ライブ盤、できました （2） よもやま話
２月１２日にライブアルバム「Come Alive: Cinematic Live in Tokyo」をリリースし、東京、名古屋、浜松のライブを終えました。各地で手にとってくださった皆さん、ありがとうございました。今回のCDは流通せず、会場での販売も、配信と、通販で全国の方からたくさんご注文をいただきお届けしました。作る前はドキドキしていましたが、いざリリースしたら、嬉しい反響を沢山頂いて、本当に本当に嬉しい！
(photo by Akiko Tanaka)
アルバムの特典として、ライブ映像や録音がついていることは多いですが、今回はライブアルバムとして、作品として愛聴してもらえることを目指して作りました。とはいえ最初から作品化するつもりではなく、ただ、特別なライブになる予感があったので、リリースしなくても録音しておきたいというシンプルな気持ちでした。（ライブに集中してもらえるよう、録音することも言わなかった）本来、ライブ盤は何公演も同じメンバーで演奏を経て状態だったり、作品化を前提に録音されることが普通なのに、このたった一夜限りのライブでここまでもっていってくれた素晴らしいメンバーに心から感謝しています。みんなの各所のフレーズ歌えるくらい本当に好き。
Musicians：大和田慧（vocal,a.guitar）、宮川 純（keys, music director）、吉田サトシ（guitar）、伊吹文裕（drums）、越智俊介（bass) HARUNA（chorus）
Guest : 小西遼（sax,vocoder）[象眠舎、CRCK/LCKS]
普段アルバムを聴いてくれているけど、なかなかライブに行くことができない方、地域の方にも、ライブの空気ってこうなんだ！と楽しんで欲しいし、このライブに来てくださった皆さんには、ご自身も作品に参加してる！と思って欲しいです。本当に、みんなで作った１枚。
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録音用スタジオと違って、ボーカルやドラムのマイクにいろんな音が入ってしまったり、音の処理は相当難しい部分もあったと思うけど、ミックスをお願いした染野拓くんと、ミックス作業に立ち会ってくれたバンマス（バンドマスター）宮川純くんのおかげで、彼らのやりとりで、演者が出したいと思う音にどんどん近くなって、臨場感が生まれていくのがまた面白かった。。（作るって本当楽しい、死ぬほど悩むけど）マスタリングはニューヨークのエンジニアにお願いしたのですが、君のバンド強力だね！！とコメントがついてきたのも嬉しかった。
[ 全曲試聴トレイラーつくりました ]
私自身は、年間何百本もライブする百戦錬磨タイプのシンガーではないけど、、、学生の頃にライブ盤を聴き憧れたり、学割でブルーノートに通ったり、ライブミュージックを愛していて、ライブで起こす魔法みたいなものや、素晴らしい演奏と、演奏家への深い尊敬をもっています。私が幸運にも素晴らしいミュージシャンと共演させてもらえるのは、その気持ちが滲みでてるからかもしれない。スタジオでアルバムを作るときと、ライブで目指すことはまた別のアプローチだと思いますが、ライブでバンドとその場にいてくれるすべてのひとと、心が解放されて、深くて高いところに昇っていくようなイメージを追いかけてます。
また今回は「シネマティック」という特別なアルバムを作って、このアルバムでの試みをライブでどう表現するかという点も、みんなの力を借りて、ライブにすごく良く作用してくれた気がします。「シネマティック」と「Come Alive: Cinematic Live in Tokyo」は姉妹のような作品。ぜひ一緒に楽しんでくださいね。そしてライブにも遊びにきてみてください。
次回、また明日、特典盤のことについて書きます。noteのサポート機能（投げ銭）、フォローもしてもらえたら励みになります。
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[ ライブ情報 ]
4/30（木）大和田慧 with 宮川純、吉田サトシ＆TOMO KANNNO
“ ORGANic Transition :Kei Sings with Organ Trio”
会場：東京・中目黒 楽屋 http://rakuya.asia/home.shtml
出演：大和田慧 (Vo,Ag) 、宮川純 (Organ)、吉田サトシ (Gt)、TOMO KANNO (Dr)
チャージ：前売 3,800yen *学割あり
時間：18:30 Open / 19:30 start
ご予約：楽屋まで http://rakuya.asia/cgi-bin/rakuya/shop/yoyakuorder.cgi?post_id=5617&session=0 またはお電話 03-3714-2607
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