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突撃訪問はドッキドキ‼⑦

Kさんは辛い難病を10年近く患ってる、
私の母世代の女性で年齢は離れてるが
ココロの距離がメチャ近い人。

横浜時代、青色の有名な進学塾で講師を
してる時、彼女は私の3つ目の移動した教室で
事務を担当してる女性で、私の横に席があり
お話しする内に、何だか自然と仲良くなった。

彼女にYOGAを紹介してもらい、本を読んで
家でこっそり運動や、YOGAの哲学の勉強を
一人で始めたきっかけを作ってくれた、
メチャ大事な親友。

YOGA

横浜で塾を辞めて独立した後も、私の施術を
受けてくれたり、ランチをしたり、彼女宅で
お食事をご馳走してもらったり、健康や食事、
YOGAなどメンタルの学びなど共通項が多く、
交友をどんどん深めた仲なのだ。

アメリカ移住前、ご主人の早期リタイアで、
Kさんの姉妹や母が住む旭川に引っ越しして、
移住した後で、DAVIDとの出会いを話しに
訪れた時、難病を告白してくれた。

治癒が難しく、進行性の病なので、どんどん
症状が悪くなるのを抑える薬を飲むしかなく、
西洋医学の薬を避けたいKさんだが、進行を
極力遅らせるのに、飲まざるを得なかった。

進行性の難病

ご主人は社交的に旭川暮らし、畑などをしつつ
Kさんのケアをして家事を、こなしていたと
思っていた私は、たまにお手紙を書いた。

そのご主人が半年前に急に稀少性ガンになり、
手術後半年で急遽されたと、Aさんからの
情報でもうビックリ(゚д゚)!!!!

不自由なカラダで今は、Kさんは一人暮らしで、
どんな心細く不安・恐怖を感じて暮らしてるか
とアレコレ思いを巡らした。

アリゾナで暮らす私は、旭川で離れてる彼女を
思うと、ココロがギュッと締めつけられ、
会いたい気持ちと、遠く離れて何もできない
もどかしさで涙した。

心配で涙する

「今はどうしてるか?」まずはKさんの住所へ
タクシーを飛ばした。

公共バスがそこまで通っていない郊外なので、
メーターは6000円超えだが、関係ない!

ピンポンしたら、反応ナシ…。
カラダの動きがゆっくりかもしれないので、
雪の中、しばし待つ。

旭川市街

留守かと思い、タクシーに戻ろうとした私は
「アメリカの携帯は通話できないSIMカード」と
事情を話すと、親切なタクシーの運転手さんが
「私の携帯をどうぞ使って!」と言ってくれ、
感謝感激!!!

「見ず知らずの電話番号だから、お相手の方は
出ないかもしれないけど…。」と言われたが、
とりあえずKさんの電話番号を押した。

プルプルッ、プルプルッ…。。。

「Kさん、どうかどうか出て下さいっ!!!!」と
知らない電話にKさんが出る様に、強く強く
念じながら、DAVIDも私もただ応答を待った。

雪を投げる

⑧につづく…

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