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電磁波の危険な影響 - オーレ・ヨハンセン教授に聞く

odysee Kla.TV - English 2023年03月19日より。

ハイライト:

  • 電力周波数と無線周波数電磁場の影響

  • 1970年代の終わり「スクリーン皮膚炎」

  • 作業仮説として持っておくべきなのは、放射線障害

  • 精子細胞の破壊と減少

  • 2050年には、夫婦は人工授精でしか妊娠できなくなるだろう

字幕動画と英和対照表はこちら:

《ヨハンセン教授》これらの電磁場は全て高い被曝レベルにあります。

自然環境と比較して増加量が最も小さく僅かなものは、実際のところ屋内または屋外のケーブルから発生する電力周波数電磁場で、自然環境と比較すると、100万分の1高いだけです。

体に密着している装置は、体から離れている装置に比べて、自然の成り行きで非常に高い被曝量を発生させることになります。

脳腫瘍の発生率が上がることはありませんが、精子細胞の破壊と減少が劇的に進みます。

昨年、アメリカから「マルハナバチが90%以上いなくなった」と報告されました。そして今年はカナダから「90%以上のミツバチがいなくなった」と報告されています。

《Kla.TV》今回、ヨハンセン教授のインタビューで、電磁場の権威としての彼の言葉を知ることができます。

ヨハンセン博士は、ストックホルムの名門カロリンスカ研究所の実験皮膚科学部門准教授兼神経科学部門長を務めていました。この研究所はWHOの基準機関になっています。

電力周波数と無線周波数電磁場の影響に関する世界最高権威の一人であり、人間、動物、環境の健康に及ぼす、電磁場の有害な影響について説明します。

博士は30年以上前にこのテーマの研究を始め、以来、何百もの科学論文を発表してきました。

世界保健機関(WHO)は、これらの電磁場とその放射線被曝を発ガン性のあるものとして公式に分類しています。

《インタビュアー》本日は、スウェーデンのオーレ・ヨハンセン教授にお話を伺うことができ、光栄に思います。ヨハンセン博士、インタビューにご協力いただき、ありがとうございます。

《ヨハンセン教授》本当にありがとう。この夕べは、皆さんが関心をお持ちの問題についてお話しすることができ、とても光栄です。

《インタビュアー》では始めましょう。ご自身のこと、そして有害放射線の研究内容について、少しお聞かせ下さい。

《ヨハンセン教授》はい。私は1972年にスウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所の医学部に入学しました。そして1973年、トーマス・ヘクスフェルド助教授が率いる研究グループに加わり、中枢神経系と末梢神経系、様々な伝達物質やメッセンジャー分子の含有量の研究を開始したのです。

その後、数年前に博士論文を発表しました。その内容は、中枢神経系と末梢神経系における、いわゆるペプチドを含む神経細胞に関するものでした。もちろん、中枢神経系とは脳と脊髄のことで、末梢神経系とは体内の全ての神経を指します。

そして、その後、どの大学でも慣習的に自分自身をプロファイリングする、つまり、指導教官や以前の研究グループと競争し続けるのではなく、全く別のテーマを選択することになるのです。

私は、様々な実験動物から、ご存じのように実験動物としてはかなり珍しい人間へと移行しようと考えたのです。例えば、人間の皮膚、口腔粘膜、膣粘膜などを研究するようになりました。つまり研究する材料は非常に限られていた。

しかし、私たちは正常で健康な皮膚の研究を重ねました。すると、多くの論文を追加できることがわかり、人々が非常に興味を持つようになりました。やがて臨床皮膚科医も私たちのところにやって来てこう言ったのです。「あの、例えば乾癬や皮膚の悪性黒色腫を研究できないでしょうか」

もちろん、私たちはそのことに非常に興味を持ちましたし、これがプラットフォームとなり、私たちは独自のポールポジションに立つことができたと言えるでしょう。

というのも、1970年代の終わりのことですが、最初にノルウェーとアメリカから報告がありました。「新しく導入されたパーソナルコンピュータのスクリーンを使い始めた人たちの間で、皮膚炎、皮膚発疹、刺すような痛み、赤み、熱感などが起こっている」というのです。

そこで私たちは、スクリーン皮膚炎という言葉を創出して、スクリーンと人間の皮膚とが何らかの形で相互作用し、太陽の下にいるのと同じような反応を示すことを明らかにしました。

真冬のことでしたが、ご存知のようにここスウェーデンは太陽が全くと言っていいほど出ません。例えば12月、それでも日焼けのような肌荒れを起こした人がいたのです。

そこで、私たちは次のような仮説を立てました。放射線や電磁場は、何らかの方法で、おそらくこれらの機器から放出される化学物質といっしょになって、人間の皮膚と相互作用を起こし、例えば太陽の光に反応するのと同じような反応によって皮膚に警報を発しているのではないか。

しかし私の同僚は、これは非常に奇妙なことですが、そのような見方は全くしていませんでした。彼らが言うには「コンピュータ画面の放射線によって皮膚に何らかの反応があると信じている人は、例えば閉経後の女性である」とのことでした。それが、臨床医学博士の最初の説明です。

その後、すぐに男性も登場するようになりました。すると、「違う、違う、違う。閉経後の現象じゃなかった。何故か? もちろん、この人たちの教育水準が低いからだ。だから新しい機器を導入すると、ストレスや恐怖を感じ、その結果、このような心身症的な反応を起こすのだ」

《インタビュアー》「純粋な心気症」ですか。

《ヨハンセン教授》ええ、まさに。やがてここスウェーデンでも、他の国でも、教授や弁護士、政治家たちが「いや、私たちは非常に高いレベルの教育を受けているが、このような皮膚反応を経験している」と世界に発信しました。

そして、臨床「専門家」たちは、私はカッコ付きで「専門家」と呼んでいますが、彼らはすぐに「いやいや、実は逆の意味なんだ」と言い始めました。「もちろん、高い教育を受けている人たちこそ、コンピュータやプリンタに多くを期待しているので、詰まって動かなくなると、腹を立てて怒りやストレスを感じ、その結果、皮膚反応やその他もろもろを引き起こすのだ」

《インタビュアー》なぜ彼らはそんなに…どうして彼らは化学物質や放射線障害の可能性を頭ごなしに否定して、精神的なものに向かうのでしょうか?

《ヨハンセン教授》そう、それが私にとって中心的な疑問になりました。というのも、彼らがしていたのは説明ではなく、「この人たちを絨毯の下に押し込んで追い出すための試練」なのだと気づいたのです。実際に誰が「こうすればいい」と言ったのか、理解できませんでした。

私は科学者として扱われていたわけではないし、この医学者たちは、私と同じような科学的訓練を受けていたわけではありません。でも、やっぱり見ていて飽きない。例えば想像力のせいかも知れないという話がありましたし、パブロフの条件付けや、職場の心理社会的風土のせいかもしれないという話もありました。

そして最後に、この臨床医たちがたどり着いたのは、私でも「ああ、もっともだ」と思えるようなことでした。つまり、「実は自分のせいだった」ということです。

記者やジャーナリストのような人たち、ビデオやポッドキャストなどを作っている人たちは、「もしかしたら自分にもこういう反応があるのかもしれない」と考え始めるようになるのです。

《インタビュアー》なるほど。それならおそらく、あなたの活動によってますます心身症的な反応を起こしていると非難されたことがあるのだろうと思います。

《ヨハンセン教授》はい。特にマスメディアですね。科学の世界では、これを「マスメディアが引き起こす精神病」と呼んでいます。

神経科学分野の科学者として私は、「その可能性はあるが、そうであるかどうかを調べるのは非常に簡単だ」と言いました。

そこで、実際にラットを使って、同じ種類の電磁波を浴びせました。長い話を端的に言うと、ネズミは私やあなたの言うことを聞かないにもかかわらず、全く同じ細胞や分子の反応パターンが見られました。新聞も読まず、ラジオも聞かず、テレビも見ず、それでも同じ反応を示したのです。

そして私は「これらの説明は何の価値もない」と理解しました。作業仮説として持っておくべきなのは、放射線障害なのです。

もちろん今は少し先に進んでいるかもしれませんが、このことが、より大きな分野への扉を開くことにもなりました。つまり、人工的な電磁場による健康被害や生物学的な反応と影響という分野です。 携帯電話やWiFiルーター、ワイヤレスのベビーアラーム、ワイヤレスのスマートメーターなどから発生する電磁波のことです。

そう、つまり、実質的な意味であなたの周囲にあるあらゆるものが、人工的な電磁場を照射することになります。

とても重要なのは、電磁場というものを覚えておくことです。例えばあなたが今座っている、私も座っていますが、部屋の照明からも、ケーブルからも、コンピューターからも、携帯電話からも、あらゆるものから発生しています。

これらの電磁場は全て高い被曝レベルにあります。自然環境と比較して増加量が最も小さく僅かなものは、実際のところ屋内または屋外のケーブルから発生する電力周波数電磁場で、自然環境と比較すると、100万分の1高いだけです。

《インタビュアー》教授がそうおっしゃるのは面白いですね。私は何人かとこの議論をしたことがありますが、彼らはこんなふうに言っていました。「太陽から受ける自然放射線も、環境中の他のものから受ける自然放射線も、同じように強い」

教授は、人工的なものから受ける方がはるかに強いとおっしゃるのですね。

《ヨハンセン教授》ああ、そうです。もちろん太陽とかも考慮することが大事なんですが、ご存知のように、この地球上の生物にとって太陽は本当に危険です。ですから、ほとんどの生物種は、太陽を疫病のように避けるのです。

外に出なければならない私たちには皮膚があり、木であれば皮質があり、その中には太陽光線を少し防ぐための色素があります。しかし、例えば私が数ヶ月後に春の日差しの中を外出すると、日焼けしてしまうでしょう。日焼けという炎症反応が起きるのです。自然の太陽はいつもそこにあるのですから。

地球上の生物は38億年かけてそれに適応してきましたが、まだ適応しきれていません。だから、疫病神として避けなければならないのです。

そして、その議論と同時に重要なのは、人工の場と信号は、非常に人工的であるということを理解することです。脈動、変調、振動数成分、偏光、その他。現れ方によって非常に異なっています。つまり、それらは全然違うものなのです。

《インタビュアー》では、危険な機器あるいは潜在的に最も危険な機器の上位に来るのはどの機器でしょうか? 思いつくのは、電子レンジ、コンピュータ、スマートメーター、携帯電話、スマートフォン、WiFiネットワーク、Bluetooth、ワイヤレスヘッドホン、送電線、電話線、電波、X線、CTスキャン装置、MRI、それから、原子力発電所の近くに住んでいるとか。私たちが本当に注意しなければならないのはどれだと思いますか?

《ヨハンセン教授》そうですね、さまざまな装置を実際に比較しながら議論するのはとても難しいです。

もちろん、原子力発電所は、爆発するまではとても安全です。それが重要なんです。

でも、私はこう言いたい。体に密着している装置は、体から離れている装置に比べて、自然の成り行きで非常に高い被曝量を発生させることになります。

ここで考えられている装置の多くは、人々があまり出会うことのないものです。例えば、あなたや私がCTスキャンを受けることはないように願うのですが、通常私たちがCTスキャンに曝されることはないでしょう。また患者であっても、必要な場合は1回きりで、短時間の被爆となるでしょう。このような検査ではもちろん、得られるものの方が最終的なリスクより優先されるのです。

当然ながら、携帯電話や電子レンジなどにも、同じことが言えます。繰り返しになりますが、ほとんどの人がごく稀に、短時間で使用します。

しかし、私が考えているのは、例えば、ハンバーガーショップで働く若い人たちです。そう、彼らは工業用電子レンジでハンバーガーを、非常に高い出力で数秒以内に加熱しており、それは額のすぐ前に設置されていることが多いのです。

数年前から、いや、数年どころか10年、20年前から、若い人たちの脳に対する新しいタイプの額の損傷について、興味深いことが書かれています。

そこで私は医師たちに聞いてみました。「彼らがどのような…若い人たちがどのような職業についていたかを、質問したことがあるかどうか」例えば「ハンバーガーレストランで働いていたか?」といった質問ですね。でも、医師たちはそのような質問はしたことがなかったので、わからなかったようです。

《インタビュアー》携帯電話をポケットに入れておくのは、股の近くに長時間それがあることになる。こうした装置が近くにあることの最大の危険性は何でしょうか。ガンでなければ、一日中携帯電話を持っていることのリスクは何でしょう?

《ヨハンセン教授》科学者として私は生涯カロリンスカ研究所で働いたと言いましたが、そこはノーベル生理学・医学賞を授与することで有名なところです。そこで働いた経験から、コンセンサス・モデルと呼ばれるモデルに従って仕事をし、常にそれに従って様々な質問を浴びせかけることを学びました。

あなたが今ここでした質問は、非常に興味深いことを明らかにしています。

先ほどの現実に目を向けると、脳腫瘍の発生率が上がることはありませんが、精子細胞の破壊と減少が劇的に進みます。

では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか? 精子細胞を携帯電話に接触させる実験は行われているのでしょうか? はい。そのような実験があります。それでどうなったか? 精子はそれを嫌がりました。運動率が低下し、形態が損なわれるなど、様々な影響を受けたのです。

私が最初に「これらの研究は完全なものではない」と言いました。再現する必要があるのです。

私は長年、WHOの基準機関であるカロリンスカ研究所で研究していましたが、男性の不妊症の問題に関して、精子細胞を携帯電話の放射線に曝し、何が起こるか確認することを許可してもらおうと何年も試みました。

しかし、いつも「そんなことはしないほうがいい」と言われたのです。それはもちろん、ストレスでした。しかし、私は、この劇的な生殖能力の低下と、それに続く出生率低下の原因の1つは、携帯電話の放射線であると考え、それを再現する必要があると考えています。

ちょうど1週間前に読んだ記事では、アメリカの科学者が、2050年にはすでに、夫婦は人工授精でしか妊娠できなくなるだろうと指摘していました。良い精子を選び、健康な卵子細胞と結合させるのですね。数年前まではそうではなかったのですが。

闘病中のガン患者さんには敬意を表しますが、これはもっと大きな問題であり、もっと多くの人に影響を与えるものです。

また、忘れてはならないのは、睾丸を持つ種族は私たちだけではないということです。今年、イギリスから、繁殖に使われる犬の精子細胞の質が低下しているとの報告がありました。そうなんです。犬にも私にも同じような環境要因があるのではないかと考えるのは自然なことでしょう。

単刀直入な言い方になりますが、例えばドッグフードは除外できます。私たちはドッグフードを食べないので。その他にも、犬との共通点がないものをたくさん除外できるできるでしょう。

そして、犬と共通するものをリストアップすることができます。例えば、人工的な電磁場による被爆ですね。

《インタビュアー》電車での、ある女性との体験談を別のインタビューで聞いたのですが、教えてください。あれはいい話でしたね。短い話ですが「最終的にその女性に警告した」という。なぜそうなったのか知りたいです。

《ヨハンセン教授》昨年3月、私はここストックホルムの通勤電車に乗っていたました。誰も私のことを知らないので、常に人々を教育し情報を提供する可能性のようなものを持ち込むんです。

例えば、2019年にアメリカに行ったとき、タクシーの運転手さんに長時間のレクチャーをしたところ、非常に興味を持たれて…。

《インタビュアー》どこの都市でしょう?

《ヨハンセン教授》…当時はフィラデルフィアにいました。非常に長い距離を移動し、最後には、彼は料金を受け取りませんでした。というのも、レクチャーがとても面白く重要だと思ったからです。

で、通勤電車に戻りますが、私は電車に乗り、60代のとても上品な女性の隣に座りました。私は身を乗り出して彼女にこう言ったんです。「あなたはスマートフォンを手に持っていますね。スイスのジュネーブにある世界保健機関(WHO)が、携帯電話から出る放射線を発ガン分類しているのをご存知ですか?」

その女性は弾け飛び、とても怒り出しました。ええ、かんかんでしたよ。私に怒りの言葉を浴びせました。「あなたは人気スポットに行けばいいし、自分の仕事に専念すればいい、何も分かってないじゃない、お黙りなさい!」

でもかまわず言ったんです。「まぁ待って。スマホを持ってますよね。Google機能を使って、「WHO」「脳腫瘍」で検索してみて下さい。」

彼女はそうして、それから1、2分ほど黙ってしまいました。女性はゆっくりと私を見上げ、言いました。「ここに全部書いてある! あなたは完全に正しい。なんてこと、全部書いてある。読んだわ。ああ、また腹が立ってきた。あなたにじゃないのよ、自分の国の国会や政府、保健所に対して怒りでいっぱいよ。なんで知らせてくれなかったわけ? ご覧の通り、私は母であり祖母なんです。先週、12歳の孫娘に新しい携帯電話をプレゼントしたばかりなのよ」

《インタビュアー》おっしゃる通り。

《ヨハンセン教授》そして今、読んだわけです。その時には私は列車を降りなければならなかったので、彼女の物語がその後、どのように進行していったのかはわかりません。

しかし、私は、人々の脳の油に精神的な種を入れて、彼らがやっていることから引き離す必要があると感じています。そうしなければ人々は、ネットサーフィンや何かを始めてしまうのです。

《インタビュアー》そうですね。ちょっとした街頭伝導というわけですね。その話を初めて聞いた時、あなたがストックホルムで公共交通機関に乗った際に、ご主人と一緒の女性がいて、ベビーベッドを探していたというのを思い出していましたよ。あれを覚えていますか?

数年前、夫婦はベビーベッドを検索していた。彼女は夫に「心配しないで。ここはスウェーデンだから、何の問題もないのよ」と言っていました。

《ヨハンセン教授》ああ、そうです。そのご夫婦はベビーアラームを一つ選ぼうと話していました。

夫が何か問いかけていたと思いますが、彼女はそれを遮って言いました。「ここはスウェーデンですもの。危険物が許されるはずはないでしょ。」

そこでまた私は説明を始めました。電磁場や信号について。そしてそれが小さな赤ちゃんにとってどんな意味があるのか。私が勧めたのはもちろん、ワイヤレス・ベビーモニターで監視するのではなく、赤ちゃんを自分のそばに置いておくことでした。

アメリカやスウェーデンやカナダのような民主主義国家で、どこでもいつも感じることなんですが、消費者として、市民として、有権者として、全てを自分で学ぶ必要はないと思っています。

お店に行ってグリーンピースの缶詰を買ったとします。その缶詰は私にとって安全であるべきです。添加物や着色料、化学物質など、背景となる情報を全て読み解く必要はありません。そのような状況でも、私はまさしく安全であるべきなのです。

ですから、私が思うに、例えば、ベビーモニターを買おうとしている人に、これを知らせず考え直すように忠告しないのは、なんというか、不名誉なことだと思うのです。

もちろん、製品は安全であることを売りにしています。つまり、安全かどうかは店頭で議論されることさえない。そこで働いている人たちでさえ、自分たちの製品を信じている。そして、「この製品は精子細胞、赤ちゃん、受粉者、バクテリア、植物細胞に影響を与えるのではないか?」などという心配は一切しないのです。様々のもの、愛犬などに影響するはずがない。

《インタビュアー》昆虫の個体数の減少は、社会における放射線の増加によるものですね。

《ヨハンセン教授》 私たちが行おうとしている科学の中で、私の主な焦点の1つがそれです。

そして、もし支援できるのであれば、私たちを支援したい人が利用できる「Link」という募金も用意しています。特に私のように退職している場合、資金を得るのは非常に難しいので、大きな支援を必要としていると言えますね。

まさに昆虫の個体数を、もう一度調査しようとしています。なぜなら、ミツバチなどの花粉媒介者は携帯電話の放射線や携帯電話装置を嫌うということが、すでに科学者によって証明されているからです。

昨年、アメリカから「マルハナバチが90%以上いなくなった」と報告されました。そして今年はカナダから「90%以上のミツバチがいなくなった」と報告されています。

しかし、ヨーロッパでは、もっと「低い」数値が報告されています。ヨーロッパでは、花粉媒介者の80%程度「しか」失われていません。

これは、大統領選挙やサッカーのワールドカップよりもはるかに大きなことです。というのも、花粉媒介者がいなくなると、食料品店はかなり空っぽになってしまうからです。ネット上でとても有名なアメリカのお店の写真があります。果物、ナッツ、野菜が並んだ素晴らしい棚だったのが、ミツバチやマルハナバチのような花粉媒介者に依存するものは全て取り除かれ、店内はほとんど空っぽになっています。

これが人々の恐怖を呼び起こさないのであれば、他に何の恐怖があるというのでしょう。

《インタビュアー》はい、まさにその通りです。

さて、視聴者の皆さんには下の番組説明を見ていただきたいと思います。教授の調査機関へのリンクが掲載されています。

《ヨハンセン教授》ありがとうございます。

《インタビュアー》ヨハンセン博士、お話できて本当によかったです。このインタビューはとても楽しく、Kla-tvにアップされるのが待ち遠しいです。 ありがとうございました。

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