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第63回競輪祭&ガールズグランプリトライアル三日目レポート アメジスト優勝は児玉碧衣、トパーズ優勝は小林優香! そして競輪祭の行方、GPの出場者はどうなる!

まずはGGP2021TRRのアメジストを優勝した児玉碧衣選手、トパーズを優勝した小林優香選手おめでとうございました。
今年のガールズグランプリは真の最強ガールスケイリン選手を決めるグランプリになるメンバー構成となりました。
一つは東京オリンピックがあったこともありますが、最強を決めるに相応しいメンバーですよね。

そして競輪祭。アクシデントが続いて、勝ち上がりから注目選手が脱落していっています。これも競輪祭の特徴でしょうか。結果待ちは辛いと思います。
また、新田祐大選手、浅井康太選手、山田庸平選手、宿口陽一選手が見事な1着、1着でダイヤモンドレースに進出。準決勝メンバーがどうなるかがかなり気になります。
優勝してGPの出場権を手に入れるしかない選手にとっては一つ一つが勝負ですし、賞金でも狙える選手も一つの積み重ねが後で大きな分かれ道になりますから、気が抜けないでしょう。
注目の二次予選です。四日目は。

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怖いおねいさま方に囲まれ、苦笑いの尾方真生。碧衣さまの悪そうな感じが良い感じですが…。

アメジスト 残り1周とゴール

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トパーズ 残り1周とゴール

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《ダッグアウトから》

■1レース 一次予選2
●1着の鈴木竜士

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「自転車とのマッチングは出てきたけど、調子はそこまで。前が強過ぎてヒィヒィ言ってました(笑)。流れはいいですね」
●2着の眞杉匠
「1走して調子はよくないなと思ったので、いつも通り走ろうと思いました。深谷さんを突っ張ろうと思ったけど、気づいたら隣にいたので出させました。深谷さんに追いつく予定でしたけど全然。キープがやっとでした」
●3着の深谷知広
「赤板で行こうと思ったら煽りをくっちゃって中団に入って、3車だしと思ってムリヤリ行ったけど、もっとスンナリ行けば後ろもつきやすかったかなというのは反省点ですね。自分の力を出し切ったというのしかないです」


■2レース 一次予選2
●1着の宿口陽一

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「武藤の考えてくれた作戦がビタッてハマりました。レース的にはきつかったけど、タイミング的にはしっかり走れたと思います。連勝は素直に嬉しいです」
●2着の武藤龍生
「陽一さんに任せていたので、もう信頼しかなかったです。今日の陽一さんといい、昨日の森田(優弥)といい頑張ってくれているおかげなので、同じ埼玉でよかったです」
●3着の山田英明
「宿口前さんよりもでレースをしたいと思ってました。寺崎(浩平)がなかなかやめなかったので、捲りにいけなくて、宿口さんに先に行かれました。あの寺崎を一発止めるようにというのが反省ですね」


■3レース 一次予選2
●2着の新山響平

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「昨日の反省を活かして、踏んで辞めてで出させようと思ったけど、思ったよりも来なかったので、またそこは先輩に相談してみようと思います。緩んだので後ろを見て、来たら一緒に捲っていこうと。浅井さんの影が見えて、焦って捲っで、タイミングずれたがギリギリ前に出れてよかったです。杉森さん締め込んでいて、内からまた盛り返されそうっで踏みっぱなしでした。浅井(康太)さんが強くて最後は行かれました。次はできれば風を切って走りたいです」
●3着の阿部力也
「もうちょっとスカッと行くかと思ったら、なかなか行ききらずきつかったです。でも、行き切ってくれてよかったです。自分は追走いっぱい感じでした」


■4レース 一次予選2
●1着の金子幸央

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「しっかり佐々木(悠葵)君についていけなきゃいけなかったのに離れてしまったのは反省点です。落車を見て、落ち着いて、走ろうと思ってました。佐々木君が頑張ってくれた分、残したい思いは大きかったですね。脚の状態はいいので、二次予選もしっかり頑張りたいですね」
●2着の福島正一
「落車もあり、並走になった時に突っ込みそうになって内になって、きつかったんですけど。あとは金子さんが後ろを見ていたので、早く行ってくれって思ってました。補充以外でGIの正選手は初めてなんですけど、緊張感が全然違いますね。動きは全然FIと違うので、対処していかないといけないですね。調子はもう少しですけど、勝ち上がれたし、頑張りたいです」
●3着の岩本俊介
「佐々木と接触してバランス崩して、すぐにリスタートしなきゃと思っていたんですけど、守澤(太志)が入れてくれてから整えました。佐々木にハメられて感があります。ダメでもかかるよりも仕掛けなきゃと思って、捌いたりとか全部守澤がやってくれたから、失格して残念だけど守澤のおかげですね。佐々木より先着したのはラインのおかげと、自分の意地でした」


■5レース 一次予選2
●1着の吉田拓矢

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「打鐘でイナショウ(稲川翔)さん出させちゃって、6番手でヤバいと思ったけど、なんとか車が伸びてくれました。北津留(翼)さんより先に仕掛けなきゃと思って。最後は外行って、内に和田さん行ってくださいと思ってました。車伸びているし、いいですね!」
●2着の柴崎淳
「本調子じゃないラインでしたね。(竹内)雄作も苦しそうだったんで、ここからかなと思って行かせてもらいました。(二次予選に向けて)気持ちを高めていきたいですね。名前を呼んでくれたりとか、応援してくれる人もいるし、そういう人たちのためにも頑張りたいですね」
●3着の和田健太郎
「必死過ぎてどうだったかわからなかったけど、その割には柴崎に詰め寄れたかと思います。二次予選はとにかく頑張ります」


■6レース 一次予選2
●1着の森田優弥

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「リスクもあるかなと思ったけど、そこからレースをしようと思ってました。踏み出し思い切って、三谷(将太)さんにやられないようにと思って、合わせられてよかったです。気持ちも脚もいいですね! (競輪祭の)一次予選を突破できてよかったです」
●2着の和田真久留
「初日は中近の後ろからがよかったんですけど、森田君もそこがよかったみたいで取られました。基本、自分で行こうと思っていたけど、ホームで清水(裕友)君がすごい勢いよくて、森田君が合わせられるのかなと思ってついていったら、三谷さんと合っちゃいました」
●3着の小松崎大地
「清水(裕友)君を後ろに置くのがセオリーなんで、そういう風に組み立てないと思いました。単騎2人がくっついてきたし、ごちゃついても清水君の展開になりますからね。引いたけど、それが失敗でした。前を追っかけるだけのレースだったので、成田(和也)さんに申し訳ないレースでした。しっかり踏んだ感じはないけど、流れの中でいい反応はできていると思います。二次予選以降はこういう隙を見せると、やられちゃうので、ミスなく走りたいと思います」


■7レース 一次予選2
●1着の柏野智典

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「野原(雅也)君が来たのはわかったけど、あんまり大きくもっていくと神山君が入ってくるのかなと思って。最後も、小川(真太郎)君を3着以内に残したいなと思っていて、ゆっくり踏んだけど、神山君が来ていたのもわかったし、締めれれないし、うーん、自分にもっと余裕があれば残せたと思うんですけど。」
●2着の神山拓弥
「菊池(岳仁)も気合い入っていましたし、若くてこれからの選手なんでこういう舞台で色々と経験していけば来年とか再来年もっと強くなると期待しています。だいぶ踏まれたところで菊池君も踏んでいたので、あそこで迎え入れてもきついかなと思ってシビアな判断をしたんですけど。あれだったら小川君がカマしてきて出られた時点ですぐに引いて、また勝負できたと思うので。そこはまだ経験もないだろうし、やっぱりFIも7車立てだし、特別競輪は違うので、この舞台で経験していかないといけないと思うし、これからの菊池に期待ですね」
●3着の佐藤慎太郎
「追い上げて行った(渡部)幸訓が一番きつかったと思うけど、後ろもペースが上がりっぱなしだし、皆きつかったですね。松井(宏佑)も整わなかったと思います。最後は1つでも上の着をと思って走りました。あきらめずに踏めているし、状態はいいんだと思います」


■8レース 一次予選2
●1着の山田庸平

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「3番手を乗り越えられた時にこれは行けるんじゃないかって思いました。ダイヤモンドレースは強いメンバーと当たるので、何かを得られるように頑張りたいです!」
●2着の郡司浩平
「打鐘で石原(颯)君が1人行って、(高橋)晋也も番手にはまるような感じで追っていって、一番イヤだったのが(渡邉)一成さんにタテに踏まれることだったので、仕掛けるところがあればと思って、意を決してしっかりと仕掛けました。初日に甘さが出て大敗してしまったので、今日はしっかり仕掛けようという気持ちは強かったです」
●3着の諸橋愛
「前が駆けている状態で普通は行かないだろうなってところで仕掛けたので、郡司はさすがだなと思っていました。調子は好調ではないなりに頑張っていきたいと思います。でも1目よりはよかったし、この状態をキープしたいと思います」


■9レース
●1着の久米詩

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「(太田)美穂さんが駆けたので、後ろから、余裕を持って仕掛けました。決勝に乗れなかったのは悔しかったですが、来年また頑張ります!」
●2着の荒牧聖未
「絶対に1着を取ろうと思っていて、自分が仕掛けた時に前が下がってきてしまって、そこで迷ってしまいました。でも、最後まで踏み切れたのはよかったです」


■10レース
●1着の細田愛未

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「内に詰まった時はどうしようかと思ったけど、珠里ちゃんが仕掛けたので、上手くついていけました。今回は自力で勝負していないし、次は自信をもって自力で勝負できるようにしていきたいです」
●2着の土屋珠里
「今までだと格上相手だと、脚に余裕があっても前を見てしまって仕掛けられなかったけど、今日は自分で仕掛けられたし、強い山原(さくら)さんを交わせたのは自信になります。2回目の競輪祭だけど、ちょっとは自分の成長を感じられました」


■11レース アメジスト
●優勝の児玉碧衣

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「柳原か真生が行くと思っていて、その2人が自分よりも前いる形になったので、2人がやり合うその隙をついて自分で行こうと決めていたんです。でも、ゴール前ギリギリになっちゃったんで、そこは反省点です。昨日『2人の妹弟子にカッコイイ姿を見せたい』って言っていたので、負けられない気持ちでした。こういう開催になると疲れがダイレクトに来るので、そういうところのケアを学んでいかなきゃいけないなって思いました。連勝はかなり意識していて、武雄で3連勝して、GGPで400勝、4連覇をしたいという目標が立ったのでそのために頑張りたいと思います。昨年はトパーズを持って帰れたので、今年はアメジストを持って帰れてよかったです。静岡グランプリは初めてGGPを獲れた思い出の地なので、また優勝できるように頑張ります!」

●2着の柳原真緒

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「本当は合わせて出たかったけど、立ち漕ぎが進まなかったです。差しはあんまりしないけど、松山でサトミナ(佐藤水菜)の後ろについて差し切れなかったことがあるので、踏める勢いでいこうと思ってましたけど、ちょっと足りませんでした。来年はもう優勝しかないです」

●3着の高橋梨香

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「前が欲しかったけど、取れなかったので後ろからの組み立てになりました。児玉さんが自分よりも後ろだったので、行くのを見て、1だけを追ったら、結果ああなりました。追うレースはどちらかというと得意なので上手く走れたと思います」

●4着の大久保花梨

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「私も前々に踏もうかなと思ったら、美瑠ちゃんが行っていたし、落ち着いてタイミング見てと思ったんですけど、碧衣さんがやっぱり脚が違ってましたね。最後タレちゃっていったので、練習して、脚をあげていきたいと思います」

●5着の小林莉子

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「切り替えようとしてコースなくなっちゃって、ちょっと不完全燃焼で終わって悔しいですね。踏んだ時に、内が伸びているように見えて一回やめて内側を追っかけちゃったんですよね、それがミスでした。GGPは補欠3回で、出場は3回目になるんですけど、2開催あるのでそこでちょっと調子を取り戻したいと思います」

●6着の尾方真生

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「同門の碧衣さんが優勝してくれたのはよかったです。今はまだちょっと納得いかないので、GGPまでしっかり練習したいと思います。サマナイFの決勝もどうなんですけども、一歩も前に出れなかったので、GGPは少しでも進めるように頑張ります!」

●7着の永禮美瑠

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「悪いところが出ちゃったけど、腹を行ってからは踏み切れて、いい経験になったかなと思います。対応できなかったので、練習してきたいと思います。緊張感もレースも本当にいい経験になりました。大きい舞台で戦えるようになって帰ってきたいです」


■12レース トパーズ
●優勝の小林優香

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「自力の選手も多かったし、中団からレースを始められたのは作戦通りです。奥井さんのスピードをもらって行けたことが勝因でした。真備、風子さんも後ろにいたけど、しっかり踏み切れたし、落ち着いていい走りができたと思います。地元だし、しっかり優勝したいと思って臨んでいたので、いいスピードでゴールしたいと思ってました。ゴールしてからは会場の声援も大きくて、嬉しかったです。2021年は1つ大きなイベントが終わって悔しいまま2021年を終えるのは本当にイヤだったし、最後の年末のチャンスを得たので、GGPを優勝して、2021年はいい年で締めれるようにしたいです」

●2着の高木真備

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「今の現状ではついていくことしかできなかったですね。周りはしっかり見えていたので、あそこでしっかり追い込みたかったけど、できなかったです。GGPまであと1ヵ月あるので、しっかり追い込んで練習したいです」

●3着の南円佳

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「自分が一番点数もなかったし、緊張もなかったし、3着に入れたのは自分でもびっくりしているんですけど、ここに向けて練習してきた成果が出たんじゃないかと思います」

●4着の奥井迪

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「ホーム、バックをしっかり取って自分の競走はしました。優香に抜かれて1車身差だから、ちょっとまた来年に向けてやります。お客さんがすごく応援してくれて、また来年頑張れそうです。来年は絶対にグランプリを目指したいと思います!」

●5着の梅川風子

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「組み立て自体は上手くできていたけど、寛子さんが前を切ることによってスピードがあがり続けていたので、自分の思うようなレースができなかったけど、それも競輪ですからね。スピードもどんどんあがっていて、そこから自分で仕掛けるのは厳しかったので、バックから行きたかったけど、悔しいですね」

●6着の石井寛子

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「今年もこの雰囲気にのまれてしまいましたね、緊張感あふれる大会なんで。課題は今回たくさん得られたので、ちょっと接触はしたくないという気持ちも強かったですね。もう少し長く踏める脚を作っていければ皆と勝負できると思います。すごいメンバーだし、皆も調子あげてくると思うけど、サマナイFのような脚を磨き上げればと思います」

●7着の石井貴子

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「7番車だったので後方になってしまい、初日、2日目は前についていこうと思ったけど、決勝は皆が前に前に踏んでいくと思ったんですけど、そのままでした。自力で動けないとどうしようもないので、また反省します」

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