10/30 天皇賞秋

10/30 東京11R 天皇賞(秋) (G1)
◎8シャフリヤール
○10ノースブリッジ
▲9ジャックドール
△△6ジオグリフ
△4,3,7

現時点で王道路線の頂点にいる4歳ダービー馬たるシャフリヤールが勝ち切るとして軸にします。今年も3歳馬が注目されていますが、確かに今年のクラシック(ダービー)はここ10年でレベルが最も高いレースでした。そのダービーで2着に来たイクイノックスは相当レベルの高い馬ですが、弱点になるのが圧倒的経験不足。ダノンベルーガしかり秋天が生涯5戦目になる使い方なんか今まで聞いたことなく、昨年コントレイルを完封したエフフォーリアもダービーまでしっかりレース経験を積んであらゆるペースに慣れたから成績を残せたと思っています。そうなると今年のメンバーは4歳世代しか候補に残っていなく、その中で頂点路線を進むシャフリヤールが一番勝つ(好走)確率が高いと考えるのが普通の予想です。

しかも今回は逃げたい馬が4頭(パンサラッサ、ジャックドール、ノースブリッジ、バビット)もいて、あり得ないほどのハイペースになる可能性もある。そうなれば経験値が不足している3歳馬はかなり苦しく、替りに浮上するのが爆速決着になった毎日杯で結果を残したシャフリヤールとなります。今年は例年の秋天と違う色になる可能性があるので、過去の傾向などはほとんど使えないと思います。懸念は昨日からの騎乗となるクリスチャンデムーロ騎手が不調な部分か。ただし、ハイペースになった場合はこの馬の競馬のスタイルは特に難しくなく、逃げる4〜5頭を離れた第2馬群から見る位置で運べば特に問題ないと思います。
ノースブリッジは、毎日王冠では致命的な出遅れをして本来のスタイルではない後方からの競馬になりましたが、あれこそ負けて強しの競馬。慣れない脚質で爆速決着になったレースで0.4差の僅差。そもそも府中での勝星は今回のメンバーでも随一の3勝。出遅れさえなければ一撃が臨めます。
ジャックドールは脚質こそ全く違いますが、タイプはサングレーザーそっくりだなと札幌記念前に考えました。これは何が言いたいかというと、G2まではメチャクチャ強くて勝星を量産するが、G1は絶対に届かないということです。予想通りG2の札幌記念までは勝ち切りました。問題は人気サイドになるG1でそれ以上のパフォーマンスを残せるかどうか。ただサングレーザーもG1で2,3着は複数回マークしているので、今回の予想は頭は厳しいが2,3着の可能性は十分あるという見方に留めます。

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