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2016夏旅 大分 | 別府で旅ラン

2016年夏、別府へ行った。駅で電車を降りた瞬間、湿度の高さに驚いた。これは、温泉の湯気なのか。着いたのは夕方で、翌日の午前中に移動する。宿泊するだけの予定で、海の近くのホテルに泊まった。

翌朝、鉄輪温泉に行かずに移動するのは惜しいと思い、ランニングがてら、行って見ることにした。朝早くからやっている、鉄輪むし湯を目指す。

ホテル(標高10m)から鉄輪むし湯(標高122m)までは約2.7kだ。温度も湿度も高い中、ひたすら上る。心が折れそうになりながら上る。そしてお目当ての鉄輪むし湯にたどり着いた。

むし湯は初体験だ。係の方から、薬草が敷き詰められた部屋に入り、確か8分間だったか、横たわるように言われた。時間が来たら教えてくれるとのこと。暑くてつらかったら、部屋から出てもいい。

どきどきしながら中に入る。中は薄暗くて、天井が低く、薬草の香りで満たされている。少しすると体が熱くなってきた。温かいは通り越して熱い。真夏に走って来たので当たり前だ。思いおこせば、遠く横浜から訪ねていったのだ。あと少し入っていようと、せせこましいことを思う。いよいよ限界だと思い外に出ようとしたら、頭がぼーっとしてきたせいか、扉が開かない?!あわてて係の方に開けてほしいと声をかけたら…。

「(時間まで)あと20秒ですけどいいですか?」

「もういいです!!開けて~!!」

外に出たら、あんなに暑いと思っていたのに、嘘のように涼しく感じた。

<教訓>
1.ランニング直後に、むし湯に入らない。
2.むし湯のベストシーズンは冬だ(推測)。

鉄輪むし湯http://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail11.html

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