して1着

12レースは坂井洋が凄かったですね。山崎賢人と叩き合いで叩き切る脚力が凄かった。そしてしっかり平原が勝つのは感動でしたね。その後ろはガシガシ状態で後方の小松崎大地、守澤太志が飛んできて平原、守澤、小松崎と入線。
レースは大興奮で場内大盛り上がりでした。

明日の決勝は大激戦でしょう。
是非皆様盛り上がって行きましょう!

第31回寛仁親王牌 決勝
1古性優作-8稲川翔
5松浦悠士-6井上昌己
7吉田拓矢-2平原康多
9新田祐大-4小松崎大地-3守澤太志

なんか新田の先行になりそうですね。となると小松崎が断然有利になりそうですが、ここを狙ってくる松浦、古性が出てくるでしょう。吉田もここに参戦してくるのかがポイントでしょう。攻めないとね。
グランドスラムが懸かる新田が優勝できるのか、それとも松浦、吉田が狙って来るのか楽しみですね。

■10レース
●1着の吉田拓矢

吉田拓矢

「後ろからイン切り合戦になるだろうからそこを先行しますっていう作戦で、僕がそのくらい眞杉(匠)を残せるかって思ってました。けっこうゴチャついて焦っちゃいましたね。もう少し残せたんじゃないかとおもいます…。いるの気がついてなくて、そこらへんのチェックが甘いです。眞杉君が3周以上行ってくれたので、本当に眞杉君の頑張りにつきます」

●2着の松浦悠士

松浦悠士

「4番手よりも行けるところまで行こうまで行こうと思ったら吉田君のとこで締まってしまいました。締められてきつかったけど、立て直して、吉田君が番手捲りすると思ってついていきました。郡司(浩平)君も来ていたし、きつかったですけどなんとかしのげました。状態はあんまり変わらないけど、あれだけ吉田君に迫れているんでいいと思います」

●3着の井上昌己

井上昌己

「ずっと内で厳しい展開でしたけど、松浦は頼もしかったですね。(5年振りのGI決勝で)懐かしいですね(笑)」

■11レース
●1着の古性優作

古性優作

「ちょっと気になることが多いですね…。最大出力が足らないし、ムダ脚が多いです。今日は新田さんより先に仕掛けないといけなかったんですけど、誘導を追って脚に余裕なかったです。でも、全日本の時もハムに違和感あったし、何かあったくらいのがいいのかもしれないですね。ここまでは1番車の責任は果たせていると思います」

●2着の新田祐大

新田祐大

「連日よりは遅い仕掛けでしたけど、タイミング的にはあそこでの仕掛けは、悪い中ではよかったと思います。判断はよかったと思うけど、(佐藤)慎太郎さんについてきにくいところだったと思います。そこら辺は今後も含めて修正していかないといけない部分だと思います。調子は戻ってないけど、慎太郎さんTシャツにもありますけど『限界? 気のせいだろ!』ということで。自分の身体におきていることはネガティブに考えるよりも、この苦しい状況を乗り越えた先に新しい世界が見えて来るんじゃないかと思って一戦一戦挑んでいることが、今日は向き合えていることだと思います。今年の競輪界は脇本雄太の連勝記録だったり、中野慎詞の連勝記録だったり、自転車競技の方も中長距離でメダルが生まれたり、サトミナ(佐藤水菜)がメダルを取ったり、確実に世界のレベルに近づいていて、競輪が盛り上がっていて注目されているので、メディアの方に盛りあげてもらって、僕らは走りで盛り上げていくために、僕もグランドスラムという皆さんの期待に応えられるように頑張りたいと思っています」

●3着の稲川翔

稲川翔

「優作が力を出してくれたおかげです。僕は優作をすごく信頼しているんで、それが全てですね。(新田が来た時に)シンタローさんがいないのはすぐわかったので、これは僕が隙を作って来られないように、最後も誰が中を割ってくるかわからないので。新田君が牽制したのが予想外で、最内に行ったけど、優作とゴール勝負できるなって最後まで気を抜かずに走りました。優作と決勝に乗れたことが本当に楽しみですね」

■12レース
●1着の平原康多

平原康多

「坂井(洋)と山崎(賢人)の壮絶な先行争いでしたけど、前橋で外でよく叩き切ったなと思います。すごかったです。清水(裕友)がいたのはわからなかったけど、山崎が横いたのでニュートラルにいれられず、最後は行く形になりました。外が来ていたのはわかったけど、諸橋(愛)さんがアシストしてくれて、行かなきゃいけないと思って、形にはしなきゃいけないと思いました。明日はワンツーできるのが理想ですね」

●2着の守澤太志

守澤太志

「残り2周でトップスピードになっていたので、前はどこかで止まるなと思って、あとは小松崎さんがどこで仕掛けてくれるかだと思っていました。皆脚を使っていて苦しいだろうなと思って、僕は脚をためて、あとは小松崎さんの仕掛けを見てました。小松崎さんもどんどん捲り切りそうだったし、思い切り外行かせてもらいました。脚は問題なし、昨日は技術不足だったので、そこは今後の課題ですね。ここで決勝に乗れたのは大きいと思うし、明日も頑張ります」

●3着の小松崎大地

小松崎大地

「かなりハイペースになったので、スピードをもらって行こうと思ってました。荒井(崇博)さんが離れているのかどっちかのかわからず見て、もう市あっけないと間に合わないと思って、行きました。最後の最後まで必死でしたね。勝ち上がれているので、調子は悪くないと思います。決勝で新田を1人にしないのは大きいと思うし、しっかり仕掛けてもらって、チャンスがあれば頑張りたいと思います」

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