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「朝型」「夜型」の英語表現

朝型に戻りたい


コロナ禍で唯一「良いこと」があったとしたら、朝型生活を送れていたことかもしれません。ステイホームの生活では、友達と会ってご飯を食べていたら、ついお喋りに興じて夜更かししてしまうようなこともなく、早寝早起きの健康的な生活でした。
今は自由な生活が戻ってきたのは本当にありがたいのですが、だんだんと生活サイクルが夜型になってきてしまっているのが最近の悩みです。

「朝型」「夜型」は鳥で表現する?🐔🦉

ところで、「朝型」「夜型」は英語ではどんな表現になるのでしょう。
Morning person"(朝型)、"Night person"(夜型)と、かなりストレートな表現を使うことも多く、これなら会話の中に出てきても直ぐに意味が分かりそうです。

そして、メタファーを使って、"Early bird "や"Night owl"なんていう言い方をすることもあります。

"Early bird"は直訳すると「早い鳥」。朝早くに鳥がさえずっているイメージから「早起き」という意味が浮かびます。この表現は、"The early bird gets the worm"(早起きの鳥は虫を得られる=早起きは三文の得)ということわざから"early bird"の部分だけが使われるようになったという説もあり、”early bird"は「朝」に限らず、「早い」という意味で使われることもあります。例えば、ネットショッピングのサイトなどで、"early bird special" という表現を見ることがありますが、これは「早割」のこと。早く購入する人に対して特別割引をするような際に使われる表現です。

一方の"Night owl"は直訳すると「夜のフクロウ」です。
夜になると爛々と目を輝かせているフクロウのイメージから、「夜型」や「夜に強い人」を示す表現であることも納得です。

「朝型」「夜型」、どちらも鳥が出てくるのが面白いですね🦉🐔

「寝ずに頑張る」の英語表現

朝型、夜型とは少し違うけれど、"burning the midnight oil”という表現も、よく聞きます。これは直訳すると「真夜中の油を燃やす」となりますが、場面を想像すると意味がわかるかもしれません。

「真夜中に油を燃やす」というのは「灯りを灯す」ことです。つまり、夜になっても寝ていないということ。

ただし、"Burning the midnight oil"という表現は、夜更かしして飲み歩いているような場合ではなく、仕事や勉強のために夜も寝ないでいる、「何かを頑張っている」というニュアンスで使われます。そして、「朝型」や「夜型」というその人の体質やもともとの特徴というよりは、「夜も寝ずに頑張る」という「現在の状態」を表現するときに使われることが多いです。

コロナ禍が収束して忙しい生活が戻ってきている今日この頃ですが、頑張らなくてはならないときも"burning the midnight oil"ではなく、"early bird"として、なるべく朝型生活で過ごしたいものです。

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