見出し画像

ぶつかる春画展

美術館が好きで、コロナ前は友人とよく行ってたのよねー。
友達が結構物知りで解説してもらったりして。
エジプト展の時は神様の話になって、「バーとカーの神様がいるんだよ、併せてバカなのwww」とか。
獣の皮を剥いだものをまとった人の絵に対しては、「え、これ臭くない?」とかツッコミいれながら楽しく鑑賞が私たちのモットー?!

それがコロナで狂わされるんだけど。
美術展って真剣になるからめっちゃ疲れて。
その後ご飯食べなきゃいられなくて。
でもまだうちは外食解禁できなくて。
一気に行けなくなった美術展。
しゅーーーん。
六波羅蜜寺展も行きたかったなー。
残念ーーーー。

ってことで、思い出深き春画展のお話。

これは、

お殿様、細川護煕元首相が理事長を務める東京・目白台の永青文庫で開かれてたの。
まぁ、面白そうだから行くよね。
これもかの友人と。

2013年に大英博物館で開催された春画展は日本でも話題となり、北斎、歌麿など名だたる浮世絵師も描いた春画は、世界的に高い評価を受ける芸術作品であり、江戸幕府より「ご禁制」とされたために、通常ではできない極彩色が駆使されるなど、浮世絵の最高峰の技術が使われている。
本展では日本初の春画展として、大英博物館をはじめとする欧米諸国、日本国内の美術館に所蔵される春画を、肉筆約30点を含めた約120点(前後期合計)で紹介する。
大英博物館で開催された春画展と共通の作品は70点、また18歳未満は入館禁止となる。
(出典IM Internet museum)

というしろもの。

でまぁ、中身はグロいのから可愛いのまであって。
いや、タコってwwwとか、うわ、このちっちゃい覗いてる侍可愛い!とか。
これはお昼に寄った椿山荘のお蕎麦屋さんの待ち時間でもしきりに調べたお気に入りのシリーズ。
とはいえ、名前忘れちゃったんだけど。

で、いよいよタイトルが表す意味は?というと…

あちこちでゴンッて音がするの。

友人と、え?!と顔を見合せたよね。
何今の?って。

しばらくするとまたゴンッ

パッと目に入ったのはおじ様がガラス額をぶつける姿!!!!

そこまでーーー?!
と、2人して笑いをこらえるのに必死w

遠き昔のお殿様も商人も、こうして心奪われたんだろうな、って言うのがすごく実体験としてわかった瞬間w

小さい頃から美術展行ってるけど、こんな瞬間は初めて見たよ。
いや、アングルとかモネとかルノワールとか、名だたる画家の美術作品あるよ。ゴンゴンしてなかったよ。
必死になれる春画が世界の画家達を凌駕した瞬間の目撃者となる我ら!!!

もちろん私達にとっても、とーーーっても面白かった。
ぜひぜひ買いたかった図録。
5,000円なり〜
ちーーーん。

今でもAma〇onで売ってるから迷いどころではあるものの、指くわえて見送った。

早くまた以前みたいに友人と2人で楽しみながら美術展に行きたいなー。

いいなと思ったら応援しよう!