Hackathon EventはWeb3.0の採用に有効か?

AkiverseでHRサポートをしているKeikoです。
現在、シンガポールにあるWeb3.0企業、Vict社のHR業務をサポートしています。今回は、同社の運営するAkiverse Projectの一貫で行っている企画「深読みシリーズ」の第1弾です!

深読みシリーズについて

WEB3.0プロジェクトをHR目線で深読みしていくことで、Akiverseでも活用できる施策やアイディア等、WEB3.0独特の気づきがあればそこを中心に見て改善をしていく事を目的にしています。今回のテーマは、
「Hackathon EventがWeb3.0の採用に有効か」
さっそく考えていきましょう!

ハッカソンってなんですか??

え、そこですか?と思われるかもしれませんが、超文系の私が、ハッカソンという言葉の意味をきちんと理解したのは、比較的最近です。ライフハックのハック(テクニックや実践を意味する)とマラソンを掛け合わせた造語がハッカソン、ハック出来るまで走り続けましょという事で、決められた時間カンヅメになって開発を続けるのがハッカソンなんです。

その目的といえば、4つ。
一つ目はもちろん新しい商品の開発。
二つ目は、イベントを通しての交流でコミュニティーの形成
三つ目、参加メンバーの人間関係向上やチームの結束を高めたり。お互いに学びあって技術の向上が見込める
最後、一般公開のイベントに関しては、知名度の向上や、企業の魅力に実際に触れてもらえる

などが挙げられます。
ハッカソンの説明に時間を取られましたが、今回は、ハッカソンはWEB3の採用に繋げられるのか、を考えてみました。

先に答えを言ってしまいます、できます!
断言してしまいました…ので、早速スタイルの違うハッカソンを例に取って、考えていきましょう。

リアル ハッカソン

規模はともあれ、ハッカソンを企画するとなると、かなりの準備が必要になります。会場の手配から、参加者の募集、モデレーター&チューターの手配、チーム分けなどなど。準備に手間は掛かりますが、リアル空間で参加して頂けるので、企業の雰囲気、カルチャーフィットもお互いに分かり易いですね。カジュアル面接とスキルテストも兼ねてしまうので、ここから一気にに二次面接やオファーもありですね。

オンライン ハッカソン

会場が無く、世界中どこからでも参加出来るオンラインハッカソン。
丁度開催されていた、
Gitcoin GA14 

プライズは数百ドルから2万ドルまでピンキリですが、スキル別に応募者のサーチが出来るセクションもあり、個人のGithubにそのまま飛べます。しかも、時給の目安も掲載されているので、こちらはかなり採用に使えそう。


Web3限定となると、候補はぐっと少なくなって、
Job Site、Remote3主催のこちら

ヨーロッパ色の強いイベントを集めたTaikai、

Devpost

などがありました。

ハッカソン インターン

リアルハッカソンの学生版ですが、イギリスでは学期内、各地大学主催のイベントが毎月あるようでした。ロンドンではマイクロソフトリアクター、JPモルガンはBGITと呼ばれるITで働く若い黒人女性向けにイベントを開催、いずれもオンラインでは無く、In Person(対面)のイベントばかりだったのが印象的でした。こちらもリアルハッカソンと同じく、直接採用に繋げられそうですね。

まとめと気付き

こうして調べてみると、色々な企業やコミュニティーが世界各地でハッカソンを開催している事が分かります。国境の無いWeb3の世界では、才能のあるエンジニア達が国を超えて切磋琢磨していると言えそうです。リアルイベントはともかく、オンラインイベントは優秀なエンジニアさんをピンポイントで効率良く探せそう。時間の限られた面接だけでなく、お互いに納得した上でのオファーは、リテンションも良いのでは、と考えています。

運用プロジェクトについて

我々の運営するAkiverseでは、一緒にプロジェクトを盛り上げてくれる仲間を探しています!気になる方は、Discord, TwitterでJob boardをチェックしてみて下さい。


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