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全プロ記念競輪in佐世保 初日レポート

これぞ競輪、私の好きな言葉です。
全プロ初日は『これぞ競輪!!』と言いたくなるような熱いレースが続出でしたね!
壮絶な叩き合いに、テクニカルな番手戦とかすごかったです。6レースの小岩大介選手とか素晴らしい仕事ぶりでした。

初日特選3レースもすごかった! うん、すごいという言葉しか見つかりません。
10レースの熾烈な3番手争いとか
11レースの中川誠一郎選手の先行は誰も読めませんよねとか
12レースの荒井崇博選手の執念の追い込みとか
すごかったですね!

スーパープロピストレーサー賞も楽しみです。
っていうかそれ以外にも面白そうなレースがたくさんありますので、最終日も佐世保競輪でお楽しみください!

《ダッグアウトから》

■1レース
●2着の阿竹智史

阿竹智史

「もう全部、松本(秀之介)君に任せていました。3番手に迎え入れる準備をしていたんですけど、かなり前が流していて松本君が踏んでいったので連結ははずしてしまいました。最終バックからは焦って、どこを踏もうかなって思いましたけど、たまたまぱってコースが空いた感じで、もっと視野を広くみたいですね」


■2レース
●1着の菊池岳仁

菊池岳仁

「練習でもいい感触だったので、それが出ました。9車で1着は久しぶりなんで嬉しいです。佐世保は初めてなんで、本当にいい印象がつきました!」
●2着の内藤宣彦

内藤宣彦

「打鐘でオーバーペースかなと思ったんですけど、最終ホームでもう一段あがったんで、これは並みの選手じゃないなってびっくりしました。自分よりも30歳も下(笑)、息子よりも年下の子と一緒なんで頑張ろうと思いました。400勝は次頑張ります(苦笑)」



■3レース
●1着の田中誠

田中誠

「打鐘でもう来られないだろうなって思ったら、来られちゃったんで、あそこは俺のミスですね。合わせ切るだろうなって思ってどっちでもいいように位置だけ確保していたんですけど。最後は外を踏んだら、中を割られそうな気がして、安全に」
●2着の石原颯
「僕と(鈴木)陸来さんのどっちかが先行だと思っていたので。突っ張りたいと思っていたけど、出られてしまったので、番手に入ったけど、内容的にはイマイチですね」


■4レース
●1着の島川将貴

島川将貴

「前もごちゃってなっていたけど、出た時のあの辺の加速は悪くなかったと思います。ハンドルがなんかフワフワした感じがあるので、そこを修正していきたいですね」
●2着の松岡貴久
「最後、後ろに誰もいないのはわかったし、なんとか抜いてやろうって思ったけど、軽く合わされましたね(笑)。いやーきつかったです」


■5レース
●1着の皿屋豊

皿屋豊

「先行しようと思っていたので、そういう意味では後手を踏みましたが、上手く展開が向いたっていう感じです。弛んだら行こうと思ったけど、バックからの捲りになってしまったのは反省ですね。僕は初日男なんで(笑)」
●2着の吉田有希

吉田有希

「フタされるというのは認められてのことだと思うので、周りに警戒されるのは自分が注目されている証拠だと受け取って、9車だとああなるし、いい勉強になりました。捲りだと届かないんで、あそこから行けば他のラインも来ないと思ったので。バックで後ろを見たらいいスピードで来ていたので行かれるかなと思ったけど、のぼりを使って合わせれました。めちゃくちゃきつかったです。今日は力任せに駆けただけなので、ビッグレースでの9車の流れをもっとつかめるように、取手記念、宮杯とあるし、兄と一緒にいけるし、勉強して、9車に慣れて、結果を残せるようにしていきたいですね」



■6レース
●1着の上田尭弥

上田尭弥

「けっこう緩めてくれたので自分の出番がありました。後ろは見てなくて、もう小岩(大介)さんを信頼してましたね。最近もがき切るレースがなかったので、苦しいけど、よかったです」
●2着の近藤隆司
「青野(将大)が150点のレースをしてくれました。自分が前があんなにいけなかったですね。ダービーでここで戦うためにはのんびりやっている場合じゃないって火がついたので、ゴールデンウィークから1日も油断せずにやってきていて、自分のいい時に体重が戻ったら楽しみですね」


■7レース
●200勝の内藤秀久

内藤秀久

「小松崎はそこがほしいだろうと思って、その位置だけはしっかり取りました。今回は新車なんですが、100%セッティングが出ているわけではないですが、新車だけあって新車の伸びはよかったですね」
●2着の村田雅一
「最後は稲垣(裕之)さんの踏むコースを見てから、自分のコースを探して、稲垣さんが内に行ったので、僕は外と思って。(中本)匠栄をちょっとどかして、いい感じで伸びましたね」
●3着の小松崎大地
「あそこから行けば、来るのは取鳥(雄吾)だけだろうし、取鳥の踏むとこはわかっているので、しっかり合わせていきました」


■8レース
●1着の吉澤純平

吉澤純平

「坂井がちゃんと切ってくれたので、あとは行けるところから行ってくれって感じでした。あとは自分はついていくだけでした」
●2着の坂井洋

坂井洋

「切って切ってで自分が駆けて町田(太我)が後ろにおかせたかったんですけど、一成が前取っちゃったので、もう変な位置になったら流れで行くしかないと話していました。町田と踏み合ってもしょうがないし、自分と純平さんから売れていたし、脚はたまってないけど行くしかなかったです。行き切れてよかったです」
●3着の渡邉一成
「流れ込みで3着なんで、自力としては内容はよくないですね。でも、先行してもいいって気持ちで走っているから中団が取れたんだと思います」



■9レース
●1着の眞杉匠

眞杉匠

「山田(英明)さんが来ているのに気づかなくて、ぱって見たらすぐそこにいたので慌てて踏みました」
●2着の和田圭
「眞杉君の走りはダービーで、強い選手でも離れるのを見ていたので、すごいんだろうなとは思ってました。初めての連携だったし、ついていくことに集中していました。自分としては落車後の割には車は伸びたなと思います」
●3着の山田久徳
「バックで車間が少し前と空いて、そこをつめる勢いで行きたかったけど、つまらんかったですね。相手が強過ぎて調子は掴めなかったけど、レース勘は悪くないと思います」


■10レース

ゴール

●1着の成田和也

成田和也

「新山の先行一車みたいだったし、誰か来られるかもと注意はしていたし、新山があがらないでくれたので上手く対応できたと思います。新山がバックで踏み直してくれたんで、仕事できるなって思ったし、誰かしらが3番手いるので内に気を付けてもいました。ワンツーは何よりです。いいメンバーと走れるし、今回は大事な2日間と思って来ました」
●2着の新山響平

新山響平

「今日は展開が向きましたね。下りを使っていったので、最後までペースで行けました。いつもお世話になっている成田さんとワンツーで嬉しいです」
●3着の古性優作

古性優作

「色んなパターンを考えてしまって、難しかったですね。先に自分で動いた方がいいかなというのも考えたけど、結局、新山任せのレースになりました。(3番手の取り合いは)自転車も進んでなかったし、捌かれるなっていう感じでした。なんの内容もなく、0点のレースでしたね」


■11レース

最終ホーム、中川を叩く太田

●1着の松浦悠士

3連覇ポーズの松浦悠士

「中川(誠一郎)さんの仕掛けは想定外でした。でも、太田君がいい対応をして、すかさず行ってくれましたね。最後は太田君とのワンツーが決まったと思ったので、柏野(智典)のコースを作らなきゃと思ったんですけど、入ってきたのを見たら赤いフレームで慌ててしめました(苦笑)」
●2着の太田竜馬

太田竜馬

「中川さんの動きは予想外だったので、出るまでに脚を使ってきつかったですね。踏みあがったところを無理くり行ったので、かなり脚を使いました。踏んでいれば後ろの松浦さんが仕事してくれますからね。きつかったけど、残れているし、調子は悪くはないですね」
●3着の吉田拓矢

吉田拓矢

「ああなったらもう空くのを待って行けるところまでという感じでした。内容のないレースでしたけど、勝ち上がれたし、スーパープロピストレーサー賞は力を出し切りたいですね」


■12レース

最終1コーナー、後ろを確認する⑨守澤

●1着の守澤太志

守澤太志

「渡邉(雄太)君がケガあけなんで、どんな感じなんだろうっておもっていたけど、すごいスピードでしたね。残せなかったのは残念です。清水が仕掛けてくれたら、どれを止めれば、ラインで決まると思ったんですけどね。後ろからごっそり来られました。自分は9割くらい戻っていると思います」
●2着の諸橋愛

諸橋愛

「平原(康多)は2コーナーで行くかと思ったんですけどね。行かなかったので、自分がどうしようかって思いました」
●3着の荒井崇博

荒井崇博

「いいところを清水(裕友)が取ってくれたし、頭まで取れたコースがあったのに、悔しいですね。守澤がもってくるのと、清水が降りてくるので1回バック入れた。よく耐えれたし、とりあえず3着に入れてよかったです」





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