独身中年男性の日記もどき12

誰かの気持ちを考えたことがありますか？ 私は特にないです。刑です。

最近YouTubeという毛唐の生み出したバビロンでキャンプ動画ばかり観ています。キャンプ動画、特に中年以上の男性が山林にてソロキャンプを行う動画です。
なぜ、彼らは山でキャンプをするのか。
そこには、社会、あるいは家庭での居心地の悪さからの逃避、それに付随する男らしさの擬似復権などの要素もありつつ、むしろわたくしから見ると彼らは死に場所を求めているようにも映ります。

その手のソロキャンプ動画のほとんどは、火を起こし、料理を作り、やがて眠りにつくか、あるいは男性が焚き火を見つめるショットで終わります。
動画内の男性は一貫して諦観のまなざしで、あたかも死を待っているかのような穏やかな表情をしています。

畳の上での大往生も今は昔。現代は病院のベッドで、というのがリアルシットでしょう。
病院を否定するわけではないのですが、薬品の匂いが香る無機質な部屋での形骸的ともとれる最後よりも、文字通り土に還り、自然の糧となれる最後を望むのも、無理からぬことと推察いたします。これはエコな視点というよりも、エゴ、まだ地球に自分が必要とされている、という自己肯定の発露、同じ中年男性としてそんな穿った見方をしてしまいます。

男性のソロキャンプを死の予行練習と捉えて鑑賞するのも、また味わい深いものです。わたくしもそんな遠くない未来、諸先輩方の背中を追って山に入ることになるかもしれません。まあ、その前に免許取らないとね。

令和4年6月16日

8時起床。
洗顔、歯磨き、整列、点呼、ラジオ体操、刑務開始。

夕方頃刑務終了。
この日はTwitterの隠された機能であるスペース※電脳世界に人々が集まって会話ができる機能
にて『トップガン マーヴェリック』についての感想を述べました。
くだんのキャンプの話ではないですがトムも死に場所を求めている、というのが私の主張です。

令和4年6月17日

8時起床。
洗顔、歯磨き、整列、点呼、ラジオ体操、囚人同士のちょっとしたいざこざ、刑務開始。

夕方頃刑務終了。
以前PS Plusのフリーゲームで配布されていた『Slay the Spire』にいまさら手を付ける。これが命取りに。

令和4年6月18日

休日。
昨晩徹夜でゲームをしたおかげもあって17:30起床。
絶望の中、明日行われるクラブDJの準備を進める。

令和4年6月19日

休日。
自律神経が破壊の限りを尽くされていたことでベッドに潜っても一睡もできず、夜明けを迎える。

早朝には開き直ってヒンズースクワットで調子を整え、お誘いをいただいたWAYWAVEという女性アーティストのライブイベントのため渋谷へ。
お歌がお上手。改めて素敵なアーティストなので皆様にもおすすめしたい。

午後からはわたくしがレジデントで参加している『イエローポップJAPAN!!!』というパーティにてDJ稼業に邁進いたしました。

ゲストとしてKICK THE CAN CREWのMCUさんがなんとソロライブを、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのMACKA-CHINさんにもDJ、しかも日本語ラップセットという檄レア鬼リクエストをご快諾、ご出演いただきました。感謝。
お二方の素晴らしいパフォーマンスもあってパーティは大成功。
多数のお客様のおかげで私もおおいに自尊感情を充足させることができました。感謝。

明日も、嬉しいこと･楽しいこといっぱいあるといいね♪
（締めに困って唐突な牧野真莉愛）