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子どものお弁当作りはめんどくさい!だがしかし・・

高校3年生の最後のお母さんが作るお弁当の特集を
テレビで見たことがある。

当時、長男は高校3年生だった。
あ~、わたしも息子へ最後のお弁当を作る日が来るのか
としみじみ思った。

高校を卒業すると大学進学で親元を離れる子が多い。
想像するとなんだか寂しくなるなぁと感じていた。

だがしかし

だがしかしだ

息子が就職すると言い出し

「ほんとうにいいのか???」と何度か問うたけど

「別に大学で学びたいこともないし」

親にとっては金銭的には大変、大変ありがたい。

でも、大学や専門学校に進学する子が多い世の中で
ほんとうにいいのだろうかと思いつつ、

彼の選択を尊重することがいちばんの親の応援だと信じ、

こうして長男は
家から通える企業に就職をしたのだった。

家から通える・・
家から通える・・・

ということは・・・

わー
まだ、弁当作りが続くのねー

いや、別に作らなくてもいいと思うけど、
そこはなんだかず~っと息子の弁当を作って来た流れがあるし

大学へ行く費用を考えたら
弁当ぐらい作ってあげたいよねって思ったので

今も弁当作っています。
毎日作ってます。


次男の分もね、
旦那の分もね、
わたしが外でお勤めしていた時は自分の分を含めて4人分。

わたしの弁当なんて
かわいい息子の分から優先に詰めるので
残りを入れてましたのよ。

残りがなくて、自分の弁当に詰めるものがなかった
こともある。

うちの息子は小学校から野球をしていたので
土日もお弁当のことが多かった。

周りのママたちもお弁当作りに頭を悩ませていた。
これ、みんな悩んでいる。
人類すべてのママたちの悩みだ!

はっきり言って、めんどくさいよね。
お弁当作り。

料理得意なひとがうらやましいよ。
そんなに得意でもないしさ。

子どもが小さいときの弁当の方がめんどくさかったし、
気を遣っていたなと思う。

お友達と食べるし、
他の保護者にもお弁当の中身を見られることもある。


暑いと食欲なくて弁当残すし、
いつも何を入れたらいいのか、ほんとうに困る。

せっかく作った弁当をごっそり残してこられると
とっても残念な気持ちになるよね。

あ~あ、朝早く起きて頑張って作ったのにな~って。

息子が高校球児になった時は食トレがあって
間食も含めて
ありえない量をクーラーボックスに入れて持ってくのだけど、

暑い夏はただでさえ食欲落ちるから
ごっそり残して帰ってくることもあった。

残す理由もわかってはいたけど、それが続くと泣きそうになる。

赤ちゃんが手作りの離乳食を一切食べてくれなくて
残した離乳食を捨てる時に涙が出ますと
相談してくれたママがいたんだけど

ほんとうにその気持ち、よくわかる。

こんな悲しい気持ちになるなら
離乳食なら市販品、
弁当ならコンビニで好きなものを買ったらいいじゃないかと
それもやってみるけど

コンビニは金銭的に続けたくないじゃない。
そしてコンビニも飽きるんだよね。


ということは
やっぱり手作りの弁当がいちばんいいんだよね
ということろに結論がまとまる。

息子が社会人になった今、
弁当はとっても楽にはなった。

大人だからなんでも食べるし、文句も言わない。
毎回綺麗に食べてくるから
弁当作りは苦痛を伴うが、空の弁当を見ると
達成感を感じる。


「今日の弁当、美味しかったよ」とか
「弁当ありがとう」


な~んてごくたまに息子から言われた日には
天国に行ったかのようなしあわせを感じる。
(旦那に言われたらテンションは上がらないけど)

でも、弁当作りはめんどくさい。

だがしかし、現在彼女がいる息子の今後を想像してみる。

もうあと数年で家を出ていくかもしれない。
(よね?)

そう考えたら、やっぱり終わりはくるのよね。

だからわたしは
明日も息子のお弁当を作ります。

そして弁当作りを続けるコツは

冷凍食品を適宜利用すること!

冷凍食品はお弁当の隙間を埋める「神」
しかも、自然解凍の冷食は最高ですね!
夏場は保冷剤の役目もしてくれる♡

(寝坊した日に自然解凍の冷凍食品をボンボン詰めて
息子の出発までに間に合わせたことがあります)

いつか終わってしまう子どもの弁当作り。
しんどいときは無理せず、適宜息抜きして
たまにはコンビニも利用しながら
続けていくといいですね!








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