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気候変動がマジでこわい
2020年。チェコ恒例の「バカ笑いせずにはいられない」花火の嵐で年を明けた。今年は10人のけが人が出たらしいけど・・・10人って少なすぎないか?と思ってしまったw
それはいいとして・・・
このプラハの光景。2020年1月1日、真冬に、私は手袋をせず、このビデオを撮った・・・そもそもそれが異常なんだ。
トップの写真は2012年冬の写真。毎日雪が降って止まらなかった。数分街を歩けば、この写真のように雪に覆われ、真っ白。肌という肌は、冷たい氷にさらされて切れているかのように痛い。帽子をかぶらないと耳が痛い、頭も痛い。そう、アイスクリーム食べた時のあのキーン!とする感じ・・・この年は9月末には持ってきた秋用コートではガタガタ震え始め、10月には日本で真冬に着ていたアンゴラのコートも全くの役立たずになった。
子供たちは普通にスキー用のズボンやコートを着さされていた。大人も、スキー用ブーツを履かないと、まともに歩けない(滑る!!)
ユニクロのヒートテックの上に薄いセーター、その上にまた冬用カーディガンかセーターを着て、コートを着て、その上にポンチョをかぶって外を歩いていた。それでも手がガチガチに凍ってしまう。
気温は軽くマイナス10度以下。マイナス15度も珍しくなかった。春近く、暖かくてマイナス2度。
街のど真ん中でソリで遊ぶのも普通。その頃はよくロシア人のおねーちゃんやおばちゃんが全身毛皮のコートを着ているのをよく見かけたが、
「この天気じゃ、そりゃ毛皮着たくなるわな」
と思ったもんだ。
私が移住する年の冬には、「雪が積もりすぎて屋根がつぶれた」ってニュースがあったとか。ウソか本当かわからないが、ありえると思った。プラハはチェコの1/10の人口が集う街。そこでこんだけ雪が降るなら、田舎なんて想像もできないとんでもない大雪だろう・・・
ちなみにこの頃会った人には、冷蔵庫ないって言う人が3,4人いた。夏もそれほど暑くない、日陰なら涼しいぐらい。冬は超寒いから冷蔵庫いらないんだそうだ。
17年大阪に住んでいた私には、厳しすぎる冬だったが、生まれ育った田舎の冬を思い出し、毎日ウキウキしていたものだ。
・・・が、
10年もたたないうちに、その雪景色は消え去ってしまった。
10年どころか、移住した翌年の2013年冬にはほとんど雪がなくなってしまった。
去年まで5年ほど履いていた、内側がモコモコのウィンターブーツに穴が開いてしまったので、今年は買わなきゃいけないかなぁ・・・と思っていたが、結局1月の今まで秋用の革靴で普通に歩いている。
ちなみにoff course夏は猛暑。気温25度を上回ることが少ないと言われていたプラハで、毎日30度以上。去年は35度超えの週が数回・・・冷房のないオフィスで頭がぼーーーっとして何もできなかった。(ちなみに冷房のない家がほとんど)
あまりの変化に、正直ビビってしまう。
たった7年で、こんな短い期間に、こんなに極端に気候って変わっていいのか?ほんとにこれ、普通?
放っておいていいの?
ホンマに大丈夫なんか?
何ができるんやろ?
近所で子供つれて歩いてる人おるけど、その子が小学校に行くころには、雪なんか降らなくなるやろ。どんな世界になるんや・・・
超怖い。
怖くない人は、どうして怖くないのか教えて欲しい。
私には子供がいなが、甥っ子と姪っ子がいる。みんな10歳以下。
彼らが18歳になるころには、どんな世界になるんやろか・・・
私は本気で怖い。
Bill Gatesはbillion dollarsを気候変動に対する技術に投資している。一般消費者の私にできることは少ないかもしれない。でも消費者=みんなが行動すれば、社会は変わると思っている。
とりあえず、大量生産大量消費経済は終わりにせなあかん。H&M、ZARA、NewYorker・・・とかのFast fashionはヤバい。
Fast fashionのドキュメンタリーはこちら:https://youtu.be/elU32XNj8PM
おかんと買いものに行った時、「あんたと買いものに行くとおもしろくないわぁー。いらん、いらん言うんやもん。」と言われた。何でも買ってあげるでー、と言ってくれるのはありがたいんだけど、いらないものはいらないから、そのお金、他に使ってちょ、おかん。例えば、甥っ子の塾のお金とか。
とにかく、なんでもいいから、できることから、始めないと。
明らかにヤバいぐらい、季節の景色が変わっている・・・
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