第75回日本選手権競輪(GI)決勝　優勝は松浦悠士！　報道陣の絶賛は郡司浩平！ 素晴らしい競輪競走を堪能した決勝戦でした！

郡司浩平の動きが絶品でしたね。眞杉匠を抑えて、更に中団に追い上げて松岡健介を決めて、捲る。本当に微差で届かなかったけど、見事でした。
ゴールは3車横一線。3車が2㎝の中に入っての順位ですからこれは痺れました。

また、眞杉匠はどんどん伸びて欲しいですね。若手No1先行でGI戦線で活躍してほしいです。

このレースを見逃した方は是非、KEIRIN.JPで見てね。
本当はスタートから見て欲しいけど。

ゴール

《ダッグアウトから》

■11レース　決勝戦
●優勝の松浦悠士

「後ろ攻めはちょっと厳しいなと思ったので前が取れてよかったです。裕友がいいタイミングで駆けてくれました。郡司君が後ろに入ったのが見えたのでいつくるのかわからなかったので、怖かったですけど、なんとか押し切れてよかったです。ちょっとゴールまで遠かったです(笑)。一番調子がいい郡司君が後ろだったので、早く来てくれって思ったんですけど、そうすればブロックできますからね。慎太郎さんには肘かけて勝ったかなと思ったけど、内を気にし過ぎて外を行かれたかと思って、ヒヤヒヤしてました。また裕友とグランプリに出たいですし、1人でも多く中四国から乗れるように目指して、頑張っていきたいです。この厳しい状況下の中で、こうして開催してもらっただけありがたいですし、なかなか外出もできずにストレスもたまっているでしょうが、それを晴らせるようないいレースが見せられたかなと思います」

●2着の郡司浩平

「とりあえず（眞杉）にふたして、引けば、切るなりって考えていたんですけど、引かなかったので、ああゆう形になりました。あそこからなら清水は突っ張るなと思ったし、もう勝負しかなくって、単騎2人いて、5番手ではうまみないなと思ったので、つまったところで上手く3番手取れたので位置取れました。そこからは松浦に見られて、ちょっと弱気になってしまって、そこでしたね。最後、ゴール前勝負だと思ったんですけど」

●3着の佐藤慎太郎

「俺のイメージよりも松浦が膨れたことと、膨れて戻ってきて、また俺に肘をかける余裕が松浦にありました。俺がそこを避けれるくらいの気持ちに余裕があればよかったんですけど、肘を掛け直せばいいやと瞬時に判断したんですけど、それを避けてハンドルを投げた方がよかったのかはわからないけど、ただ、今の競輪界をけん引している松浦、郡司とダービーの優勝争いをあれだけできたことはこれからの競輪人生にもプラスになると思います」

●4着の浅井康太

「しっかり判断して、慎太郎さんのとこに切り替えて、直線勝負はしっかりできたと思います。伸びはよかったけど、もうちょいでしたね。SSと一緒に走れる機会の中でこういう「風に自信をつけさせてもらったので、次の宮杯でいいレースができるようにしあげていきたいと思います」

●5着の武藤龍生

「作戦でも並走されることは考えていて、そこは頑張ろうって言ってました。初GIの決勝はすごい緊張しました。またお客さんが入っていたら別だったんでしょうけど。他の地区の選手から『頑張れ』って言ってもらってすごい嬉しかったです。自分はここまでコツコツやってきただけなんで、これからもコツコツと頑張っていくだけです」

●6着の平原康多

「もうちょっと赤板くらいで眞杉が郡司にプレッシャーかけれれば、郡司も外になる感じになって、打鐘めがけてくれればと思っていたんですけど。駆けたのが打鐘過ぎだったんで、あれだときついですね。やっぱり清水や郡司は簡単に許さないので、そいうのありきですからね、競輪は。そういうところをもっと眞杉は磨いていったらいいと思います。今回は、すっごく悔しい気持ちとやっと終わったという気持ちですね…。家に帰ったら悔しさがこみあげてくる思うけど、体調はよくなかったので、戦い抜いたなと思います」

●7着の清水裕友

「郡司さんが来たらもともと突っ張ろうと思っていて、眞杉が来たところを合ったところで勝負しようと思っていたんですけど、眞杉も引かずに郡司さんもそこで勝負していたので、逆に僕は腹をくくりやすかったですね。松浦さんが優勝してくれてよかったです。ずっとお世話になっているんで。あとは自分の力をつけて粘っていくだけですね」

●8着の眞杉匠

「決勝はもう主導権を取ることしか考えてなかったです。でも、2コーナーくらいまで郡司さんに競られていたので焦りました。この舞台はやっぱりレベルが違っていましたね。またGIの決勝に乗れたいですし、自分らしいレースで頑張りたいと思います！」

●9着の松岡健介

「スタートの位置はよかったと思うんですけど、後ろの浅井君を気にし過ぎて、内を気にしていたら、弛んで郡司君が外に来て、その一瞬の判断で遅れてしまいました。また頑張ります」