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それは何のために

「もう一歩、前に出れば勝てる」

会社事務所の男子トイレの前にこの言葉を貼ってあります。

元横綱北の湖著の本の表紙です。
本来の意味とは違う目的で使用させていただいております。

さて、日頃の運動不足を補うために、毎朝四股を踏んでおります。

四股にもちゃんとやり方があって、
ただ足を高く上げれば良いってものではありません。
(決して千代の富士が嫌いなわけではありません。)

しっかり腰を落として、体重を片足にのせて足を上げます。
いうなれば、片足のスクワットとでも申しましょうか。

したがって上げる方の足は、膝を伸ばさず曲げたままでも良いです。
(そのほうがかえってプロっぽいです。)

100回踏むのを日課としています。
最初はしっかり数を数えておりました。

しかしなんだかおっくうになって時間を計ってやることにしました。
だいたい5分で100回踏めます。

キッチンタイマーを5分にセットです。

さらに5分の曲を聴きながらやれば、タイマーなしでもばっちりなことに気づきました。

おススメは、
吉田拓郎の「唇をかみしめて」です。
武田鉄矢主演の映画「刑事物語」の主題歌です。

いいかげんな奴じゃけ~ほっといてくれんさ~い
あんたと一緒に~泣きとうはありません~
(広島弁)

これです。

テンポがばっちりで、時間も5分ちょっとなのです。
曲に合わせて腰をしっかり落として足を上げることが出来ます。
どうぞお試しください。

ところが、ユーチューブでシングル盤の曲でやってみたら、
なんだか調子がおかしいのです。

いままで聞いていたのは、
コンサートで歌っている曲、またはLPに収録されている曲でした。

間奏がやけに短いのですよ。
きっとシングルカットの際に曲の時間を調整したためと思われます。

そんな商業的な理由で曲を捻じ曲げるとは、
音楽プロデューサーの風上にも置けません。
(本当の理由は知りません。勝手に思っているだけです。
しかも四股が踏みづらいからプンプンしているだけです。)

ま、いろいろな大人の事情で、
こういうことってあるあるですが、
最初の目的や意思は何だったのかを忘れないようにしなければいけません。

ついでに、
ゴダイゴの「ガンダーラ」もそうです。

シングル盤の曲は、間奏のスピードが倍です。

間奏の際の、時が悠々と流れるような感じがまったくありません。
インドの方々に本当に申し訳ありません。
パール判事ごめんなさい。

つねに自分に問わなくてはいけません。
「それは何のために。」

四股を踏む話の目的は何だったのでしょうか?


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