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新庄次期監督の言葉

北海道日本ハムファイターズに、新庄監督が誕生しますね。

「プロ野球の存在意義は
そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、
単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」

という言葉にちょっと感動してしまいました。

https://twitter.com/shinjo_freedom/status/1453954737544433680?s=20

「少しだけ」地域の人の暮らしを豊かにするものなんだと。地域の人のためにチームがあるというのは、サッカーの川崎フロンターレとすごく共通するものがありますね。ファイターズのビジョンはなんだろう、監督の言葉と合っているのだろうか…?と思ってウェブサイトを確認したら、

「スポーツと生活が近くにある、心と身体の健康をはぐくむコミュニティを実現するために、地域社会の一員として地域社会との共生をはかる。
ファイターズは、『スポーツと生活が近くにある社会=Sports Community』の実現に寄与したい。」

というものでした。素晴らしい~!次の事例研究はファイターズにしようかな。

プロ野球チームのファンコミュニティはとても興味があるところで、10/25に、日本マーケティング学会のサイトに、ソフトバンクホークスのケース(事例研究)を掲載しました。ご興味があればダウンロードして、ご覧いただければと思います。

「福岡ソフトバンクホークスのファンコミュニケーション」
https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=114

要約 :
福岡ソフトバンクホークスは,2020年シーズン,4年連続11度目の日本一を達成した。パ・リーグではトップのファン数を誇る。成績と観客数は相関すると考えられているため,常勝軍団にファンがつくのは当然と見られがちだが,その背後ではチームが成長するための選手とファンの互恵関係が仕組まれている。選手たちはファンの応援を得て力を発揮するために,試合内外で地域やコミュニティに寄り添い,楽しませ,元気づける。一方ファンは球場をエンターテイメントとして楽しむために選手に声援を送り,情報を収集し,チケットやグッズにお金を払う。ホークスの特徴は,この価値の交換にとどまらず,選手とファンとチームが一体となり,スタジアムのある地域を越えて九州全体を盛り上げ,価値を創出しようとしている点である。
本稿では,ホークスが長期的な視点で行ってきたファンコミュニケーション戦略に加え,2020年以降の逆境の中でも,デジタルを駆使して価値を創造しながら,巧妙にファンを魅了し続ける戦略を紐解く。

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