シナモンロール探訪
わたしはシナモンロールが大好きだ。
「全国のおいしいシナモンロールを食べる!」というちょっとした夢もある。
シナモンロールの何が好きかというと、たぶんシナモンのあの香りが好きなのだと思う。
独特なスパイスを感じさせる香り。
あの香りが好きなのだ。
シナモンロールは、クルクルとロールされた形のタイプともうひとつ違う形のタイプのものがある。(わたし調べ)
もうひとつ違うタイプというのは、「かもめ食堂」に出てくるシナモンロールだ。北欧風とでもいうのだろうか。(文字で説明するのが難しい)
私はその「かもめ食堂」に出てくるタイプのシナモンロールをずっと食べたかった。でも、なかなかお目にかかることがなく、食べる機会がなかったのだ。
あるときネットで調べていたら、あの「かもめ食堂」に出てきそうなシナモンロールを売っているお店を見つけた。
電車を乗り継いで行かなければならない場所だけど、「これはぜひとも行かなくては!」そう、決意し今日、やっと行くことができた。
お昼を過ぎると混んでくるだろうと思い、オープンしてすぐの時間帯を狙って行く。私が着いたときにはまだ、お客さんは1人だった。
そのお店はこじまんりとしたカフェだ。女性の店主がお一人でやっているよう。
お目当てのシナモンロールはちょうど焼けたところのようで、店内はシナモンのいい香りが漂っていた。
私はシナモンロールとアイスコーヒーを注文。
しばらく待っていると店主がシナモンロールとアイスコーヒーを持ってきてくれた。
美味しそうだぁ。
さっそくいただいてみようとシナモンロールを手に持つと、まだ、ほんのり温かい。
ひとくち食べてみる。
外側の生地はサクッと軽い食感、中はしっとりとしている。
「おいしいぃぃぃ。」
感動である。
上に乗ってる白いかたまりは砂糖で、それがまたカリッといい食感を出している。
ゆっくり、ゆっくり。
ひと口ずつ味わって食べる。
静かな店内でゆっくりと念願の「かもめ食堂タイプ」のシナモンロールを味わえてとっても満足した。
実はもうひとつ夢があって、それは、「かもめ食堂タイプ」のシナモンロールを作ることなのだが…
今日、実際に食べてみて大満足したので自分で作るのは「もう、いいかな。」ってなっている。
「作ってみたい!」という気持ちがまた、ムクムクと湧き上がったら作るかもしれない。そうしたら、また、記録して残したいと思う。
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