第37回全日本選抜競輪(GI)準決勝3個レース終了し決勝進出選手決定！
二日目と違い、今日は少し穏やかな天気だった取手競輪場でした。その中で行われた準決勝戦は、10レース、11レース、12レース。10レースは1着古性優作、2着浅井康太、3着深谷知広。11レースは1着太田竜馬、2着松浦悠士、3着成田和也。12レースは1着新田祐大、2着平原康多、3着佐藤慎太郎となり決勝進出。
決勝は、古性優作-浅井康太、太田竜馬-松浦悠士、新田祐大-佐藤慎太郎-成田和也、深谷知広(単騎)、平原康多(単騎)となったようです。
激戦を勝ち上がって来た9選手ですから、どの選手も調子悪いということはないでしょう。
では、見た目調子良い選手は、古性、新田、平原、深谷でしょうか。
どの選手が優勝するのか？明日までお悩みください(笑)！
《ダッグアウトから》
■10レース
・1着の古性優作
「初手はいいとこ取れました。最大出力はちょっと低い感じがして、スイッチするのがちょっとしんどかったですね。今日が一番感触よかったけど、深谷さんが強過ぎでしたね。渡邉（雄太）君にも何回かあたられて、苦しくて、最後はもう訳がわからんくらい無我夢中で踏みました。SSになって初めてのGIで決勝に乗れてよかったです」
●2着の浅井康太
「全て古性君に任せてました。アップ中に古性君が来て『スタート、浅井さん出てください』って言われたのが作戦でした。昨日失敗した分、今日は集中して、マーク屋って気持ちで走りました。バックから抵抗にあったので厳しいレースかなと思ったんですけど、そこからの伸びがすごくて、しっかり勝負できたかなと感じています。後ろから坂井（洋）君が来ていたので、外にはずしながら走って、直線おきて踏んでいきました。感触は昨日よりもいいかなと思います古性が強過ぎでした」
●3着の深谷知広
「普段と同じパターンで前からでした。皆も積極的だろうなと思ってましたが、自分の距離から勝負と思ってました。セッティングもいい方になってきました」
■11レース
●1着の太田竜馬
「松浦さんと作戦であのくらいのタイミングから行こうと言ってたら、前が駆けてくれたので、いい展開になりました。タイミングがよかったですね。松浦さんがついてくれたし、行こうと思っていたので、2人で決まってよかったです。初日以外は力も出せているし、いいですね。なかなかGIの決勝に乗れなかったので、よかったです」
●2着の松浦悠士
「風も強かったし、結果的にいい形になりました。あの郡司（浩平）君の上を行くんだから、太田は強いです！ 太田君はヨコに弱いイメージがあったから、僕を内を締めながらいったので、最後は差す脚は残ってなかったです。フォームを修正したけど、昨日までの方がよかったので、また戻していきます」
●3着の成田和也
「（小松崎）大地のおかげです。初手は理想通りでした。まずは野原（雅也）君に動いてもらって、そこから大地が動くという作戦でした。実際は、野原君の巻き返しが早くて、でも、太田君がどんなレースをするか読めなくて、最終的に野原が行ってくれて、その3番手になったんでよかったです。郡司（浩平）君が行って、大地が内に差した時に後ろから来そうだったので、そこは切り替えさせてもらって、松浦を追走しました。大地のおかげで落ち着いて走れたし、自分の調子も悪くないです」
■12レース
●1着の新田祐大
「先行意欲の高い選手たちが多いので、そのたいみんぐをしっかり見て、しっかり動けるところから動こうと思ってました。平原さんはすごく上手でしたし、翻弄されてしまいましたし、タテに踏んだ時も隙がなかったです。脚の感覚はすごくいいです。決勝は、先輩たちの熱い思いを背負ってしっかり走りたいと思います」
●2着の平原康多
「作戦通りのレースではなかったんですけど、眞杉（匠）がスイッチが完全に入りましたね。新田が真後ろにいるのはわかったし、眞杉のスピードの落ち具合と新田のスピードの加速具合を見て踏まないともうないなって思っていました。ギリギリまでなんとかしたかったけど、あの位置から仕掛けないともうないし。合わせて踏んで、慎太郎さんに合わせられたのはましかなと思います。決勝は、深谷にかなりラブコールをもらいましたが(笑)、ここに関東の力で乗っているのでそういうわけにはいかないです」
●3着の佐藤慎太郎
「新田にしっかりついていって、2着に入らなければいけないレースだったと思うので、悔しい気持ちはあります。新田のスピードがすごかったですね。場所的にも外になる場所だったし、ちょっと危うかったですね。今後少し考えないといけないと思っています。明日は成田と話をして、僕がハコになりました」
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