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【初対面の英語】定型文がそのまま使えないときのフレーズ

「はじめまして」のシチュエーション

いよいよ春らしくなってきました。

4月から新生活がスタートする方もいらっしゃるのではないでしょうか。会社に勤めたり、新しい部署に配属されたら、なるべく早くチームメンバーと打ち解けたいものですよね。

新年度は、これから一緒に働く人たちに自己紹介をしたり、相手のことを理解するための会話をする機会も沢山ありそうです。

英語教材などに「初対面での英会話」というテーマで定型の言い方が紹介されているのを見かけますが、定型からちょっと外れたところで「ん?この場合ってなんて言ったら良いんだっけ?」と戸惑ってしまったという経験はありませんか?(私はあります💦)

今日は、私が自分の経験を振り返って、「はじめまして」という場面で「知っていたら便利だったな」と思う英語フレーズをご紹介します。

出身地と住んでいるところ

様々な国籍の人が集まる場で自己紹介の定番フレーズが「I am from 〇〇」と出身地を伝える言葉です。「Hi my name is Keiko Tanaka. I am from Japan」(田中慶子です。日本からきました)というような形でよく聞きますね。

ただ、出身地とは違うところに住んでいる場合はなんと言ったら良いのでしょう?そんな時には、「 I am based in New York」(ニューヨークに拠点を置いています)などと、いま住んでいる場所を「I am based〜」という言葉で表現します。「I am originally from Japan」(もともとは日本出身です)と出身地を伝えてあげるとより分かりやすいかもしれません。

昨今はオンラインで話す機会も多く、出身地や住んでいる場所のみならず、リモートワークなどで、たまたま普段住んでいる場所とは別のところにいるというケースも少なくありません。そんな時には「Right now, I happen to be in 〇〇」(今はたまたま〇〇にいます)と言ったりします。

“Right now,”と前置きすることで、「今」ということを強調した上で、「たまたま、そこにいる」というニュアンスを”happen”で示す表現ですね。出張先からリモートで会議に参加する場合なども「I happen to be in 〇〇 for business trip」(出張でたまたま〇〇にいます)という形で使えそうですね。


君の名は?

新しい部署やチームでは、早く相手の名前を覚えて会話の中で使うと親しみが湧きそうす。コミュニケーションの上級者を観察していると、会話の中で相手の名前を呼ぶことが多いの気づきます。距離を縮めるためのちょっとしたテクニックですね。

ただ、名前を呼びたくても発音などが分からないと戸惑ってしまいます。特に外国人の名前は呼び方や発音が難しい場合も多く、「間違えたら申し訳ないな」などと思うとなかなか名前を言えません。

そんな時には、「I am sorry if I pronounce your name wrong」(発音が間違っていたらごめんなさい)と、前置きしてから相手の名前を言ってみましょう

私も先日参加した講座で、Leilaというハワイ出身の女性に出会ったのですが、彼女の名前が「リーラ」なのか、「レイラ」なのか読み方がわからずにいました。

思い切って、「I am sorry if I pronounce your name wrong…Leila?」と当てずっぽうで言ってみたら、「リーラよ。よく間違われるの」と優しく教えてくれました。そして、「あなたの名前はケイコでいいのよね。ハワイには日系人も多いので私は日本の名前には馴染みがあるの」と話が展開して一気に近しくなった気がしました。

名前は間違えるととても失礼なので、なるべく早い段階で「間違っていないかしら?」と気遣いながら「名前を覚えることも含めて、早く仲良くなりたい」という姿勢を示すと、そこから会話が広がったり仲良くなるきっかけにもなるかもしれません。

新年度の新しい仲間との出会いで素敵なスタートが切れると良いですね!

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