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そんなんできるわけないだろ!(怒)というお言葉をいただいた話

わたしがいた子育て相談は
「子育てなんでも相談センターきらきら」といって
子育てに関係することなら
なんでも相談できる機関でした。
(新潟市在住の方対象の相談機関です)

子育てに関することなので
子どもの相談以外に
夫婦関係、姑問題、ママ友関係など
いろいろな相談を受けていました。

人間関係の相談も多いのですが
赤ちゃんのミルクの量や受信の目安、
お世話の仕方の相談もよく頂きます。

その中でお子さんの睡眠に関しての相談は
結構多くいただいていました。

夜泣きや寝つきの悪さ、
夜起きて遊んでしまい寝てくれないなど。

わたしは睡眠の相談は得意分野でした。
なぜ得意分野になったのかというと
参考図書のこちらの本がとっても役に
立ったからです。

こちらの安眠ガイド、
赤ちゃんの月齢ごとに1日のスケジュールが
イラストでわかりやすく書かれており、
ミルクの量や生活の仕方、月齢ごとの
成長の様子など、全部解決できる書と
なっています。

あまりにわかりやすいので
相談者さんにご紹介することもあった
のですが、

この本通りに生活するのは
よいとわかっていても

まあまあ難しいと思います。。
ホントの話。

特に働いてるママには
絶対無理だと感じる一日の流れとなって
おります(汗)

ある日、メール相談でお子さんの睡眠の
相談を受けた時のお話です。

とにかく赤ちゃんが寝てくれなくて
お母さんが死にたくなるぐらい大変で
どうしていいか教えてほしいという
ような内容でした。

このように明確な答えを出さなければ
いけない相談は
ある程度赤ちゃんの生活リズムをママから
教えてもらわないとお答えできなのですが

これがメール相談の難しさ。
こちらが知りたい情報があまり記載されて
いないことが多いのです。

なので、
「参考にしてくださいね」と
赤ちゃんの生活リズムと生活環境に
ついての返信を行いました。

すると数日後、そのママから
返信がありました。

”返信、ありがとうございました。
最初にメールを読んだ時、
こんなんできるか(怒)と思ったのですが
なんとなくそれ通りに実行してみたら
赤ちゃんが寝てくれるようになりました。
ありがとうございました”

お礼のメールだったのですが

こんなんできるか!(怒)

と思ったのですね。
それは当然かと思います。

でも、そう思いながらも
実践してくれたことが嬉しかったし、
こんなに正直に感想もらえると
返信してよかった~って思いました。

でも、

ほんと、

こんなんできるか!(怒)

とってもよくわかります!(笑)

昨日育児本に苦しめられているママたち
のお話を書きましたが

育児本は参考程度でいいのです。

ちなみに
安眠ガイドの清水さんは
寝ている時の豆電球(オレンジの光)は
消しましょうと言っています。

寝ている時に豆電球をつけて寝ている
ご家庭って多いんですよ!

子どもが夜寝てくれないと相談を
されるご家庭のほとんどが豆電球を
付けていました。マジで。

これにはわたしもびっくりしました。

人間は太陽の光で身体が目覚め、
太陽が沈むと静のリズムに切り替わって
行きます。

だから昼と夜のメリハリはとても大事です。

蛍光灯の光は
いつまでも日の光を浴びている状態なので
覚醒モードが続いてしまいます。

昔のひとって太陽と共に生活を
していたじゃないですか。
本来あれが人間の自然な生活リズムなんですよ。

豆電球なら真っ暗にしていると同じ
なんじゃなかと思っているママも
多いのですが

赤ちゃんにとっては豆電球の光も
目の刺激になり
覚醒してしまうんだそうです。

清水さんは夜中のオムツ交換も
赤ちゃんの目に光を入れないように
手元だけ照らすライトにした方がいいと
おっしゃっています。

これはすごく納得する内容だったので
いつしかわたしは
「寝る時は豆電球消しましょう運動」を
ひとりで開催していました。

過去相談を受けていておひとりだけ
子どもの頃から豆電球をつけてないと
寝れませんとおっしゃっているママがいました。

習慣化されたのでしょうね。

そこまでわたしも強制することはないので
ママのお好きなようにと伝えたのですが

結局、子どもが寝てくれないと
再相談されまして
豆電球を消すことを選択されたようです。

子どもが電気を消すと泣くので
「消せません」とおっしゃるママも
多いのですが

泣くのなんて一時ですから
気にしなくて大丈夫です。

なんなら寝る前の発散として
泣いてもいいと思います。

泣くことってすっきりするし、
泣くと疲れますので
よく寝れますよ!


子育てのなんでも相談箱を設置しています。
回答はブログでさせていただきますのでご了承ください(*'▽')



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