限度とか、限界とか、
あれきり、いぬはごはんを食べず、吐いたり下痢をしたり、また散々で、おまけに、おまけにっていうのもなんだけれど、今朝の早い時間にてんかん発作を起こした。
けいれん止めのクスリの影響で、きょうはだいたいくったりしている。
ヨーグルトや、茹でたお肉やキャベツを食べたり、また食べなくなったり。
普段だったら絶対あげないような甘いおやつも食べたがるならあげる。
いまはとにかく食べてほしい。
また一緒に散歩がしたい。
きょうは午前の内から雪が降りだし、昼に様子を見に出ると、すでに15センチほど積もっていたので一度雪掻きをした。
昼間はほうきで退けれた雪も、夜にはほうきではびくともしないほど重くなっていた。かみ雪ってやつ。知らない人は調べてね。
上の道はおとなりのダンナさんが大きな重機で掻いてくれてあった。ありがたい。
なのでわたしは玄関前の坂道の雪を掻いた。
坂道を雪搔きで掻くのは、ちょっと大変。おまけに、おまけにっていうのもなんだけれど、落ち葉の積もった砂利道ときている。
雪掻きはウエストに利く。今年もまた実感した。すでに筋肉痛。
痩身効果があるかどうかは、また別の話。
除雪機はとっくのまっくに売った。夫が。
まあ、ここに越してきて10年以上が経つけれど、夫が雪掻きをしたのなんてほんの数えるほどだし、どのみち、障害者に認定された夫はもう二度と雪搔きはしないだろう。それに、わたしがあの除雪機を押しながら玄関前の坂を上るのは無理だった。
きっと、あの除雪機はきれいに整備されて、どこかで誰かの役に立っている。
それでいい。そのほうがいい。
雪はきれいだ。
きらいじゃない。
思い出だって、たくさん、ある。
それでも、ひとりぼっちの夜の雪掻きは応える。
なにをどこまでやればいいのか分からなくなる。
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