コロナ集団精神病 - いかにして意志は壊されるか
odysee KlaTV-English 2022年07月13日より。
ハイライト:
自由な人々を全体主義体制の臣下にしてしまうには、どうしたらいいのでしょうか?
何世紀にもわたって権力者たちは、全体主義体制を導入したい時に、この不安障害を作り出し利用してきました。
かつては自由で独立した人々は、従順で服従する臣下になってしまった。
何世紀にもわたって権力者たちは、全体主義体制を導入したい時に、この不安障害を作り出し利用してきました。
対策に終わりはなく、ワクチン接種による免疫もなく、ワクチン済みでもマスク着用や似たような義務に終わりはありません。
字幕動画と英和対照表はこちら:
コロナ集団精神病 - いかにして意志は壊されるか
2020年春、世界中の人々がいわゆる「コロナ・パンデミック」を封じるための厳しい対策に驚かされました。
そうこうしているうちに、だんだん明らかになって来たことがあります。強力に推し進められた予防接種を含むこれらの対策が、期待された防御を殆ど保証するものではなかったのです。
2022年夏の今、コロナ対策の手綱は緩んでいるかもしれませんが、騙されてはいけません。
このゲームはまだ終わっていないのです。というのも、この段階は、偽りの希望を抱かせるだけであり、背後にいる権力者が目標に近づこうとする壮大な計画の一部なのです。
そのロジックをこれからご確認下さい。
スイスのエクスプレス・ツァイトゥング誌のライターたちは、かなり長い間、コロナの問題を批判的に検証してきました。
2021年10月発売の「集団精神病 - 狂気がニューノーマルとなる時」と題された第43号では、読者は次々と「アハ!体験」をすることになるでしょう。
この特別号は、私たちのドキュメンタリーの基礎でありソースであり、「この背後にいる人物は、どうやら自分たちが何をしているのかよくわかっている」ことを示すものです。
さて、本題に入りましょう。それでは、スタジオにいる私の同僚に話を聞いてみましょう。
ご紹介ありがとう。それでは、今回のテーマである「集団精神病」について見ていきましょう。
まず、用語について説明します。
「精神病」とは、現実との区別がつかなくなる重度の精神障害の総称です。このような症状が集団で発生することを「集団精神病」と呼びます。
何世紀にもわたって権力者たちは、全体主義体制を導入したい時に、この不安障害を作り出し利用してきました。なぜなら、妄想の呪縛の下でのみ、人々は自分の権利を喜んで手放すからです。
今日、そのために必要な恐怖は、何よりもメディアによって生み出されています。
しかし、未来の暴君はどのようにして人間の心を、自らの利益に反するような行動を取らせるように変えてしまうのでしょうか? その答えは、心理学が与えてくれます。
心理学は、「洗脳」「マインドコントロール」、そして最高度の「メンティサイド」(精神的集団虐殺)という言葉を生み出しました。
イワン・パブロフのメソッド。教化を成功させる秘訣
イヴァン・ペトロヴィッチ・パブロフは、教化を成功させるための鍵を教えてくれました。パブロフはロシアの医師であり生理学者で、犬の訓練実験を成功させ、犬や人間の思考や行動パターンが再プログラム可能であることを実証したのです。
実験に必要なのは、ベル、ドッグフード、犬そして時間だけでした。空腹な犬は、餌を見ると必ず口によだれがたまります。そこでパブロフは、犬に餌を与えるたびにベルを鳴らしました。何度も繰り返すうちに犬はすっかり条件づけられ、再プログラムされ、餌がなくても、ベルを鳴らすだけでよだれが出るようになったのです。
パブロフは、人間の心も同じように形成できると確信していました。彼は、人間は動物であり、多少は発達しているが、それでも基本的には刺激に条件付けされる動物であると考えたのです。
そして、この人間観は、当時のソ連の支配者たちのものでもありました。そのためパブロフは、ソビエト政権になってからも多くの支援を受け、人間に対する実験を続けることになったのです。
1919年ウラジーミル・レーニンはパブロフとの対話について、次のように言っています。
「私は、ロシアの大衆には、共産主義的な思考と反応のパターンを持ってもらいたい。人は矯正され、思い通りになるものだ。」
共産主義体制の究極の目標は、人間の本性を変えることでした。そして、パブロフの研究は、この目標を実現するための理論的裏付けとなるものだったのです。
パブロフの方法は、マルクス主義思想の中心である人間の再教育、再条件付けに合わせたものでした。通常、このような影響に対しては、明晰な心が盾となります。
しかし、意図的に引き起こされた疲労、体力の低下、心理的ストレスによって、実験の中で心が折れ、論理的思考が停止してしまったのです。
知的な人は教化される可能性がある - 単純な心の持ち主と同様に、訓練され得るとも言えるでしょう。
洗脳、精神的集団虐殺、虚偽の自白。
中世のイメージで洗脳や、そこから生み出される虚偽の自白を想像してはいけません。魔女狩りのように、苦しめられた被害者が肉体的な苦痛がなくなるように、全てを自白してしまうようなものではないのです。
それはむしろ、洗練された儀式といえるものです。組織的な教化、改心の強要、そして自己告発という、人の現実に対する基本的な態度や認識を破壊し、新しいものに置き換えることを目的としているものなのです。
オランダの医師で心理学者のヨースト・メアローは、心を殺すという意味の「メンティサイド(menticide)」という言葉を作りました。「明晰な心の殺害」とも言えます。
しかしながら、この古来からの精神に対する犯罪は、20世紀に入ってから効果的に体系化され、さらに洗練されたものになりました。
このような心理テロの被害者は、最終的に自分自身が信じた虚偽の自白をし、やってもいない犯罪を自白してしまいます。
この心理テロが収容所でどの程度使われたか、あるいは収容者に試されたかは、次のビデオで説明されています。
メアローはこの段階について次のように書いています。
「頑強な抵抗が突然、服従と肯定に変わるようなものである。この時点から、精神分析的に言えば、超自我がその人の良心に寄生し、新しい主人の声を語るようになる。」
この突然の屈服は、無意識のうちに行われる純粋に感情的なプロセスであり、犯罪被害者が加害者にある種の同情を抱いてしまう、いわゆる「ストックホルム症候群」の引き金になることもあります。
しかし、人間の心に対するこの犯罪はここで終わりません。
しかし、決して全員がシュワブルのような心の回復力を持っていたわけではありません。中国の捕虜になった米兵の約3分の1は、確信犯的な共産主義者になったのです。
社会全体を洗脳する。
異質な思想を個人に体系的に植え付けることが可能なように、同じことを大きな集団で行うことも可能です。
というのは、社会は、懐疑、不安、恐怖に導くことによって操作できる個人で構成されているからです。
1969年、チェコの心理学者イヴォ・プラナヴァ(1934年生まれ)は、『ディー・ツァイト』紙に寄せた記事の中で、このようなことを述べています - 「個人と集団を体系的に脱人格化する様々な方法」
プラナヴァによれば、全体主義体制下の広範な人々は、起こっていることに対して無関心に陥っているといいます。
このような無関心な人は、意識的な意思決定ができなくなっているか、あるいは、日々の糧を得る以上の目標に向かって努力することもできなくなっているのです。
このような無関心は、前述のように突然の精神破綻によって起こることもあれば、自己犠牲のプロセスを経てゆっくりと起こることもあります。
プラナヴァによれば、このだんだんと長期的に心をすり減らす方法は、より効果的で持続可能であるといいます。特に、周囲に同じように操作されている人がいる場合はなおさらです。
この変種でまさしく重要なのは、例えば自己非難などの罪悪感コンプレックスと、希望を弄ぶことです。
反乱を起こさないように人々を無関心でいさせるためには、何度も何度も何かを期待させ、そしてそれが実現しないことを体験させるのです。この点で現在の「コロナ」政策との比較が実に目を引きますね。
ここでも「大衆があれこれやりさえすれば救われる」という約束で、政府は計画的に動いているのです。
個人の再教育の場合は、外部との接触が禁止される一方、大きな集団の場合では、コミュニケーションがコントロールされます。
今日私たちは、横一列に並ぶメディアを通じて、これを体験しているのです。絶え間ないプロパガンダは、二つの正反対の効果をもたらします。
ある集団は無気力に、例えば、無関心になります。もう一方の小さな集団は、プロパガンダの背後にある真実を探ろうとする、反抗的な反応を示します。
これらは、以前は平和だった社会を深く分断するための理想的な条件であり、まさに今再び起きていることなのです。
「強制の図」とコロナ対策。
米空軍の社会科学者アルバート・D・バイダーマンは、いわゆる「強制の図」の中で、アメリカ人捕虜が組織的に再教育された、中国や朝鮮の拷問方法について述べています。
バイダーマンによれば、その3大要素は「依存」「弱さ」「恐怖」であるといいます、
8種類の技法が密接に連携した「弱者拷問法」は、精神的に自立している人々を、全体主義体制が必要とする従順な臣下に変えてしまいます。
この8つの原則を詳しく見て、現在のコロナ対策と比較してみましょう。
これは、コロナ「事件」の無数のメディア洪水を思い起こさせないでしょうか?
そしてもちろん、反対意見を全て検閲し、一般から遠ざけようとする努力も強まっています。反対意見を述べた専門家がどれほど高い地位と尊敬を集めていたとしても。
コロナとの類似点ですが、1年半のプロパガンダの連射の
後、多くの人がすでに降伏し、政府のシナリオを心に刻み込んでいます。
人々はただ疲れている。というより、そういうものだと理解さえしています。彼らは既に、イヴォ・プラナヴァが報告した無気力状態に至っているのです。
「コロナ・ウイルスに感染している」という人為的に作り出したパニックだけが、政策の措置を受け入れさせたのです。
子供たちは「おじいちゃんおばあちゃんの家に行って抱きしめたりしたら、彼らを危険にさらす」と信じ込まされました。
実際には、コロナの死亡率は通常の季節性インフルエンザ並ということは、2020年の春に既に明らかになっていました。
それでも、戦争のような報道は変わらずに続けられたのです。ドイツ内務省の内部戦略文書によると、このような恐怖を意図的に作り出し、コントロールしていたことが明らかになっています。
これも聞き覚えがありますよね? ロックダウンはイエス、ロックダウンはノー、このルール、あのルール。
そして、展望の安堵感。あと数週間もすれば良くなる。もうすぐ平常に戻れるかもしれないという希望が何度も何度も湧いて来ます。それも心理作戦の一つなのです。
コロナとの類似点。
デモ隊に対する警察の暴力は、政府権力の物理的優位性を示しています。国連の拷問に関する特別報告者であるニルス・メルツァーが実に、こう警告しているのです。
「世界中で、警察の残虐行為がエスカレートし、社会的信頼、社会的平和、結束、民主主義を破壊している。政府は自国民を敵として扱うことをやめなければならない。」
マスクだけでも屈辱的なのに、これらの検査は多くの人が非常に不快に感じるものです。中国では、入国する日本人に肛門スワブを実施するまでに至っています。
ワクチンを受けない人を侮辱したり、馬鹿にしたりすることは日常茶飯事です。
また、ソーセージやハンバーガーを提供して、ワクチン接種を誘引しようとする効果はどうでしょうか? これは、給餌のベルが鳴るとよだれをたらすパブロフの犬を彷彿とさせませんか?
いわゆるパンデミックが始まって以来、無意味な措置が日常的に行われています。例えば空港では、チェックイン時に最低限の距離を保たなければなりませんが、数分後の飛行機では同じ乗客が近くに座っていることがあります。
視聴者の皆さんは、他にもたくさんの例を思い浮かべることができるのではないでしょうか。
この背後にある戦略家たちの意図は単純です。私たちは何も考えず、何も疑わず、その代わりに服従を学ぶことになっているのです。独裁権力の典型的な特徴です。
ここまでの結論として、どう見ても、この「強制の図」の8つのポイント全てが、コロナで実現されています。
全体主義的国家権力はどのように導入されるのか?
問題は、自由と民主主義に慣れた国民に、どうすれば再び基本的権利を放棄させるか、ということです。
自由な人々を全体主義体制の臣下にしてしまうには、どうしたらいいのでしょうか? 残念ながら、これは歴史上何度も行われてきたことであり、今まさにこの試みが、再び世界中で行われているのです。
先ほど説明した、意図的に引き起こされた集団精神病が鍵です。
宗教学者のアーサー・ベルスルイスによれば、全体主義とは「中央集権的な国家権力と個人の人権の根絶が結びついた現代の現象」です。
社会は2つのグループに分かれます。ほとんど神のような地位にある支配者と、このいわゆる「エリート」の従属的な臣下となる大衆です。
支配者もまた誤りを犯しやすい人間であるため、どちらも人間の本性に反しており、国民を臣下にするとは、精神分裂病患者の反応に似た妄想によってのみ成功するのです。
最初のステップは常に恐怖を蒔くことであり、特に心理的な恐怖の波が効果的です。メアローはこのことについて次のように書いています。
「恐怖の波は、しばらく間をおいた後に、前の波よりもさらに強くその効果を発揮する。なぜなら、人々はまだ前の体験で苦しんでいるからだ。士気はますます低下し、新しいプロパガンダ・キャンペーンのたびに心理的影響は強くなり、既に弱体化している国民に届くようになる。」
同時に、プロパガンダは大衆の心を混乱させるのに役立ちます。「脅威」の源と「危機」の性質に関する誤った情報が組織的に広められるのです。
インターネット時代では、情報はアルゴリズムによって具体的に指示されたり、あるいは完全にブロックされたり、検閲されたりします。ユーザーが以前インターネットで何を見たかによって、似たような情報が再び提示されます。そのため、ターゲットグループが異なれば、現実のイメージはまったく異なるものになります。
そのために使われる手段が、ここにあります。
依存因子としてのテクノロジー、触媒としての孤立。
便利な道具としての嘘と混乱。
全体主義政権の犠牲者は、意図的に嘘をつくように教育されます。常に誤ったメッセージを聞き、それも意図的に方向を変え続けているため、論理的思考が混乱させられ、嘘に抵抗しなくなる人もいます。
その人は受動的になり、物語を全体として内面化するようになります。自由な精神は失われ、教化がその座を占めるのです。
言葉は、このようなプロパガンダの重要な構成要素です。言葉は本来の意味を失い、これはまた、心に対する正面攻撃にもなります。
人間は習慣の生き物である。
こうしてゆっくりと、少しずつ、しかし確実に、市民は病的なシステムに慣れていくのです。
遠くの国や歴史を振り返れば、全体主義的な構造を認識することは容易です。例えば、北朝鮮を見ると、西側諸国ではおそらく誰もが「なんという狂気のカルト集団だ!」と言うでしょう。
残念ながら、今のように自分自身がその渦中にいると、始まりはそう簡単には見抜けないものです。
私たちはまた、権威への服従と従順に慣れてきています。それは、私たちの国の暗い時代を思い起こさせるものではありませんか?
「正気」を経て、「狂気」に漂う。
ほとんどのイデオロギーは、合理的な、あるいは少なくとも合理的に聞こえるアイデアで信奉者を募集します。
たとえば、コロナ。
「グローバル化した世界で感染症が蔓延する」というのは、国民の一般的な考え方に合致します。そのため、健康保護対策は当初、ほとんどの人が支持していました。
しかし、洗脳が進むと、もはや論理は通用しなくなるのです。不条理なことに、その逆さえあるのです。原理主義的な宗教の例が示すように、矛盾はイデオロギーの力をさらに強固にします。
また、いわゆる「サンク・コスト」と呼ばれる現象も大きな役割を果たします。「サンク・コスト」とは、あるプロジェクトに既に多くの時間とエネルギー、そしておそらくは資金を投入してしまい、プロジェクトが間違いであったことを認識することが難しい、あるいはほとんど不可能であるということを意味します。
破られた約束には仕組みがある。
一旦当選した政治家が「昨日の私の戯言はどうでもいい」と思っているかのように行動することに、私たちはまだ驚いているのでしょうか?
破られた約束には仕組みがあります。一般的な政治も、コロナの場合もそうです。
対策に終わりはなく、ワクチン接種による免疫もなく、ワクチン済みでもマスク着用や似たような義務に終わりはありません。
それなのに国民の多くは、政府や、それどころかメディアにさえ信頼を置き、しがみつくのです。これは前述した「ストックホルム症候群」の一例であり、国民が世界的にイデオロギーに傾斜していることを表しています。
コロナ対策終了への不安。
「コロナ対策のない世界には戻りたくない」と思う人が出て来たことからも、プロパガンダが既に成功しているのがわかります。彼らは既にそのイデオロギーを内面化し、いわゆる「洞窟症候群」と呼ばれる正常な状態に対する恐怖を発症しているのです。
そして、そのような人々は、違う考えを持つ人、嘘に騙されない人、普通の生活に戻りたい人に圧力をかけていくのです。これこそ、全体主義になりつつある政権に必要なことです。
政府やメディアからの「上からの」圧力だけでなく、仲間からの「横からの」圧力もあるということです。
ここから先は、同僚の話に戻ります。
視聴者の皆さん、エクスプレス紙のこの分析を見ていると、矛盾に満ちた、あるいは全く不合理な法律や禁止事項の背後には、極めて周到に練られた不誠実な戦略があると思わざるを得ません。
明らかに、人類に対して高度な心理戦争が仕掛けられているのです。そう考えると、これらの施策は全て、その首謀者から見れば理に適ったものです。
この分析は恐ろしい。しかし、この不愉快で不快な問題を直視してこそ、適切な対策を講じることができるのです。
重要なのは、情報です。この番組を拡散して下さい。そうすれば、より多くの人が、今行われている洗脳プログラムを理解し、それに歯止めをかけることができるようになります。
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