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第72回高松宮記念杯競輪(GI)初日レポート

今日は晴レ! 暑かったですね。また明日から少し天気が悪くなるようですが、宮杯は雨が似合うし、やはり関西が似合うと思いました。
初日、二日目しかお客様が入りませんが、なんだかんだと言いつつ喧騒があるのが競輪のような感じがしました。やはり無観客は…。

さて、明日は東西分かれての二次予選と白虎賞(西日本)、青龍賞(東日本)が勝ち上がりとして行われます。
明日ぐらいから更に激しいレースになる予感が。
パッと見て5レースは番組の粋な計らいか山口拳也-浅井康太-吉田敏洋の並び。しっかり決まるのかどうか気になるところです。
そして10レースの眞杉匠。良いですね! そこに松井宏祐が入っての南関勢。また北日本が3車とも単騎という番組。ここも気になるところです。


《ダッグアウトから》

■1レース

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●1着の原田研太朗

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「(松本)貴治がかぶっているんでどうするのか一番後ろで見てました。位置的に慣れているので(笑)。3番手ってどうすればいいのかなというの考えながらだったので、ちょっと躊躇しながらでしたけど。最後まで伸びていく感覚はありました」
●2着の坂口晃輔
「拳矢のタイミングがよかったけど、風がモロに向かい風になったのできつかったと思います。張り付きながら調整していくのは拳矢の脚質で上手いところなので。(山田)庸平のブロックはしつこかったですね。あれで休むところがなかったので、あれで苦しと思ったので、内は一切見ずに外からと思ってました。一瞬1着かと夢見たんですけど、心折れましたね。原田がすごい勢いで来ましたね。」
●3着の北津留翼
「朝の練習と風向きが変わっていてホームが向かいで休めなかったけど、山口君も見えていたし、バックは流れているだろうと思って、9割くらいの力で踏んでいきました。先行して3着に残れたのはラインのおかげですね。(井上)昌己さんが気を使ってくれました」
●4着の山口拳矢
「打鐘行きたかったけど、北津留さんのダッシュがすごくて行けませんでした。タイミングはいいところで行けたと思います。自分は乗り越えられたけど、内で盛り返されて後ろに迷惑をかけちゃって、ちょっと内を気にする余裕はなかったです。1着取りたかったですね。準決勝を決めたかったですね(笑)。感触は悪くなかったけど、緊張しました」


■2レース

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●1着の山崎芳仁

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「弛んだら行くってだけ決めていました。前がやり合いが終わって、弛んだんでそこでしっかり仕掛けらましたね。走路は軽いけど、風は強かったです」
●2着の永澤剛
「打鐘からペースがあがってきつかったですね。最後、大森さんに抜かれそうになっているんで弱いですね。脚がないだけなんで練習するしかないです(笑)」
●3着の大森慶一
「脚に余裕もあるし、悪くはないです。今日はもう山崎さんが強かったにつきますね」


■3レース

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●1着の南修二

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「1着でよかったです。いつもいいレースをしてくれたので信頼していました。僕は並走だけしっかり気をつけてました。伸一も長い距離を外並走してきつかったと思うので、抜くことができたと思います」
●2着の山本伸一
「太田(竜馬)がすぐに引くかと思ったけど、粘ったんで、外並走でもいいかなと思いました。中団争いになったんで、脚を使っているはずなんですけど、自転車の出はよかったです。苦しい展開だったけど、しっかり捲れているし、脚はいいですね。でも、南さんに差されていることが問題ですね」
●3着の香川雄介
「修二は出られていたんで、その後ろで勝負しかなかったですね。むちゃむちゃきつかったですね」


■4レース

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●1着の宿口陽一

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「踏み出しで口があいて、萩原(孝之)さんに3コーナーでもってこられた時にきつかったですね。でも、乗り越えられる雰囲気だったので、あとはもう最後抜くか抜かないかの勝負だと思いました。僕と眞杉で人気になってたので、1着で車券に貢献いたいって思いました」
●2着の眞杉匠
「前取るのは考えてなかったんで、ちょっと焦ってました。遅かったら突っ張ると思っていたら、いい感じできたので、もう捲ろうって決めました。準決勝夢見ましたけどね、差されました(笑)」
●3着の河村雅章
「追いかけるのがきつかったです。すごく遠かったですね、2人が(苦笑)。一応(笑)、ラインで決まってよかったです」


■5レース

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●1着の山崎賢人

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「(中団争い)ちょっと中途半端になってしまったかなと、難しいところでしたね。仕掛けた感じは脚も使ってなかったんで、出ました。調子は悪くないと思うけど捲る感じはそこまでよくはなかったかなと思います」
●2着の柏野智典
「ほぼ作戦通りでした。あそこは1つリスクを取らないと(取鳥)雄吾が残らなくなっちゃうので、思い切ってリスクを取らないとって思っていきました。山崎君がイメージ通り中団で絡んでくれたのは、ビジョンで僕も取鳥も見えていたので。個人的には重かったんですけど、ラインの力に助けられましたね」
●3着の桑原大志
「前の2人の動きに対処しようって幅広い感じで考えてました。取鳥君も圧倒的にレースを支配してくれたので、柏野君が番手で止めるのが仕事、僕は取鳥君が残れるようにするのが仕事と思って何ができるだろうか考えながら競輪をしたつもりです」


■6レース
●1着の小松崎大地

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「松井(宏佑)出させるつもりなかったので、そこを出られたのは悔しいですね。成田さん、和田圭だったんで、僕が出ればなんとかしてくれるだろうと思っていました。走ってキープじゃなく、仕掛けて、ラインで決められたことは嬉しいですね」
●2着の成田和也
「強かったですね。松井は牽制しきれないと思って、その後ろを止めにいったけど、避けられて、ちょっと苦しかったです。でも、いいアシストはできたと思うし、1着だったらもっとよかったけど、ラインで決まったんでよかったです」
●3着の和田圭
「慣れた3番手なんで何も考えることなくついていました。小松崎も成田さんも信頼できる選手ですからね。落車のあとに後ろに武田(豊樹)さんがいたので、早く踏むと内に苦し、外にいくと小松崎にあたりながら武田さんが内行くだろうしって、考えてから、あのコースを踏みました。考えてから踏んだ割にはいいと思います」


■7レース

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●1着の三谷竜生

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「しっかり寺崎のタイミングで行ってくれましたね。捲りでもどっちでもよかったけど、あそこで粘らずにいった方が無事に行けるので、しっかりあそこで行ってくれてよかったです。調子は悪くはなかったけど、若干、重かったですね。明日もしっかり走って、準決勝も頑張ります」
●2着の寺崎浩平
「広島の時に村上(義弘)さんに中団にこだわるよりも前に行った方がいいんじゃないかってアドバイスをもらって、今日はそこでやり合うよりは行こうと思って、踏みました。今は、踏んで踏んでどこまで粘れるかが課題だと思っています」
●3着の吉田敏洋
「前の方がいいなと思ってスタート出たら、まさか一番前になるとは思わなくて。これでジャパンの2人(寺崎、河端朋之)が後ろで見合って放置されるのが一番いやって思ったらその通りになりました(笑)。河端を出したところで、踏みおりちゃって、そこの判断が難しかったです。3つくらいタイミング逃して、一番きついとこで行くことになりましたね。年長コンビで笠松(信幸)と勝ち上がりたかったんですけど、それが残念」


■8レース

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●1着の黒沢征治

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「最悪な展開だったので、後ろには迷惑をかけてしまいましたね。高橋君の抑え方が甘かったので、自分が外であたられたらイヤな当たり方をしにいきました。踏んだ時は無我夢中だったけど、そのあとはよかったですね。最近は、裏開催も多かったので、FIではラインで決めることに重点を置いて、長く踏もうと思っていたので、その成果が出ているかもしれないです。1着は思ってもいなかったので嬉しいです。明日はもっと大事になってくると思うので頑張りたいですね」
●2着の木暮安由
「黒沢が落ち着いてレースをしてくれたおかげだと思います。自分も今回は落ち着いているし、いいと思います」
●3着の佐藤友和
「思っていた以上に黒沢が強かったですね。晋也もかかっていたし、油断もしていなかったんですけど、これを来るんだって感じでした。勝ち上がれたし、しっかり自分も修正していきたいと思います」


■9レース

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●1着の野原雅也

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「中団からと思ったので、ベストなところからでしたね。あの並びになったら小川さんよりは先に行かないといけないと思ってました。出はあんまりよくないけど、1着でゴール駆け抜けられているし、悪くはないと思います。2日目の特別競走は初めてだし、楽しみですね」
●2着の皿屋豊
「作戦通りに駆けれたと思います。風もあったけど、バンクも軽かったので問題なかったですね」
●3着の不破将登
「2コーナーのとこで野原に来られて、これはどうにも止められないと思ったので、そのあとの稲垣さんが口が空いていたので、そこで勝負させてもらいました。でも、すごい気迫で来られたのでさすがだなと思ってました。なんとかできたけど、もっとなんとかできていたら志智さんまで決められたと思うんですけど…。自分的には仕事もできたし、感触はいいですね」


■10レース

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●1着の竹内智彦

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「最後は、コースを探して、拓弥が降りて来る前にちょっと当たりながらいきました。1レースの原田もだけど、このバンクはあのコースが伸びるのかなって思って行きました。感触的にはいいです」
●2着の神山拓弥
「並びは思い通りだったけど、根田君のやる気がすごくて、長島もきつそうでした。最後の竹内さんはわかっていたので寝かしていったけど、竹内さんが上手かったですね」
●3着の鈴木裕
「もう根田(空史)君が頑張ってくれたおかげにつきます。きつくて長島(大介)しか止められなかったけど、根田を残せなかったし、もっと何かできたんじゃないかという思いはあります」


■11レース

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●1着の清水裕友

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「基本、松浦さんに任せていました。小倉さんが古性さんをブロックしたのが見えたので、止まったかなと思って待ってしまったけど、古性さんの勢いがすごくて、ちょっとあれでラインのつれこめなかったですね。初日次第でそのシリーズが変わってくるので、これでいいいけるんじゃないかなと思います」
●2着の古性優作
「小倉さんのブロックがきいて、止まりましたね。踏み出した感じは練習通りの感じではなかったので、明日までに修正していきます。誰が相手でも気持ちで負けないようにいきたいと思います」
●3着の稲川翔
「優作が今までやってきたことをぶつけてくれたらいいと思っていました。僕も後ろ2人ついてもらっていたし、何が何でもっていう気持ちで臨みました」
●4着の小倉竜二
「止めれたら止めて、行かれたら清水が勝てるようにという感じでした。2コーナーまでは自分の仕事と思って、清水がワンテンポ遅かったんで、挟まれてちょっとコースがなくなってしまいました。自分の感触は全開よりはいいけど、完全とまではいかないですね」
●先行した松浦悠士
「優作と自力勝負に負けたので、それが悔しいです」


■12レース

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●1着の吉田拓矢

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「道中、脚を使ってなかったので、最後は踏んだ感触的にもいけるなと思ってました」
●2着の新山響平
「後ろがきづらいレースをしてしまったかなとそこは反省しています。でも、あそこで行けるっていうことは脚の感じはいいと思います」
●3着の深谷知広
「引いて、スローだったんでチャンスはあったけど、あんまりよくはなかったですね。出が悪いけど、外粘って3着に入れているのは悪くないと思います」
●4着の佐藤慎太郎
「自分の感触的には、早い展開だったし、何度も踏んだりやめたりしているので余裕がある感じではなかったですね」

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