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インビザラインとは?

「矯正装置は痛いもの、つらいもの、目立つもの」というネガティブなイメージがありますが、そのイメージを覆す矯正装置、それがマウスピース矯正装置です。 近年、ニーズの高まりとともにマウスピース矯正は、国内外ともに数多くの製品が発売されており、医療機器メーカー、歯科技工所、はたまたITベンチャー企業が立ち上げたものまで数多く存在します。

マウスピース矯正の中の「インビザライン」について基本的な特徴、いろんなメーカーから発売されているものと何が違うのか?を解説します

インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置)とは?
インビザラインは、アメリカで1998年から開発・研究されているマウスピース型矯正システムです。
世界で900万人以上の実績があり、マウスピース矯正といえば「invisalign」と言われるほどです。 マウスピース矯正は、他のメーカからも多数台頭してきていますが、今までの治療実績、研究開発バックグラウンド、材質のクオリティーなど他メーカに追随をさせない矯正治療システムです。

治療の歴史はブラケット装置より短いのは否めませんが、それ以上に3Dとリンクした治療診断、膨大な研究結果から日々アップロードされる治療システム、データを一貫して活用するデジタルワークフローシステムは従来以上の矯正治療が可能となりました。

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1.目立たない・痛くない・取り外し可能
2.通院頻度が少ない
3.特許の宝クリンチェック 治療シミュレーションと医療技術

1、目立たない・痛くない・取り外し可能

マウスピースで治療を行いますので、装置は透明で目立ちません。今まで、ワイヤー治療は目立つから矯正治療を躊躇していた方も多いと思います。営業やサービス業につかれている方、思春期のお子様も、目立たず矯正できることは非常にメリットです。

ワイヤー治療は痛みが出ることが多いです。ワイヤーやゴムの力で歯が動かされる痛みと、ブラケットやワイヤーが頬や口の粘膜に触ることによる痛みがあります。ワイヤー治療でも慣れていけば歯が動く痛みは慣れていきますが、インビザイランのマウスピース(アライナー)は段階的に形を変えているので歯に負担がかかりすぎることはありません。アライナーの素材も歯を動かすために適切な力、強度と弾力性が兼ね備えられたものが使われています。そして、マウスピースですから、ワイヤーが頬に刺さる心配もありません。 取り外しができる最大のメリット、今まで通り歯ブラシもできて衛生的な事です。

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2、通院頻度が少ない


インビザライン治療のシステムは、ご自身でアライナーを装着してもらい、交換しながら治療をすすめていきます。クリニックで行う処置やチェックが必要なタイミングでのみ来院していただくため、頻繁な通院は必要ありません。治療を始める前にシミュレーションを作成し、あらかじめ処置の内容とタイミングを明確にしておくことができるからスケジュールのコントロールが可能なのです。
さらに、コロナ禍においてデジタル化が進んでいます。矯正治療経過を観察できるモニタリングシステムを利用し、自宅で遠隔治療を受けることができるシステムも台頭してきています。 
診療室で行う処置はじっくりと充実させ、対して自宅でもクリニックとコミュニケーションを取れることで治療中も心配なく進めることができます。

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3、特許の宝クリンチェック 治療計画シミュレーションと医療技術

インビザラインの治療はワイヤー治療にはない医療技術が使われています。 現在、アラインテクノロジーが保有する特許は500以上に及び、他のマウスピース矯正のシステムでは使用できない事項が多数あります。


歯の形を読み込む矯正歯科用3Dスキャナー、900万人以上の治療データベースをもとにしたシミュレーション、歯を動かすために研究・改良されたアライナー素材、マウスピースだからできる歯の動き といったさまざまな利点があります。デジタル化された治療システムは今までになかった精密な治療を可能にでき、シミュレーション上の歯の動きから治療難易度や必要な処置の事前予測ができます。 これらの利点を最大限発揮させるためには、クリニックやドクターが治療システムを理解し、使いこなせることが前提となります。 医療技術の進歩とともに可能になる治療の範囲も広がりました。

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