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2章⑥負けず嫌いの努力

小・中学生時代は、勉強もスポーツもどちらも
結果を出したくて、とにかく頑張って努力し続けた。

3姉妹に教育費や時間を掛けてくれた
教育熱心な母の期待に応えるのも、子供としては
歓びだったが、やればやっただけ勉強も運動も
結果が自分に還るのがゲーム感覚で嬉しかった。

祖父が「学校で1番を取れば1万円上げる!」と私に
ご褒美制を導入してくれ、おこずかいの少ない
私にはヤル気UPに繋がり、何度か頂けた。

何度か1万円をゲットした時、驚いていた
祖父は「1番は無理だろう」と冗談半分で、
勉強のできる私の、ヤル気を上げたくて
軽い気持ちで言ったのかもしれない。

高校受験は、県内一の偏差値の高い高校に
無事合格出来た。

高校合格発表

品行方正でご近所に迷惑をかけない様に
母の期待通り、「真面目でイイ子」で居続けた。

それが私自身だと、当時は思っていた。
父母の望む自分でありたいと何事にも懸命に努力し、
頑張って望む結果に繋げられる自分も好きだった。

はずなのに…本心では、イイ子の私と同時に
ダークな闇の部分を持つ私自身も否定できず、
「表裏のない、本音の私で生きたい!」
「誰か、本当の自分を理解してほしい!」と
悶々とした思いを密かに抱えていた。

悶々とした思い

三姉妹兄弟の中で中間子にありがちな、
特徴的な性格だろう。

長子は父母にとって、最初の子だから
両親の愛情をフルに受けて育つ。
そして、やや慎重気味で真面目な性格。

末っ子は、いつも小さくて未熟さから
幼い可愛さから誰からも愛され、
素直に甘える事が当たり前に身につく。

そんな2人に挟まれる中間子の私は、
あまり父母から特別注目されないので
割と自由奔放に、いい意味で「放っておかれる」。

三姉妹

だから、上下の姉と妹等、周りをまずよく見て
怒られない様に、叱られない様に慎重になり
行動する癖が自然に形成される。

小・中学校は家から歩いて20分位のご近所で
ご近所さんとグループを作り、毎日歩いて
登校するシステムだった。

でもこれから通う高校は、
自宅から自転車で片道30分かけて通う
静岡市街の中心地。

高校生活は「自分って、何だろう?」と、
”自分探し”の模索がスタートした、大人に繋がる
自我形成のプロセスの始まりだった。


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