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まいにちがにちようび

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日々思いついたことやハテナに思ったことを、なんとなくエッセイに。
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#アート

まいにちがにちようび

もしもがもしもではなくなったら、ということをよく考える。 もしも「まいにちがにちようび」だったら何をしようか。 考えてはみたものの、散歩をしたり、近所の喫茶店に行ったり、絵を描いたり、ラジオを聴いたり、意外といつも通りのことしか思いつかない。 日曜日とはそんなものなのかもしれない。 お休みの日はよく喫茶店にいく。 先日は、西荻窪の喫茶店「それいゆ」でナポリタンを食べ、珈琲とついでにケーキも食べた。雰囲気も最高、珈琲も一流。その上、軽食も絶品でケーキまで食べられるときた。

2度目の人生はゴミ箱だった

前回の記事で、私の通っていた地元香川県の小さな絵画教室(研究所)「アトリエ孤路庵研究所」での出来事を記述した。 今回も、引き続きアトリエの話をひとつ。 S先生は物を捨てられない症候群なのだが、捨てられないどころかさまざまな物を拾ってくる。拾ってきては、棚の上や石膏像の周りにオブジェとして展示し、ゆくゆくはデッサン、着彩のモチーフとなる。年々増え続ける謎のオブジェ(モチーフ)により、1週間前に描いていたデッサンの続きを描くためには、自分のモチーフを発掘するところから始めなけ