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2番じゃだめなんです。

1年ほど前の話になりますが、理化学研究所と富士通が共同開発した、
スーパーコンピューター「富岳」が、
スパコンランキングで1位を獲得したとの報道がありました。

2011年11月の「京」以来8年半ぶりだそうです。
開発にかかわったわけでもないのに、何か誇らしく感じるのは私だけでしょうか。

富岳は富士山の別名です。
一位を狙う意気込みの現れですね。
(富岳と聞いて、帝国陸海軍の超大型戦略爆撃機「富嶽」を思い浮かべた方、さすがであります)

「京」の100倍の性能を目指すことから、
葛飾北斎の「富嶽百景」に引っかけているとも言われています。
(=富岳100京)

技術開発しながらも、こういうひねり感じが楽しいですね。

また、2位が米IBMなのですが、
爆撃機「富嶽」が成し遂げることが出来なかった米本土空襲を、
スパコン「富岳」に託した技術者がいたと考えるのは私だけでしょうか。
(あなただけです)

さて、トラック協会主催の講習会で聞いたお話です。

日本で一番高い山は? 答え 富士山(ニイタカヤマと答えた人はある意味正解)
では、二番目の山は?

日本で一番広い湖は? 答え 琵琶湖
では、二番目の湖は? ヒント:浜名湖ではありません。もちろん佐鳴湖でもありません。

日本で一番面積の大きい都道府県は? 答え 北海道
では、二番目の都道府県は?

なかなか2番目は名前が出てこないですね。
それだけ1番と2番の認知度の差は大きいのです。

経営でも、
1位は強者、2位以下は弱者であると、ランチェスター先生は言っています。

マージャンでも、
1位にならなければ儲かりません。
(くれぐれも賭け麻雀はいけないそうです)

2番じゃダメなんですよ、どこかの議員さん!

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