部のためってなに??

こんにちは。今回のブログを担当する女子統括の守屋明穂です。

いよいよ全カレまで2週間を切りました。私は最初で最後の全カレが決まり、そわそわする日々を送っています。


全カレ標準締切が過ぎ、皆さんの心の中にはどんな気持ちがありますか?

突破できてホッとしている人、間に合わずに落ち込んでいる人、切れても枠争いによって出られない人、標準まで手が届かない人。いろんな立場の人がいると思います。

その中で、どうやって全カレや早慶戦、秋シーズンに向けてチームがまとまりをもって進んでいけばいいのか。そんなことについてお話しできたらいいなと思います。


1.ライバルの存在

幹部ブログと言いつつも、ここからは個人的な話になってしまうことをご了承ください。

私が今シーズンに入って大学入学以来初めてちゃんと走れているのは、ラストイヤーだということもありますが、何より一緒に練習する部員の存在が大きいと感じています。

私は中高時代基本的に1人で練習していたし、それは当たり前のことでした。誰かいてほしいとか、1人でペース作るの不安とか、そんなこと一切思ったことはありませんでした。

でも今は、"一緒に頑張りたいけど負けたくない"相手がいることがこんなにも幸せなんだなと、自分を強くしてくれるんだなと日々実感しています。


あれ、これって他力本願になってきて、弱い部分はずっと弱いままじゃない?

このブログを書きながら、ふと思いました。確かに競技面だけ見たら、1人で練習していた方がレースも自分で作れるし安定感もあるかもしれません。

じゃあ何が上手くいっている要因なのか。それは間違いなく精神的なものだと思います。

一緒に強くなりたいから。一緒にもっと上のステージで走りたいから。でもそれでも最後は絶対に負けたくないから。

こんな気持ちは中高時代の私にはありませんでした。でも今の私は毎日こんなことを思っています。価値観って環境によって変わるものですね。


2ヶ月前くらいですかね。私の愛してやまない中距離の後輩に言われました。

「守屋さんとだから頑張れる。守屋さんと一緒に全カレ出たいです。」

そんなこと言われたら、A標切るしかないじゃん!と奮闘しましたが、流石に手が届かず一緒に全カレに出場することは叶いませんでした。

そんな神田やずっと怪我に悩まされている仲子、いつも引っ張ってくれる近藤をはじめとする中距離ブロックに恩返しをするつもりで、全カレに挑みたいと思っています。

めちゃめちゃ個人的なことを書いてしまいましたが、皆さんが頑張れる理由、モチベーションについて、思い返してもらえればと思います。

その自分の頑張りが誰かの刺激になってたらよくない??っていう話は次の段落で。


2.部のため...?

私は入部してすぐの関東インカレにて、「部のために〇〇すべき」や「部に貢献したい」という言葉にカルチャーショックを受けました。

100人以上いる大所帯で部員全員のために、なんてことを私はこれから思えるのかな...

結論から言うと、4年間過ごしてきて、私はそんな大層なことは(直接的には)ほとんど思えませんでした。なぜなら、部のためなんて大規模すぎて、抽象的すぎて、想像しづらいからです。

きっと今の下級生もそんなふうに思う人も多いのではないでしょうか。

でも、そのままでいいわけではありません。競走部に所属している以上、誰かの何かに貢献する必要はあると思っています。


"部のため"を"所属ブロックのため"や"親しい部員のため"に置き換えたら、自分のやるべきことが少しは明確になる気がしませんか?

そして、その周囲に与えた影響は波及してシナジーが生まれ(だいぶ飛躍してますがいい文章が思いつかなかったのでなんとなく想像してください笑)、最終的には"部のため"の何かにつながると思いませんか?

それが競技力による影響であるべきだと言う人も少なからずいると思いますが、私はそれだけが全てではないと思っています。

自分の行動や言動が競走部のために直結する人なんて、ごくごく一部の発信力や行動力の優れた人だけです。


特に公式戦の時期になると抽象的なワードが溢れがちですが、自分の身近な人へ与えられる影響は何かを考え、それが間接的にでも競走部全体につながることであれば、率先して行動してください。

先日の杉浦の集合でもあった通り、一人ひとりが小さなことでも当事者意識をもっていれば、目指すレベルや立場が違えど部全体が同じ方向を向くことができると思います。


9月は全カレと早慶戦、10月は箱根予選会と、部員やブロックによって行動はバラバラになってくると思います。

今一度自分の存在意義を見直し、まずは全カレに向けてもう一踏ん張りしましょう!!


拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。次は8日に畦地くんが書いてくれます。楽しみに待ちましょう〜

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