お弁当の話
最近、自分のお昼ごはんにお弁当を作っている。
うちの夫がお弁当持参で仕事に行くので、お弁当作りは毎朝のこと。
「どうせ作るなら自分の分も作ってしまおう。」
そう思って自分のお弁当も作るようになった。
「作る」というほどのものでもなく、常備菜や前日のうちから用意したおかずを「詰める」だけ。
非常に簡単なお弁当だ。
それでもあの小さな箱にごはんやおかずが詰まっているだけでなんだかおいしく感じてしまう。中身は知っているはずなのにお弁当のふたを開ける瞬間はワクワクするのも不思議だ。
いつものお昼が特別なものに感じられて、食べた後はほっこりした気分になる。
お弁当の効果はそれだけではない。
午前中に一通り家事を終えて、さあ、お昼の時間だとなったとき、自分のためのお昼ごはんに手間をかけて作るのが正直、めんどうだ。
だから、インスタントのものに頼りがちになってしまうこともしばしば。
でも、お弁当を用意しておけばすぐに食べられるし、インスタントのものよりは栄養がある(はず)。何より、心に余裕がある。
「お弁当って、良いことづくめだ!」
と、改めてお弁当が好きになったのだ。
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