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第67回オールスター競輪・女子オールスター競輪三日目レポート

激熱な風がまた一つ、湘南バンク平塚競輪に吹きましたね。
圧倒的な強さを存分に見せてくれました。
パリオリンピックの借りを返すがごとくのような見事な優勝でした。
残り1周で先頭に立つとそのままゴールまで駆け抜けましたね。
2着はサトミナと同じオリンピアンの太田りゆ。昨日とは打って変わったレース内容でしたね。佐藤を差せなかったもののしっかり2着に入るのは強さの証拠でしょう。そして3着に日野未来でしたね。初手から佐藤マークで、途中千切れ掛けましたが、オリンピアンのスピードに付いていく脚が凄いです。今後の活躍に期待がかかりますね。

周回中
残り1周
ゴール
シャンパンファイト


さて、明日からは男子競輪がメインとなります。
二次予選、シャイニングスターレースはどうなってゆくのでしょうか?
ちなみにシャイニングスターレースのメンバーは
1松浦悠士 2脇本雄太 3深谷知広 4平原康多 5新山響平 6守澤太志 7古性優作 8郡司浩平 9眞杉匠
となりました。かなり動きが激しいレースになりそうですね。ラインも2車で、単騎は松浦悠士だけ。先行しても番手の後ろから別ラインが捲ってくるでしょう。先行は不利になるでしょうけども、先手を取ってくる選手ばかりですからね。さあ台風にめげずにオールスター競輪を楽しんでください。
しかし、台風の進路に当たる方々はくれぐれも安全を確保してから楽しんでください。

ダッグアウトから

女子オールスター競輪
■1レース
●1着の山原さくら

山原

「きついかなと思ったけど、(石井)貴子さんが仕掛けてくれたので、それに乗れたんでよかったです。調子はよかったんですけど、連日噛み合わなかったですね。GI獲らないとGPのれないかもしれないけど、もっと練習して頑張ります」
●2着の吉川美穂
「山原さんが後方だったし、どっかで飛んで来るだろうと思いました。でも、石井さんが来たのは予想外でしたが、うまく切り替えられました。最後、差せればよかったんですけど踏み直がすごかったですね。2日目は大事にいきすぎたのが敗因でした。もっと脚をつけていきたいと思った3日間でした」

第67回オールスター競輪
■2レース 一次予選2
●1着の窓場千加頼

窓場

「行くところでしっかり踏めました。京都の先輩とワンツーできたのが嬉しいですね。直前に京都で合宿をして、山田先輩とメニューを組んでやったんですけど、こういう「れんしゅうしていればGIに出れるというのを後輩に示せたし、いい合宿になったと思います」
●2着の山田久徳
「いい感じでレースしてくれましたね。直前の合宿から千加頼が強いのはわかっていたので、ついていけば2人で決まるなと思ってました」
●3着の岩本俊介
「根田(空史)をもっと援護したかったけど、窓場が強くて止め切れませんでした。もう少し上手くできればと反省しかないです」

■3レース
●1着の佐々木悠葵

佐々木

「作戦とは違ったんですけど、いい感じで走れて、諸橋さんとワンツー決まってよかったです。先行しようかと思ったところで、河端(朋之)さんが来て、番手にとびつこうかと思ったら、すごいスピードで3番手になりました。今回は先行できたらと思って来ていたので、1着1着で勝ち上がれたのは嬉しいですね」
●2着の諸橋愛
「佐々木(悠葵)が上手く3番手になってくれて、強かったですね。番手に飛びつくような動きだったんで、さすがだなって。初戦は緊張で身体がかたかったんですけど、今日はいい感じで走れました」
●3着の佐々木眞也
「後方になってしまい、スピードもあがっていたので苦しかったんですけど、最後まで諦めないでコースを探して踏みました」

■4レース
●1着の犬伏湧也

犬伏

「突っ張れるなら突っ張ろうかと思ったら青野(将大)さんもいい勢いで来たし、出させて、藤井(侑吾)さんもああ来るとは思ってました。青野さんとこ離れたのは見えたし、そこをめがけて行きました。昨日不甲斐なかったんで、今日は1着でよかったです」
●2着の岩津裕介
「藤井くんはスピード違ったし、あれに切り替えは難しいだろうなと思ってみてました。で、そこから行くのかなって思ったら早かった。普段、もっと早めの仕掛けだし、1周くらいそりゃ犬伏は行きますよね。自分も今日は出し切りました(苦笑)。離れたとマイナスにとらえず、2着によく入ったと思うことにします」
●3着の長島大介
「犬伏君の動きを見てました。藤井君は行くだろうなって思ったけど、反応はできなかったですね。自分じゃ追えないんで、前に追ってもらって。柏野(智典)さんがダメだったら、そこから自分で行こうと思ってました。後ろに神山(拓弥)さんいるのに、打鐘4コーナーでせめて犬伏君の位置にいないといけなかったし、悔いが残る一戦でしたね」

■5レース
●1着の平原康多

平原

「煮詰めてきた自転車がいいですね。なかなかオールスターは成績が残せてないので、ファンの皆さんの期待に今回は応えられるように頑張りたいですね」
●2着の三谷将太
「志田(龍星)は弛んだところで行けばもっと楽にスピード乗せられたと思うけど、ワンテンポ遅かったですね。3コーナーで森田を内に誘いこんだけど、平原さんが後ろにいるからかきませんでしたね。志田が頑張ってくれたのに残念」
●3着の森田優弥
「不甲斐ないレースでした。力不足は感じるけど、気合で乗り切りたいと思います」

■6レース
●1着の郡司浩平

郡司

「動きを見てタイミングで行こうと思いました。行きたいタイミングで纐纈(洸翔)と合っちゃったんで、そこでちょっとロスしましたね。そこでむりくりじゃなく立て直して行きました。自力は出せているので次につながるレースはできているけど、隙があって自分で苦しい展開にしているのは反省ですね」
●2着の大槻寛徳
「小原のタイミングがちょっと遅かったので、もっと早ければすっと出れたんじゃないかと思います。車間の切り方を見誤って、こんなに小原掛かるんだって思いました。初戦よりも今日の方が脚はよかったです」
●3着の小原佑太
「ビジョンを見てごちゃついているのは見えたので、自分の行きたいところで行けました。時差ボケも取れてきたし、これからもっと身体は動くようになると思います」

■7レース
●1着の松本秀之介

松本

「内がゴチャゴチャしている内に行っちゃおうと思って、ホームで一気に行きました」
●2着の中本匠栄
「何が何でも先行っていう選手はいないからスケにもチャンスあるじゃないかって話をしていました。ここだって思ったところでスケが行ってくれたんでよかったです。スケが強かったですね! 最後差しにいったけど、届かなかったです」

熊本2人

■8レース
●1着の新山響平

新山

「タイミングよく行けました。コンディションは初日よりいいですね」
●2着の松谷秀幸
「誰かが来るのは思っていたし、内藤さんに前を任せてもらったんで、番手で負けるわけにはいかないと思ってました」
●3着の内藤秀久
「新山は強いし、もう松谷を全面的に信頼しているんで。神奈川が皆勝ち上がっているんで、そのプレッシャーはあるけど、波に乗れるように頑張ります」

■9レース
●1着の坂井洋

坂井

「打鐘4コーナーから行かないといけないとって思って、ムリクリ行きました」
●2着の武藤龍生
「坂井君なら行けるだろうって思っていました。一回休んで抜けたけど、今日の走りで刺激が入りました」
●3着の守澤太志
「北井(佑季)さんの番手といい番組だったけど、それに応えられなくて申し訳ない。誰か来るだろうとわかっていたんですけど、北井さんの出だしがすごいので集中していたら、取られて情けない。北井さんを1人にして申し訳ないです」

■10レース
●1着の太田海也

太田

「一回引いて、あとは全力で前に出ました。出切ってからは、昨年のオールスターで吉田(拓矢)さんに叩かれたので、ペースではなく踏みました。1着は後ろで仕事してもらったおかげです。疲れは取れてきたので、今日よりも明日、明日よりも明後日がよくなると思います」
●2着の松浦悠士
「出だしは余裕あったけど、出てからは、うーん、余裕のない車間の空け方でした。海也がしっかりペースでしたし、踏み直しも強力でした」

■11レース
●1着の脇本雄太

脇本

「全部突っ張るつもりはなく、道場(晃規)君の先行意欲だけ見てから行こうと思いました。イレギュラーなレースだったので、ペース配分とかはなんとも言えない感じでしたが、やるべきことはできたと思います」
●2着の浅井康太
「突っ張りたいということで、前を取りました。山崎君が来た時にしっかり頭でかかった感じはしたんですけど、山崎君のスピードが止め切れなかったので、離れてしまって、脇本君も掛かり切る前だったので仕事しずらかったというのもありましたけど、しっかり最後は差せたことはよかったです。山崎君が番手に入るかと思ったけど、そのまま行ったので、ニュートラルに入れて最後抜きに行きました」
●3着の山崎賢人
「2回くらい待って仕掛けたので、仕掛けはイマイチでしたね。脇本さんに踏み直されて、めちゃめちゃ踏まされました。あれだったら、もう一つ早く行って勝負すれば面白かったかもしれないですね」

■12レース 女子オールスター競輪決勝
●優勝の佐藤水菜

「人生初の胴上げだったので、すごく貴重な経験でした。最後まで残って応援してくれた神奈川の先輩たちもファンの皆さんとたくさんの応援があって優勝できました。パリまでひたすら練習に集中えきたおかげで、今回のオールスターも結果を出すことができましたし、皆さんの前で走れない間、どれだけ進化できるかが課題だったんですけど、すごくいい形で競輪に帰ってこられたと思います。決勝戦は、坂口(楓華)さんの仕掛けを利用して脚を使わずに出れたので、最後まで1着で駆け抜けたいと思いました。まだ今後は何も決めてないので、少しオフを取ってからしっかりと決めたいと思います。賭けていただく立場なので、これからもしっかり勝ち続けることを大事に頑張っていきたいです」

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