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台湾一人旅に出発

空港で

 旅行の日程は11月30日(土)~12月3日(火)となりました。初日は午前中に日本を旅立ち、お昼頃に台湾に到着するというスケジュールです。

 いつもの通り、バスで空港に到着しました。チェックイン、荷物預かり、出国等の手続きは慣れてきて、迷いなく、ドキドキせず、できるようになってきました。海外旅行への回数を重ねるごとに慣れることと、回数を重ねても慣れないことがあります。

 何となくそわそわしていて、手荷物に入れたつもりだったガイドブックの付録の地図が見つからなくなってしまいました。その地図を見て、行きたいところを決めていたから焦り、慌てて空港内の書店で同じガイドブックを買いました。付録の地図のためにもう一冊買ったのですが、後ほど地図はカバンの中から見つかり、ガイドブックは無駄になってしまいました。(帰ってから、インスタでプレゼント企画をし、ガイドブックもプレゼントして喜んでいただけたので、良かったです。)

 あと、空港にいるといつも「着いてから両替できるかな~」と心配になり、その場で両替をしてしまいます。着いてから、慌てなくても良かったなーと思うのですが、いつも同じことをしています。

 あと、いつも空港で必ずしてしまうのが、ティファニーのお店を覗くことです。ティファニーブルーが好きなので、必ず水色のパスポートケースを眺め、「欲しいなー」と思いつつ、「旅行先でどれだけお金を使うか分からないからやめとこ」と自分に言うのです。もう何度もこれをしていて、気付きました。本当はそんなに欲しい訳ではなくて、海外に行く前の儀式なのです。

 あと、免税店ではいつもは全然欲しいとも思わない香水が気になり、欲しいような気がして、色々香りを嗅ぎ、いくつかテスターに吹き付けてカバンに入れます。だけど、買いません。これも欲しいような気がする、触ってしまう、香りを嗅いでしまうという恒例の儀式なのです。

飛行機内で

 搭乗時間が来て、飛行機に乗り込みました。修学旅行生と一緒です。この修学旅行生たちとは台北101でも会ったし、帰りの飛行機も一緒でした。

 フライト時間は短いので、あっという間についてしまいます。着いてから色々食べたいので、機内食は控えめにしておきました。白ワインを必ず頼むというのがお決まりです。

 音楽はiPadに入れてあった小田和正さんの「小田日和」というアルバムをずっと聞いていました。その中で「彼方」という曲が胸に刺さりました。

 小田さんの透き通るような声と共にすべてを超えていけるような気がしました。

 フライトが長い時は映画などを見るのですが、台湾はあっという間に着くので、モニターで飛行機が今どこを飛んでいるかをずっと眺めていました。自分のいる場所を俯瞰することが好きです。小田さんの曲の世界観とも重なる気がして、自分の心が羽ばたいていくような気分でした。

ルーティン癖

 あまり意味のない毎回お決まりの行動を所々に入れてしまうのは、ルーティン好きの私の癖です。旅行中は思わぬ経験ができることが楽しいのですが、行く前は少し不安があるので、いつも通りのことをちょこちょこ入れていくと気持ちが落ち着くのです。

最後に

 これから1年も経っていないなんて、嘘みたいです。今ではこんな風に気軽に海外に行くことはできません。決意して、行っておいて、本当によかったです。

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