見出し画像

哀愁のぽんぽこマーク

今回は、久留里線の車両のトレインマークとなっていた「とあるマーク」についてみていきます。

2012年12月1日までのダイヤ改正まで長年久留里線で活躍していたキハ37形、キハ38形および2009年頃までのキハ30形には、「新久留里線色」と呼ばれるカラーリングが採用され、久留里線でのトレードマーク車両でした。

なかでも、この「新久留里線色」に配されていた『タヌキマーク』は、この車両たちのトレードマークです。

その『タヌキマーク』には、沿線自治体となる木更津市、袖ケ浦市、君津市のそれぞれの市のシンボルマークとなるものです。

木更津市は、タヌキ
袖ケ浦市は、ユリ
君津市は、ミツバツツジ

木更津市のタヌキマークを含め、愛らしいデザインとなっていて、人気を博していました。


しかし、現在の主力車両となったキハE130形にはカラーリングの元となる、黄色、緑色といったカラーリングは採用されましたが、それまでの「トレインマーク」的存在だった、『タヌキマーク』は、無くなってしまいました。

現在の車両には、トレインマークなどはなく、「JRのステンレス車両」というイメージに変貌。


愛らしいマークがイメージとなっていた久留里線、現在の車両にもそういったオリジナルデザインマークがあったら、もっと注目が集まるのではないか、と考えます。

沿線自治体の協力のもと、経営が継続する鉄道、久留里線。
その沿線自治体のモチーフとなる、新たなデザインのマークが必要となりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?