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実践的応用力を鍛える英文法の教科書

中学受験、高校受験、大学受験、TOEICなど各種英語試験の文法問題に役立つ、英文法のの考え方を解説するマガジンです。同時に4技能すべてを向上するよう独自に構成しています。
4択問題の考え方から、各単元に対する論理的なアプローチをご紹介いたします。また学習した文法は、英作…
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#助動詞

助動詞の区別を問う4択問題への考え方&実践問題

さくっと復習助動詞に関する(おそらく)最後の記事になります!みなさんはこれまで以下の3つの記事を読まれてきたかもしれません。 4択問題への考え方を確認していく前に、これまでの記事の内容をさくっと復習しましょう。 ・助動詞表現を分類して順位をつける ・過去について物申す助動詞表現 ・ 助動詞を使った慣用表現 画像で、さらーっと記憶を刺激です! 助動詞には人称変化があったり、なかったり…。ないものは真の助動詞…。あるものはbe動詞か一般動詞… 過去を表すものも、過去につい

助動詞を使った慣用表現の考え方

慣用表現ってなんやねーん!? 英語では、イディオム(idiom)と言います。2語以上の単語が組み合わさって、新しい意味を成す表現のことです。助動詞の慣用表現では、助動詞のほかに1~2語くっついて形を作ります。たとえば動詞の慣用表現の場合、使われている単語の本来の意味からかけ離れた意味を作ることも多いのですが、助動詞の場合はそこまでではありません。なぜならあくまでも動詞に意味を添えるのが助動詞の役割なので、助動詞そのものが理解できていなくても、そこまで困らないのです。動詞とn

過去について物申す!助動詞+完了形の表現

「過去形」と「過去への言及」を区別する一般動詞に過去形が存在するように、助動詞にも過去形変化を持つものがあります。また、それとは別に、「過去の出来事に対し言及する」助動詞の表現もあります。この2つの扱いについて混乱することがあるので、少し長くなりますが、まとめました! 助動詞の「過去形」助動詞の「過去形」と言えば、なんでしょう!?全部で4つあります!前回のお話で、本当にさらっと図のなかで見たと思うのですが、記事内では特に言及はしませんでした。 ヒントは「過去から見た未来」

助動詞表現を分類して順位をつける

助動詞の全体図をおさらいする1つ前の記事で、数ある品詞のなかから最初はとにかく「名詞」「動詞」をフル活用していくことに決めました。もっともっと英語を使いやすいように(話したり、書いたりするように!)「助動詞」を取り入れることも決めました。さらに、助動詞のなかでも「人称変化のないもの」を選ぶことになりました。 学習するものを具体的に的確に理解する上の図を見てみると、意味を表すジャンル数が13個あります。1ジャンルにつき複数の助動詞が書かれているものもありますので、「使い方」と