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第74回高松宮記念杯競輪(GI) 4日目・青龍賞&白虎賞レポート

白虎賞は捲った脇本雄太選手、青龍賞は新田祐大選手を交わした佐藤慎太郎選手が制しました!

11レース 白虎賞

最終1コーナー
最終バック過ぎ、捲る①脇本
ゴール


12レース 青龍賞

最終1コーナー
ゴール


表彰式、笑顔の2人


チャンピオンジャージのジッパーを井上茂徳さんにあげてもらう(ほぼ強制(笑))佐藤選手


また、初日の落車など感じさせないような古性優作選手の強さも気になりました。

レース前の古性 写真(公財)JKA

準決勝は東2、西2の4個レースが行われます。3着から勝ち上がれるのは1人だけ、ほぼ2着権利という厳しい勝ち上がりになります。熾烈なレースになりそうですね!
さぁさぁ、準決勝も高松宮記念杯を楽しみましょう!

■5レース
●1着の嘉永泰斗

嘉永

「5人なのはしっかり把握して、雄吾さんと2分線だし、雄吾さん出させて、行けるところから行こうと思いました。荒井(崇博)さんの車輪がブレているのはわかって大丈夫かなって思ったけど、自分も行くとこ行かなきゃいけないですからね。」
●2着の取鳥雄吾
「4人落車しているのはわかったし、荒井(崇博)さんの車輪が壊れているのはわかったので、自分のペースで駆けようと思いました。ラインで決まったらよかったけど、嘉永君が強かったですね。準決勝は精一杯頑張ります」
●3着の小倉竜二
「嘉永君を止めないといけなかったんですけど、嘉永君の捲りと取鳥君の踏み直しとタイミングが同時で、すれすれを来て止めづらくて、嘉永君上手いですね。最後もツケマイでいって割るコースもなくて、さすがだなって思いました。」

■6レース
●1着の北井佑季

北井

「しっかりペースで走れたと思います。和田さんに任せてもらって、しっかり自分のレースができたと思います」
●2着の菅田壱道
「自分は脚をためられたので最後伸びました」
●3着の和田健太郎
「北井は前は焦って踏んでしまうところを、今はしっかり組み立てを考えて走ってくれていますね。あとは僕が何とかしなきゃと思っていました。普段2周行くような北井君ですからね、今日はあの距離なんですごいスピードでした。本当は2着に入らなきゃいけなかったけど、何とか2人で勝ち上がれてよかったです」

■7レース
●1着の山田英明

山田

「松本(秀之介)も苦しそうだったし、(三谷)竜生に来られてかぶるのはきついので、後ろの動きは気にしていました。(最後)入っていったらコースが空いていたのはラッキーでした」
●2着の橋本強
「ホーム向かい風がきつかったから、大丈夫かなって思っていたけど、ちょっと松本(貴治)は粘れなかったですね。バックで柏野(智典)さんが波を作ってくれていたのもわかったし、ギリギリまで引きつけてって感じで踏んだんですけどね。コースを作ったけど、柏野さんじゃなくて山田さんが来たのは想定外でしたね」
●3着の南修二
「最終バックで後方だったし、どこまで行けるかって感じでした。脚はいいと思います」

■8レース
●1着の新山響平

新山

「疲れはありますが、最後まで踏み切れたと思います。3着までの勝ち上がりのレースで、4番手についてくれた大森(慶一)さんのためにもラインでと思ってました」
●2着の小松崎大地
「ラインの力で決まった形になってよかったです!」
●3着の渡部幸訓
「自分のところにおりてくるのは想定内だったので、対処しました。大地さんが気合入っていたので、それでラインが気合入りました」

■9レース
●1着の古性優作

古性

「村田(雅一)まで決められたらよかったけど、自分の仕掛けが遅かったので申し訳ないですね。井上(昌己)がどうなるのかを見極めてからじゃないとと思って、仕掛けが遅くなって、村田さんに迷惑をかけました」
●2着の村上博幸
「前の動きも見えていたけど、自分は古性君は俊敏なので古性君の動きに集中していました。最後、もっと差し込めれば村田君にもチャンスあったかもしれないけど、ちょっときつかったです」
●3着の隅田洋平
「考えていた中の1つの形でした。僕が早めに行けばラインで決まると思ったんですけど、古性君に行かれて、力不足を感じます。中国地区の先輩たちに言葉をもらって勉強になったので、また頑張ります」

■10レース
●1着の深谷知広

深谷

「前が脚を使っていたので、8番手でもいけたんだと思います。ホームで仕掛けるところがあったけど、皆もそこは行くだろうと読んでいるだろうし、そこを行く勇気はありませんでいた。最後行く時は、昨日の失敗をふまえて、膨らむことを考えて行きました」
●2着の内藤秀久
「深谷にはずっとお世話になりっぱなしなので、ちょっとくらいわがままなレースをされても気にしていません!」
●3着の守澤太志
「前は理想通りでしたね。長島(大介)君が中団突っ張れば、深谷君が後方になって理想通りになりました。長島君は止められたけど、そう上を深谷君に行かれてしまいました。うーん、全部がかみ合ってないですね。4車いて、1人しか勝ち上がれないのは反省しかないです」

■11レース
●1着の脇本雄太

脇本

「ペースが早くて全く余裕がなかったですね。かなりハイピッチのレースでした」
●2着の松浦悠士
「中団であとは相手によって考えようと言っていたんですけど、ちょっと想定外でしたね。伊藤(颯馬)のあとすかさずで、いいダッシュでしたけどついていけてよかったです。脇本君にイエローラインのところを来られて何もできませんでした。自分の調子はいいけど、脇本君と犬伏君がよすぎて自信喪失気味です(苦笑)」
●3着の稲川翔
「ワッキーも相手に警戒されて思うように走れんかった中で考えて走ってくれたと思います。休むとこがなくて苦しかったですね。でも、いっぱいいっぱいの中でも落ち着いて走れたと思います」

■12レース
●1着の佐藤慎太郎

佐藤

「新田(祐大)が全部、頑張ってくれたおかげなので、新田と勝ち上がりたかったですね。残念です。でも、最後は交わせているし、自分の出来は問題ないと思います」
●2着の成田和也
「3番手なんで、まずは新田の動きに集中してました。新田がどこで踏み出すかわからなくて、新田は見えなかったので、慎太郎さんの動きを見てました。(落車は)なんとか避けれてよかったです。反応も悪くないと思うのでいいと思います。明日も決勝を目指して頑張るだけです」
●3着の松井宏佑
「(新田さん)内に閉じ込められたけど、引かないでそこで勝負しようと思いました。自力は出せなかったけど、落車を避けて、その後は前に詰め寄れているので脚の方は問題ないかなと思います」

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