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永平寺のレシピ

永平寺を訪ねた時、御守りなどと一緒に、レシピ本があったので、思わず購入してしまった。
レシピ本といっても、詳しい分量は記していないので、ある程度料理をする人が、引き出しを増やすのに見るのがよさそうだ。「イチジクのゴマクリームソースがけ」、「蒸し野菜のアボカド和合」、「焼き茄子のカルパッチョ」など、おしゃれなカフェで出てきそうなレシピもある。食べる人を飽きさせないよう工夫する心を見習いたい。

自分が料理をする時、未だに味付けに自信がない。著者の典座和尚は下記のように述べられている。

味付けは数字的な量だけでなく基本的な調味を心に、御自分のその時その気節による味覚を大切にし、食材本来の持つ色を引き出すことで、より一層おいしく頂けることができます。

いわゆるレシピ本をみると、調味料の分量が記されているので、それが正解のような気になるが、そもそも好みの味は、人によっても、時によっても、うつろうものである。自分の味覚を信じて、自由にすればよい。正解は自分の中にしかないのだから。

Don't think.Feel.

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ちなみに、永平寺の料理用のお酒は、町内の黒龍酒造のものらしい。ちょっとうらやましい。

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