現地応援不可2年目ですが

こんにちは。今回の幹部ブログ担当の宮野です。

この前まで標準突破を目指して頑張っていたのに、気づいたらもう全カレ本番が近くなりましたね。
出場する人も、もうあとできることは調整くらいになってくるでしょう。

一方、出場しない人は現地応援も去年に引き続き不可となり、チームの一員として全カレに参加する!と感じることは本格的に難しくなっています。

今回のブログでは、そういう状況の中でも大事な仲間の話と、全カレまでの時間をどう過ごせるかについて少しお話しします。


最近で全カレに関連して最も印象的だったのは、8月7日に中距離だけで出たwttk・田園クラブ記録会でした。
男子は各組にペースメーカーがつき出走前にペースの相談ができるという魅力的な大会で、慶大中距離もPBラッシュだったのは他ブロックのみなさんも覚えているのではないでしょうか。

男子800では慶應から5人が同じ組になり、さながら慶大競技会のようでしたが、その1組前がまた大きなイベントでした。
最近よく日吉の練習に来ている一橋大の堀内が全カレA標準を突破する大幅PBで組1着だったのです。
前後の組の選手が集まっていたゴール付近では大きな拍手が上がり、会場全体の進行が祝福のために一度止まったような感覚さえありました。
(中距離だけの競技会のこういうアットホーム感ってちょっと混成みたいでいいよな、と嬉しくなったのですがそれは別の話ですね)

そこで盛り上がってしまって直後の自分のレースのことなど忘れかけ、半ば夢見心地でスタートラインについた気がするのですが、慶大5人は全員PB、1着の梅沢は全カレB標準突破という結果が生まれました。
いくらペースメーカーがついていてもそれだけではなく、活字にすると陳腐ですがチームメイト(広義)に後押しされて出た結果だと感じます。
全カレ絡みでチームを感じた回でした。


さて最初に書いた通り、出場する人は試合が近くなると大きく競技力を上げようとするよりも、今までの力をなるべく発揮するように調整に集中するのが普通です。
すべき練習は今までにやってきているはず、という自信が大切になってきます。

出場しない人もこれに沿って考えることができるのではないでしょうか。
今年は現地で応援することはできないので、競技の直前に応援を届けることはできません。
でも、選手が日吉にいるうちに応援を伝えることはできるはずですし、それは日々の練習のように試合本番まで残ってくれるはずです。

もちろん、毎日「全カレ期待してるからな!」などと満面の笑顔で言われても選手はきっと困って仕方がないでしょう。
そこは動きいいぞ、とか調子どう?とかのごく普通の声かけでいいと思うのですが、何にしてもいい形で本番に残る声かけがたぶん日吉からできる最大の応援だと思います。
ぜひ残りの練習でポジティブな声かけを選手に蓄えていってください。


次回は10日(金)に鐘ヶ江の更新です。お楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?