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会議で発言したいときの英語表現

最初のひとことが一番ハードルが高い

会議の場で発言するのは意外に勇気がいるものです。特に英語となると言いたいことがあっても結局ひとことも発することなく終わってしまった、、、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

第一声を発することが出来れば、そのあとは楽になったりするのですが、他の人が話していると発言のタイミングを見つけるのも簡単ではないこともあります。そんなときに使えそうな英語表現を今日はお伝えします。

相手に共感しながら話す表現

誰かが言ったことに「そうそう!」と同意できたらチャンスです。そこに乗っかる形で"Related to that〜"(それに関連して・・・)と切り出してみると話しやすいかもしれません。

 “relate”は「関係する」という意味の単語ですが、"related to that〜"と言えば、共感を示しながら関連した話をする流れで意見を述べられるので発言しやすいかと思います。

"related to that〜”に似ている表現で、"to build on that〜"も使えます。「つくる」「建てる」という意味の"build"に"on"がついて、「補足するなら」「その意味では・・・」と、先に発言した人の話に情報や意見をつけ足す形の表現です。

あれ、何をするんだっけ?・・・というときは。

会議などで、少人数のグループに分かれてディスカッションをする場に遭遇することがありますよね。いつもボンヤリしている私は、その前の説明を聞いておらず「さあ、お話ししてください」と言われてから「え?何するの?」と慌てることも・・。

そんなときには、"What are we supposed to do?"と申し訳なさそうに聞いてみることにしています💦

”Supposed to〜”は「〜することになっている」という意味の慣用句で、誰かや何かによって予め決められていることを示す表現です。


会議の少人数グループの例で言えば、「〇〇について話し合ってください」と指示が出ている、つまり「〇〇について話し合う」ということが決められていて、皆がそれを行うことが期待される状態です。

でもウッカリ聞いていなかった私は「何をすることになっているのか」がわかってないので「what are we supposed to do?」(何をすることになっているんだっけ?)と誰かに聞く羽目になるわけですね。

時間がなくなってきたとき

そろそろ会議も終わりというタイミングで出てくる表現で、私が面白いなと思うものがあります。


"I will finish unless you have a burning question."

この中の、“burning question”(燃える質問?)って何でしょう?

"burning"というのは「火がついている状態」です。そこから、「緊急事態」「急を要する」ということを表し、"burning questionは「どうしても今聞いておかなければならない質問」という意味です。


"I will finish unless you have a burning question." というのは「どうしても今聞いておかなければならない質問がなければ終わりにします。」ということですね。

"burning"という表現から、お尻に火がついているような状況を連想してしまい、聞くたびに面白いと感じます。

今日は会議で発言するための英語表現についてお伝えしていますが、シンプルに"May I ?"というのもアリです。「〜してもよろしい」という意味の"may"を疑問形で使うことで、「ちょっといいですか?」というような言い方になります。"May I ?"は会議での発言に限らず、許可を求めるときに使える表現なので覚えておくと便利かもしれません。

あとは、とにかく「どうぞ(発言してください)」という空気を作ってしまえば良いので、手をあげたり、発言したそうな顔をするというのもレパートリーに入れておいても良いかもしれませんね。

会議で発言するのも英語だと緊張してしまうという声はよく聞きます。
緊張を緩和するには慣れるのが一番です。

そのためにも、発言のきっかけをつくるための表現を駆使して場数を踏みましょう!

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