見出し画像

アースフレンズPV企画〜準備編〜


こんにちは!21期のけんしんです!
気づいたらユニタメのnote更新も久しぶりですね。文章を書くたびに考えますが、読みやすい文章を書ける人ってすごいですよね。これまで読んできた文字量が違うことが大きい気がしますが、努力と才能がないとクオリティの高いものはできないと思います。なのでそれができる人を尊敬してます。ほんとに。笑
そんな今回は多くの人に読んでもらえるようなnoteになることを祈りつつ、ユニタメ×アースフレンズのPV企画〜準備編〜をお届けします。
PV企画とは?
ここで、PV企画とはいったいなんぞや?という方もいるでしょう。
簡単に本企画の概要を説明すると、アースフレンズ様のPVを自分たちで内容やキャスティングを考えた上で、撮影や編集など多くの方の力を借りながら、PV作成を行う企画です。

当初の企画案のスライドです。しっかり作っておりました✊


さらっと書きましたが、かなりすごいですよね、この企画。笑
やりたいと思っても一生のうちに一度できるかどうかのレベルのとても貴重な機会をいただきました。改めてこの企画を学生に任せてくれるアースフレンズ様や、出演、撮影にご協力いただいた関係者様に心から感謝いたします。
では、今回は準備編ということで、どんな想いを持ってこのPV企画を始めたのか、企画を行うに至るまでのお話をしたいと思います。

なんのための企画なのか

ユニタメはエンターテインメントを通して人と人との繋がりを生み出すことを目標に活動をしています。

今年度ユニタメが掲げていた活動ビジョン



今回の場合、アースフレンズ様がホームタウンとする「大田区(地域)」と「アースフレンズ」の間にこれまで以上に関係性を生み出し、更にはアースフレンズを中心とした「ファン同士」の繋がりを創出していこうというコンセプトを当初掲げていました。
「地域」×「アースフレンズ」の結び付きを強めることが、地域に関わるより多くの人たちの間に新たな繋がりを生み、それが現代社会の抱える「繋がりの希薄化」の解決に貢献できる。そう考えました。ただ、
「繋がりを生み出すことがいったいどんなメリットを生み出すのか」
社会課題に向き合うプロジェクトにおいてこの点は重要です。
資金も経験もない学生が社会に繰り出し、理想論だけ掲げては協力してもらえることはないと思っています。
そもそもユニタメが掲げてきた「繋がりの希薄化」という課題ですが、現実の問題として捉えた時に本当に解決すべきなのかが正直なところ不明瞭でした。現実での繋がりが減っていてもSNSで繋がっていればそれで充分。その課題を解決する必要ってあるの?という考えも当然出てきます。
これに対し、ユニタメは駅前や試合会場でのアンケート、区の職員の方へのインタビューを行いました。実際に繋がりの希薄化に関連した課題は存在しているのか、そしてそれはどんな弊害を起こしているのかを明らかにするためです。
挙げられた大田区の課題としては
・商店街が廃れてきていて交流が減っている
・新たなコミュニティが生まれない
・区に存在する魅力が人々に伝わっていない
これらが存在するということがわかりました。

大田区の担当者へのインタビューの様子



社会課題として「繋がりの希薄化」を掲げ、私たちは活動を行ってきましたが、実際にその減少は起きているようでした。同時に商店街の衰退や区の魅力を知らないといった意見もあり、そのことから人々が交流する場の減少やそもそも街に出ていく機会がないということが繋がりの希薄化を加速している要因であると考えられました。
これまではアースフレンズ様との活動の中では地域の人々に繋がりを生み出すことを強く意識していましたが、それは簡単に言うとファンを増やすことが目的になっていて、観戦に来てもらうことしか考えていませんでした。
これを機に考えを改め、現在は地域の中に繋がりを創出する手段として、人々が交流するきっかけの場としてアースフレンズ様があれば自然と大田区の課題や繋がりの希薄化は解消されていくのではないかと思い、活動を行っています。
だいぶ話が難しくなってしまいましたが、そこで今回の企画になります。
アースフレンズ様をきっかけに繋がりを生み出していくために、観戦に来てもらうことと同時に「試合前後の観戦行動をデザインする」。要は試合の前にカフェに行くことや、試合後に居酒屋に行くといったようなことです。観戦のついでにそういったアクションを起こしてもらうことができれば大田区の魅力に気付く機会も増えますし、新たな関係性が生まれるチャンスにもなります。
だからこそ今回はアースフレンズ様の観戦の楽しさと同時に大田区の魅力を知ってもらうための企画を始めました。
その手段として今回はより多くの魅力が伝わるであろうPVを作ってみようと企画が動き始めました。

いざ、PV企画の準備!しかし、、

今回は撮影や映像編集に関しては、合同会社プログレスリバティ様にご協力をお願いし、PV作成に関わる多くのことを助けていただきました。
とはいえ、自分たちで実際にPV作成を主導して行うとなるとスムーズにはいきませんでした。正直舐めてました。笑
まず、直面したのは台本作成の難しさです。PVの概要部分となる部分から悩みました。どんな構成にするのか?PVの尺は?など想像以上に決めることが多く不安ばかりでした。
PVの大枠部分ですらこんな感じの状態だったので細部の設定が進むにつれて果たしてこれで大丈夫なのか?という疑念に飲み込まれることもありました。セリフひとつとっても視聴者に誤解のないように伝わるのか、ニュアンスに工夫してみたり、こだわりは多岐に渡りました。

台本の一部 設定は細かく決めました🗒


一方で撮影台本以外のキャスティングや撮影場所の確保に関してもツテもない私たちが一から準備することも大きな困難でした。
台本に合う背景(撮影場所)や演者の方はどういったものなのかを細かく設定した上でそれに合う条件を満たすものを探し、交渉と、頭と足を使って進めていきました。
とはいえ順調に進むことの方が稀で、特に個人的には撮影場所の確保は撮影の直前まで調整をおこなっていました。台本に沿った撮影場所を見つけ、連絡をしてみるものの、当然断られることもありました。想定していた場所が難しければ台本の方を変えたり、調整を重ねました。
(ただここで決めることが多いからこそ自分たちで作り上げている感覚や面白さがあるというのは収穫でした。責任は増えたもののこれだけ思うように活動させていただきユニタメとして良い経験でした😊)
そんな状況の中、自分が思ったのはとにかく動き続けることの大事さです。とにかく不安でも、一度ダメでも切り替えて次に行く。ダメだったと落ち込んでいてもしょうがないから別の選択肢でチャンスを掴みに行く。ユニタメメンバーの行動を見て気付かされました。
常に考え、動き続ける姿勢があったことで、なんとか撮影日までに撮影場所の確保や台本作成は間に合いました😌
ユニタメのみんなはその姿勢を持っていることが優れていると思います。これは一番大事なことのような気がしています。だからこそ今回PV企画を撮影し、形になるまでの状況になったと思います。
準備段階では想像以上に苦労が多かったように思います。もちろんやりがいや楽しさもそれ以上にありました。本当に貴重な経験をさせていただきました。

さいごに

今回のPV企画を通してユニタメ自身も「人との繋がり」を広げています。ただの学生の私たちがやりたいことに対し、多くの方が協力してくれています。ただ今は「ユニタメ」と「誰か」という繋がりしかできていません。
今後はユニタメの手を離れた場所にも繋がりを作り出していきたいと考えています。例えばユニタメの企画を通じて、ファン同士の新たな繋がりを作ることができれば、それはひとつの成功だといえます。だからこそ今後、この企画を通してユニタメの見えない場所にも繋がりができることを望んでいます。
さて、撮影の準備段階からこんな感じでいろいろと大変でしたが、無事、撮影するに至りました!果たして撮影は順調にいったのでしょうか??次回は撮影編です!
お楽しみに

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?