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言いにくいことを切り出すときの英語表現

言われた方は身構える言葉

ちょっと言いにくいけれど、言わずにはいられないことってありますよね。
そんな時には「Can I say something ?」と切り出します。
「ちょっと言っていい?」という感じでモノ申したいときに使う表現なので、「Can I say something?」と言われた側は、「何を言われるのだろう?」と身構えながら「どうぞ」と答える感じです。

言いにくいことを切り出すときの表現としては、比較的カジュアルなので友達との会話などで使うことが多いです。

もう少し改まったビジネスなどの場面では、「Can we talk?」という言い方が使われます。”Say”というのが、一方的に言葉を放つニュアンスであるのに対し、”talk”は「会話」という双方向の印象となる言葉です。なので、"talk"を使うと、「ちょっと言わせてよ!!!」とモノ申すというよりは、冷静に「話し合いがしたい」という感じになります。

ただし、「Can we talk?」という表現も、何か話したいことや話しておかなくてはならないことがあることを感じさせるので、やはり言われた側は「何を言われるんだろう」と身構えたりもします。

更に身構える表現としては、「We need to talk」があります。「Can we talk?」が(少なくとも形式上は)疑問形であるのに対し、”need”(必要)という言葉を使っているので、「話さねばならないことがある」というシリアスな雰囲気が漂ってきます。

よくドラマなどで見るのが、カップルの女性が「We need to talk」と男性に言う場面。大体このセリフの後は、男性が怒られたり文句を言われたりるすることが多いです。あとは別れ話を切り出すときなどにも「We need to talk」は使われます。お互い「もうダメだな」と感じているけれど、ズルズルとしていないで、この先どうするか一度ちゃんと話し合おうかみたいな場面ですね。

ニュアンスを掴んで使い分けましょう!


言いにくいことを切り出すときの表現で今日ご紹介したものは、レベルの差はあれど、どれも言われた側は「何を言われるのかな〜」と身構えるフレーズです。

大雑把ですが整理すると、以下のような感じになります。
1. カジュアルな場で相手に何か言いたい場合→「Can I say something?」
2. 話し合いたい→「Can we talk?」
3. シリアスな話→「We need to talk」

気をつけながら場面によって使い分けてください。特に「We need to talk」は、結構インパクトが強いというか、シリアス感が漂うので、使うときは注意しましょう〜(笑)。

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