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第73回高松宮記念杯競輪(GI)2日目レポート

2日目は、青龍賞と白虎賞が行われました。

青龍賞・白虎賞表彰式


青龍賞は成田和也選手が制しました。最終ホームから仕掛けた小松崎大地選手の番手で車間を切って、ゴールまで郡司浩平選手を張りながら追い込んでいきました。
白虎賞は大阪3名が連携、先頭を任された岡崎智哉選手が果敢な先行。捲ってくる三谷竜生選手に合わせて捲り発進し、神田紘輔選手と古性選手のワンツーが決まりました。

3日目は準決勝が行われます。東2個レース、西2個レースということで、3着は1人だけがしか勝ち上がりとなります。かなり厳しい戦いが予想されますね。今回は石原颯選手らも勝ち上がってきており、激しい戦いになりそうです。
さて、全日本選抜、ダービー、宮杯と3連続で準決勝に進んでいる嘉永泰斗選手、3度目の正直で決勝進出なるかも気になりますね。

3日目も岸和田競輪場でお楽しみください。

白虎賞の選手紹介でラップを披露の岡崎選手。古性選手らは爆笑、次に順番がくる松浦悠士選手は下を向いて困っちゃってます


《ダッグアウトから》

■5レース
●1着の神山拓弥

神山拓弥

「眞杉(匠)君はいつもやることが決まって走ってくれるので。ずっとすごいペースで心配になったけど、ダービー2連続決勝しているだけあってすごい脚でたれなかったけど、最後はちょっと行かれちゃいました。2人で乗りたかったですね」
●2着の渡邉一成
「眞杉君は深谷(知広)君をフタしてくるかと思ったらしなかったので、打鐘めがけてくるなと思って、そうすると深谷だけは切られちゃいけないって意識していました。眞杉君が深谷に来れないくらいのペースで踏んでいたので、僕も車間を空けすぎないようにと、もし和田(健太郎)さんがおりてきても対処できるようにしていました。神山君が車間切ったのか、一瞬つまったけど、そこはバック踏まないように車間を調整して。杉森(輝大)も脚あるけど、先に並びながら踏んでいけば内も開くだろうし、そこからは前に踏むだけでした。同学年で一緒に練習もしていた幸訓と一緒に乗れたのは嬉しいですね」」
●3着の渡部幸訓
「一成のダッシュにだけ集中してついていきました。3コーナーでだいぶバック踏んじゃったので、弛めたからの一成のダッシュだったんでワンテンポ遅れたけど、コース的にはよかったと思います。3着と4着では大きな差なので、一成さまさまですね」


■6レース
●1着の石原颯

石原颯

「思ったよりもペースがあがったので、出るまでに脚を使っちゃって、高原(仁志)さんが絡んじゃったのは申し訳なかったです。香川さんに隣に来さすなって言われていたので(笑)、一生懸命頑張りました! 特別競輪で勝ち上がれたのは初めてなので、チャレンジで頑張ります」
●2着の嘉永泰斗
「思惑通りにはなりました。高原(仁志)さんと競ったところで脚にきちゃって、3コーナーから踏んだ時に出がよくなかったので、そこは修正していきます。疲労を取って、しっかり準決勝にそなえたいと思います!」
●3着の香川雄介
「駆けたら基本的に俺のとこまでは来させるなよって作戦で言ってました(笑)。そうしたら『わかりました』って言ってましたけど、本当に石原が強かったですね!」


■7レース
●1着の坂井洋

坂井洋

「吉田(有希)君も突っ張ってくれたんですけど、もう前に出られてしまって、でも、冷静に吉田君が落ち着いて行ってくれましたね。前だけでなく、後ろも警戒しながら、コースを見ました」
●2着の佐藤慎太郎
「周りをみながら、どこからでも仕掛けるって新山(響平)が言ってたんで。ちょっと早めの仕掛け心配でしたけど、ダッシュも鋭くて、自分も余裕はなかったですね。自力-自力で並んでいたからあれだけど、あれば追い込みが番手だったらまた違ったでしょうし、あれだったら思い切り振らないでいけばよかったかもしれないけど、そこまでの余裕はなかったですね。しっかり疲れとって、準決勝にそなえたいと思います」
●3着の雨谷一樹
「吉田が早めに仕掛けてくれたので、自分と坂井にチャンスが生まれました。坂井が踏んだのわかったんで、それに離れないように、最後は自分も無我夢中で踏み続けました」


■8レース
●1着の荒井崇博

荒井崇博

「出て行ってくれーみたいな感じで弛んだから、もう庸平も練習みたいに行きましたね(笑)。自分の調子も悪くないです」
●2着の山田庸平
「引くかどうかで駆け引きがあったけど、結果、引いて正解でした。昨日よりは感覚もよかったし、今日はいいレースができて嬉しいです!」
●3着の野田源一
「カマシに行った時から、これは面白い展開になるなって思ってました。後ろからきても荒井が番手だし、なんとかなるだろうって思ったし。自分の感じは悪くないけど、山田君が強かったですね」


■9レース
●1着の吉田拓矢

吉田拓矢

「後ろを気にし過ぎたのは反省ですね。もっと前を見てないといけませんでした。ちょっと出るのにもたついてしまって、もっとすって行けていたらラインで決まっていたと思います。昨日9着で落ち込んだけど、今日1着でよかったです!」
●2着の鈴木裕
「岩本(俊介)君が先行するつもりで組み立てて、僕はそれに賛同する形でした。岩本君がかかっていて、僕が万全の状態でないにしろ、岩本君が相当にかかっていて、ちょっと車間が空いちゃって、でもすぐに追いついたら後ろに来られちゃうと思って車間を空けてすごくきつかったです。止めたかったけど、スピードも違うし、あれ以上ふると内にこられるしって色々と考えました。準決勝はもっと身体がよくなればいいなと思います」
●3着の木暮安由
「作戦通りだったし、吉田君が落ち着いてレースをしてくれました。中団すんなり過ぎたんで逆にドキドキしました」


■10レース
●1着の園田匠

3番車・園田匠

「(北津留)翼が頑張ってくれました。しっかり内をしめれたし、ワンツー決まって嬉しいですね。ケガしてヒデも踏めてなかったけど、今日はしっかり気持ちが伝わりました。9車の方が自分らしさを出せていいですね。1着も久しぶりですし、しっかり大舞台でも戦えると思います」
●2着の山田英明
「なんか翼がスイッチ入りました。僕があれだった時は行ってくださいって言われていたし、園田さんに前をまわしてもらったし、九州で決めると思って躊躇なく出て行かせてもらいました。どこかでいいきっかけをつかみたいなと思って毎回臨んでいます」
●3着の太田竜馬
「まずは町田(太我)君の動きを見てっていう感じでしたけど、ああゆう風になりました。来たら合わせて駆けようと思ったら、北津留さんが駆けてしまいました。ずっとかかっていたし、めっちゃきつかったですね」


■11レース

最終1コーナー
ゴール前

●1着の成田和也

成田和也

「小松崎のスピードがよかったですね。車も寝ていたくらい、スピードが出ていたと思います。車間を切って、対応しました」
●2着の郡司浩平
「落ち着く前に来られたので対応できませんでしたね」
●3着の小松崎大地
「成田さんの取ってくれた位置でしっかり仕掛けようと思いました。自分みたいに力ないのが前受けはどうだろうとも思いましたが、力を出し切ろうと思って行きました。流れもいいし、しっかり走れていると思います」


■12レース

最終ホーム過ぎ
ゴール

●1着の古性優作

古性優作

「練習からずっと一緒の岡崎(智哉)さんしびれるような先行、後ろについていて感慨深かったですね。連日前が頑張ってくれていますし、今日も前がすごいかかりでした。(三谷)竜生さんも休んでまた来るように見えたので踏ませてもらいましたけど、後ろついていてほんとうに岡崎さんが強かったですね。連日、前が強過ぎてしんどいですが(笑)、ダービーに比べればよくなっていると思うので、また明日も頑張りたいなって思います」
●2着の神田紘輔
「岡崎さんが頑張ってくれました。今日はもうちょっと脚の貯め方で修正するところが見つかったので、明日も同じ3人なのでしっかり修正して臨みたいです」
●3着の谷口遼平
「浅井(康太)先輩に無理して行くなって言われていたので、しっかり前にいてからかなと思っていました。バックで捲る余裕はなかったので、そこで行かなければならなかったけど、そこですね。もうちょっと仕掛けられたらよかったんですけど。3着はよかったけど、内容的には不甲斐なかったです。結果は上出来なので、内容も含めてよくしたいです」




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